まず今日用意した道具です
茶筅、茶碗と茶杓、それだけが正式な場でも使われる道具どす。
そのほかに、茶巾の代わりに布巾、建水の代わりにお鍋のガラ入れを用意しました。
とりあえず静止画像でどうぞ! 下の方に動画をご用意!
まずお湯を沸かしましょう

出来たら沸騰ポットよりはやかんでお湯を沸かしましょう!
ポイントはお湯が沸騰し始めたら、ヤカンの蓋を取ってさらに五分間沸騰させます。これだけでも水道水がかなり美味しぃなります。
水道水の場合、飲料用の炭と共にボトルに入れ、一晩冷蔵庫で寝かせるとずっと美味しぃなります。
茶碗をしっかり温め、そのあとしっかり水気をぬぐいましょう

沸騰したお湯を茶碗に注ぎます。50cc程度でよろしおす。
お茶碗を動かしてまんべんのう暖っためます。
暖ったまったら茶筅を入れ、乾いた茶筅を水気になじませます。そのあとお湯を捨て、布巾でしっかりと水気を拭き取ります。このとき水気が残ってると、「ダマ」が出来る要因になりまっさかいにご用心。これは一つのポイントどす!
茶杓でお茶を入れます
茶杓でお茶を茶碗に入れます。
基本はひと杓半ですけど、家庭で楽しむならお好みで二杓でも、三杓でもかましまへん。
茶碗にお茶を入れたら、茶杓でならします。塊があったらほぐしましょう!
お点前では茶杓の背中で押したりはしませんが、ダマを手っ取り早くつぶせます・・・
お湯を入れます
目安は三口程度で飲める量と思って下さい。
ただ、本来、薄茶は何口で飲まんとあかん!と言うきまりはありません。沢山飲みたければ多めに、少量がよければ少なめと、ご自身のお好みで加減しとぉくれやす。
自分が飲むお茶どっさかい、自分本位に楽しんでもろたらよろしおす。
さて、いよいよお茶を点てます
最初は茶筅の穂先のバネを使ってお茶をほぐすように、すぐに「一の字」を書くように茶筅を振ります。
決してくるくる回しまへん。お茶は混ぜるのと違て、あくまで「点てる」もんどす。
ここまでは、自由な感覚で書いてきましたけど、この点てる動作だけはしっかりと押さえとぉくれやす。
また、茶筅の振り方は、手首をきかせるのとは違て、肘から先の腕で点てる感覚でどうぞ。最初はちょっと腕がだるくなりますが、慣れれば手首で点てたお茶よりずっと味わいが深くなります。
よくテレビで「スナップをきかせて振る」などと言うてるのがおますけど、あれでは小手先の味になってしまいます。お茶は「腕=かいな」で点てるものと覚えとぉくれやす。
さて、泡立ちもよく点ってきたら、最後に穂先で表面の大きな泡を切ります。こうしてきめ細やかに(クリームのように)泡が点ったら真ん中から茶筅を抜いて一服のお茶の完成どす。
茶碗の中心が泡で少し盛り上がった感じがGOODです!

悪い例!
泡が非常に粗く雑
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よい例
きめの細かくクリーム状 |
またお茶の点て方には泡立ちを押さえる方法もおます。
同じお茶を使っても泡立てたときと、そうでないときでは味わいが異なりまっさかい、両方試してみはるのもおもしろいかも知れまへん。
ブロードバンドのお方はんは動画もどうぞ
言い訳、動画の所作がまだまだ固とぅおす・・・「気軽に!」感をもうちょっと出したかったんどすけど・・・皆さんは御自在にのびのびと!
なお、動画を見はるには下記のソフトが必要どす。
(無料版と有料版がありますのでご注意を!)
Windows Media Player シリーズ (downlevel-version) 日本語
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動画の読み込みに、Win MP の場合、ADSLやったら5〜7秒くらいかかるかな・・・
MPG1はもっとかかるようです・・・重くてすんまへん・・・
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