蒸し暑い熱帯夜、子供の頃、少しでも涼しく冷たいところを求めて、寝室の中をゴロゴロ「寝返り」というか「寝転がり」した経験をお持ちの方は多いと思います。
さて、あの寝苦しさの原因はどこにあるのでしょうか。気温でしょうか、湿度でしょうか。
その不快さの原因は、背中と敷寝具の間が蒸れることにあります。
背中と敷寝具が接している部分は、湿気の逃げ場所が少なくなります。だから、どうしても蒸れがちです。
この部分が蒸れてくると、無意識にでも寝返りをして背中を外気にさらそうとします。
寝返りが多くなると、どうしても眠りも浅くなりがちで、そのため、暑い季節には冬と同じ睡眠時間を取っているにもかかわらず、なんだか寝足りない、ということになりがちです。
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では、どうすればいいのでしょうか?
どうやら敷寝具にこだわることが「夏の快眠」への早道のようです。
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その1、
硬めの敷寝具を使用する。
そうすることで、少しでも背中と敷寝具の接触面積を減らせます。隙間の空気が流通しやすくなります。
その2、
化学繊維は避ける。
最近色々な機能をうたった化学繊維が出回っています。能書きがどうであろうと、特に夏は天然繊維に限ります。化繊の肌着を身に着けて気持ち良いという話は、あまり聞いたことがありません。
その3、
化学処理をしていない、ほんとの天然素材のものを使う。
じつは、最近の寝具は、天然素材100%をうたってあっても、繊維自身や生地に化学樹脂によるコーティングが多くなされています。このような物は、天然素材であっても、蒸れて暑く感じるものです。
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木綿の「せんべい布団」を押入れから出して使ってみてください。
理想を言えば、麻素材の敷寝具を使うことをお勧めします。日本の夏には、古来より「麻」が似合います。 |