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京都歳時記「春の木」のお菓子と器


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逃げる2月もあっという間にあと数日!
京都も北野の天神さんの梅苑公開や城南宮の
枝垂れ梅と椿祭が開催されていて、日に日に
春の気配が近づいて来ているのを感じます。

◇ ◆ ◇

そんな冬と春のあわいの季節にぴったり、
COMのブログ兼食いしん坊担当より
素敵な和菓子をご紹介(*≧∇≦*)
2月末までの期間限定、永楽屋さんの「椿餅」です!


椿餅の歴史は古く、平安貴族達の軽食の代わり
だったそうで、なんと『源氏物語』にも登場します。
今でいう所のおやつみたいな感じでしょうか?
そんな椿繋がり、ということで
江戸時代
朱塗椿皿に盛ってみました。
ゆったりとしたフォルム、落ち着いた朱色に
黒の縁がキリッと美しいお皿です。
椿の葉の青々とした緑が映えますね〜(=´▽`=)

木偏に春と書いて「椿」皿。
横から見た椿に似ているからだとも、
このお皿にたくあんを椿型に盛り付けたから
とも言われてますが、春に限らずお菓子に限らず
何にでも使える、雰囲気のある形です(^_-) ☆

◇ ◆ ◇

京都では各和菓子屋さんでその季節に合わせた
限定のお菓子があり、探し歩くのも楽しいところ。
季節に限定されるからこそ、毎年廻り来る季節を
より待ち遠しく思うのかもしれません。
次回COMブログでも京都の季節の和菓子を
ご紹介する予定ですので、お楽しみに!

またお気になるものがございましたら、
お問い合わせ」からお気軽にどうぞ!

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2018/02/26 19:23

文様シリーズ「春節の龍」


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節分や初午、バレンタインデー…

何かと行事ごとやイベントが多い2月は
「逃げる」とよく言われますが、月の日数が
短いだけではなく、こうした行事ごとが
多いこともあるのかもしれませんね(´▽`)

▲▽

さてこの2月の行事、といえばもう一つ
春節祭。いわゆる旧正月があります。
日本でも明治維新で太陽歴に切り替えるまでは
年越しは旧正月の日付で行っていたので
今時分がちょうどお正月だったんですね〜
中華街などをニュースで見るだけでも
何だかウキウキしてきます
(*^-^*)


そんな春節のシンボルはやはり龍。
龍というと何だかちょっと荒々しいような厳しい
ようなイメージが浮かびますが、今回は茶目っけ
たっぷりの龍アイテムのご紹介!


明治時代染付小花唐草に龍文蓋付き飯碗
右端に少し見えている如意頭文だけが印判で、
龍などは手描きという面白い飯碗です。
一点一点手で描いているため龍の表情もそれぞれ
違うのですが、口を大きく開けて空を悠々と
泳いでいる姿が愛嬌あります(*^◯^*)
 


こちらは珉平焼龍文楕円小皿SOLD OUT
森の色を写したような緑釉の方が幕末
明るい辛子色の黄釉の方が明治前期となります。
珉平焼は江戸時代後期に淡路島で誕生した
阿波徳島藩の御用窯で、色形模様には様々な
ものがありますが、独特の明るい色味と陰・陽刻の
模様を持つものが多く、とても可愛いんですよ〜
こちらの龍文も、体は細やか、でも表情は
ひょうきんで、にんまりしてしまいます(*´
*)


最後は明治期染付小花唐草に龍文湯冷まし
SOLD OUT
上の飯碗と同じ文ではあるのですが、
こちらの龍はまるで口から唐草を出しながら
飛んでいるように描かれていて、何だか
マジシャンみたいなんです〜(=´▽`=)
また煎茶で使う湯冷ましはミルクピッチャーや
ソースポットにも重宝する便利アイテム!


▲▽

今でこそ龍といえば威厳漂う霊獣の印象が
ありますが、人々の間で身近に親しまれてきた
からこそ、沢山の器に描かれてきたのでしょうね。
春を呼び込む龍の器、お近くに来られた際には
ぜひ実物を手にとってご覧下さい
(^_-) ☆

また、お気になるものがございましたら、
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2018/02/18 20:34

四季の日々のお飾り


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あっという間に2月も半ば!
寒さも少し緩んできて、ちょっと過ごしやすい京都です。
皆様のところはいかがでしょうか?

さて本日のおすすめアイテムは「置物」。
一口に置物といっても、部屋をちょこっと飾るためのものから
商売繁盛の恵比寿さん火除けの布袋さんなど、
お家で祀るための神像もありますね。
今日は日々の生活や季節ごとに飾って楽しいタイプをご紹介!


まずは昭和初期土人形の狸
たぬきは「他」を「抜く」に通じる事から
商売繁盛や招福の置物として、お店だけではなく
引越しのお祝いとしても贈られます。
徳利や半被の色合いは華やかに、でも顔つきは
キリリと渋く、風格を漂わせてはります(`・ω・´)キリッ


続いて大正時代眠り猫!(SOLD OUT)
眠り猫は腕利きの彫刻職人・左甚五郎が日光東照宮の
回廊に彫った猫があまりに立派で夜な夜な抜け出すため、
目を閉じて眠らせた、という逸話が始まり。
左甚五郎といえば京都の祇園祭の彫刻でも有名ですね。
ズームにしてるので大きく見えますが、実際は手の平サイズ。
牡丹の花にそっと添うように、うとうと
微睡んでる様子がたまりません〜(*≧∇≦*)キャー



こちらも大正時代、鞍馬寺の初寅大祭の
阿吽の虎です(SOLD OUT)
鞍馬寺のご本尊である毘沙門天がご出現されたのが
寅の刻・寅の日・寅の月ということで
虎は毘沙門さんのお使いの神獣。
お寺の本堂前も狛犬ならぬ狛虎さんが守っています。
…という厳めしい虎とは違い、こちらの虎さんは
とぼけたような表情でほのぼのします(*´∀`*)
置物としても良いですが、玄関のお守りにも良いですね。

ちなみに後ろは江戸時代京雛SOLD OUT)
桃の節句ももうすぐです!


そんな京都の雛祭りによく見られるのが
こちら、御所人形SOLD OUT)
京都発祥のお人形で、元々は宮中からの下賜品でした。
子供の厄や災いの身代わりとなる形代人形として、
江戸時代から作られ始めたそうです。
京都では出産祝いに贈ったり、雛祭りに
飾ったりする所も多いんですよ〜
これは昭和初期のもので、サイズも手の平サイズと
とっても小さいんですが、そこに更に小さな犬筥を
抱いててとっても可愛いんです(=´▽`=)


◇ ◆ ◇

季節ごとに、また毎日の生活にそっと目に触れる所に
こうした飾りがあると、嬉しい気持ちになりますね。
飾るためのものだからこそ、心に余裕や
豊かさを生み出してくれるのかもしれません。
この他にもちょこっとした「お飾り」アイテム
色々揃えてお待ちしております。
ぜひお立ち寄りになってご覧下さいね。

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2018/02/15 21:08

節の分け目の祝いとて


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年改まって色々な行事ごとでお忙しくされていた方も
そろそろ落ち着いて来た頃でしょうか?
年明け関連行事、ということでブログ担当COMスタッフも
先日お出かけして、素敵なおもてなしを受けてきました〜(*´∀`*)


建物自体もとっても雰囲気ある会席料理屋さんでの
お茶に行った際、茶懐石だけ洋間で頂いたのですが、
盃台を添えてお酒を出して貰ってときめきました〜
盃台は色々種類がありますが、これは屠蘇器でよく見られるタイプ。
和洋折衷でとても素敵なひと時でした(人´ω`*).。*゚

◇ ◆ ◇

節目節目のお祝い事からちょっとしたパーティまで、こうした
特別なアイテムがあると、より一層印象深い、心に残る思い出になりますね。
ということで、COMアイテムをちょこっと取り合わせてみました(´▽`)


朱塗の盃台に猪口台代わりの塗小皿を乗せ、
ちょっとしたパーティでも気軽に使えるお猪口を
組み合わせてみました。
また下から覗いてるのはお煎茶用の小さい横手急須。
小さめの黒塗盆に乗せればさっと出してさっと引けます!


お銚子代わりにしたのは明治時代
染付龍文横手急須
SOLD OUT
あまり飲めない方や、甘いめ酒などをちょこっと頂く時には
ちょうど良いサイズなんですよ(^_-) ☆

シンプルな盃台は明治時代朱塗盃台
形こそ足付膳に似ていますが、盃の台だけあってサイズも
小さいのでテーブルで場所も取らず、使い勝手抜群です。
塗りは朱色が最もおめでたく、高貴な色とされるそう。
磁器の白と朱色が映えますね〜


本来は引き盃がつきますが、今回は気軽に使えるお猪口との
取り合わせにしたので、猪口台代わりに盃台の上へ
江戸時代青漆爪紅塗小皿を乗せてみました。
この枯れた佇まいといい、青漆の渋い色合いといい、
何と合わせても独特の雰囲気を作ってくれます。
季節アイテムとして今イチオシのお猪口は
大正時代
の福笑の鬼面盃!(SOLD OUT
このお多福さん、頰などの部分が少しだけふっくら
しており、なんとも愛らしい盃です(*^◯^*)



上のものとは別バージョンの鬼面盃(SOLD OUT
こちらのお多福さんは扇を広げてゆったりされてますね〜
また鬼さんのお顔がひょうきんで、面も裏も
楽しいお猪口となっております(=´▽`=)

お客様よりお土産で頂いた豆富本舗さんの節分豆を添えて!

バタバタと慌ただしい日常があるからこそ、
季節ごとの節目を丁寧に過ごしたいものですね。
また、盃台などは普段あまり馴染みがないからこそ、
晴れの日を嬉しく演出してくれます。
恵方巻きに今年はちょっとプラスして
こんなお祝いもいかがでしょうか。

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2018/01/22 20:08

「COM福袋」販売開始!


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さてInstagramPro Antiques COMホームページでも
告知しておりました
新春のお楽しみ「COM福袋
本日より販売開始です!


幸セット雅セット大吉セットなどなど、
様々なセットをご用意!
金額の三倍以上の商品がお節のようにギッシリと
詰まっている、とってもお得な福袋となっていますよ〜
すでに本日お嫁入りしていった袋もあります(*^-^*)


今月15日までやっておりますが、数量限定の
早い者勝ちですので、無くなり次第終了となります。
年改まって初春、「COM福」を見つけに
ぜひお立ち寄りください
(*´∀`*)

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2018/01/06 19:07

謹賀新年


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明けましておめでとうございます!
2018年戌年の本年も何卒よろしくお願い致します。

さて本日4日の仕事始めとともに、
Pro Antiques COMも通常通り営業を始めました。
1月は無休で、昼12時から夜8時まで営業しております。
皆様の生活をより素敵に、心ときめく骨董を揃えて
スタッフ一同お待ちしてます!




COMがあります三条界隈でも、門松に結び柳、
餅花など新年を寿ぐ飾りがあちこちで見られ
歩いていてとても華やかな気持ちになります。
(*^-^*)
このシーズン、京都では七種神事や十日ゑびす、
三十三間堂の通し矢等々、行事も目白押しです。
ぜひ新春の京都に遊びに来てください。


また、今年はちょっとした新春の「お楽しみ」を

COMで
も準備中です(^_−)☆

ぜひぜひお立ち寄りくださいね!

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2018/01/04 18:45

めくるめく「お直し」の世界


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師匠も走る最終月となり、街中の空気もどことなく
気ぜわしくなってきましたね〜(´▽`)
そんな年暮れの師走、今年の仕事は今年のうちに!という事で
先日ちょっと器の「お直し」をしてみました!


今回使用したのは某漆メーカーさんの「金継ぎ漆セット」。
お直しの手順から、カケを埋める際に必須の砥の粉まで
全部コミコミになっているありがたいセットです〜(*´∀`*)


本日のお直しさんです。
大好きな赤楽の高台がちょっと欠けてしまいました(><)
畳擦れで釉も細かく剥がれて来てるので、
大きい擦れ跡も埋める予定。


少し水で溶いた砥の粉に、金継用の生漆を混ぜた状態。
これを使ってカケを埋め、成型します。


成型後。
成型前の写真撮るの忘れてしまいましたが、実際は先ほどの
ペースト漆を盛るようにカケを埋め、乾燥させてから
カッターと紙やすりで削り、形を整えてます。


成型した後に練ベンガラ漆を薄く塗り…


漆が固まり始めたところで、金を蒔いて乾燥させて完成です!
高台なので今回は代用金を使用。
ちなみに、漆の乾燥には湿度と温度が必須なので、ダンボールを
ざぶんと濡らして更に濡れ布巾を敷き、暖房機を当ててました(^_-) ☆

◇ ◆ ◇

小さいカケ程度なら、自分でも意外と気軽に直せるのが嬉しい所。
勿論、本職の方には敵いませんが(^^;)
当Pro Antiques COMでもお直しをテーマにしたイベント
器直しの日本史展」を2014年に行いましたが、
実際金継ぎをされてる方、興味のある方、
様々なお客様にご来店いただきました。
ということで本日はお直しのCOMアイテム特集です!


まずこちらの小皿、サイズは11cmほどと
手乗りサイズのかわいこちゃんです!


そんな小さなお皿なんですが、なんと鎹継ぎ
きっちりお直しがされてます!
それだけ大切に思われていた小皿なんだなあと
思うと、なんだかほっこりしますね(=´▽`=)


続いて呉須の青色が美しいこちらの鉢。
ゆったりとした曲線に浅く広がる形が優美です。


こちらはちょっと珍しい銀継ぎと、先ほどの鎹継ぎでのお直しです。
青色と銀のコントラストが、薄手に作られた器全体の
雰囲気にもよく調和していて素敵ですね〜(*^◯^*)


光が当たると星のように輝き、
器の縁から雰囲気を作り出してます。


最後にこちら、焼継ぎでのお直し。
焼継ぎは今はあまり聞きませんが、漆よりも安価で、かつ早く
継げるということで江戸時代後期頃の主流なお直し方法だったようです。
継ぎの箇所を見ると、お直しに懸ける情熱が伺えます((◎д◎ ))ヒャー


半透明で、少し気泡が見られるのが継跡の特徴。
焼継ぎは白玉粉と呼ばれる鉛ガラスの粉末を布海苔などで
練ったものを塗布し、その場で焼いて継いだそう。
ガラス継ぎとも言えますね。
江戸の町ではどこかの家が夫婦喧嘩をしたら
翌日焼継ぎ師が争ってその家の付近を回っていた、
という話もあるそうです。

◇ ◆ ◇

当時、器は割れたら捨てるものではなく日常で使うからこそ
何度も直し、最後まで丁寧に使っていた事が解ります。
自ら選んだとっておきの器、折角ならばたくさん
長く使いたい気持ちは、今も昔も同じですね。
Instagramでも度々あげている
#怪我してます金継ぎ求むシリーズを相手に、
外に出かけるのが寒くてちょっと家に篭りがちな近頃、
「お直し」しながら過ごすのはいかがでしょう?

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2017/12/12 19:14

てくてくCOM歩き「秋暮れて世は錦」


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12月も近づき、晩秋真っ只中の京都。
もう今年の紅葉はご覧になられましたか?
前回のブログ記事では琳派図案のアイテムをご紹介しましたが
今回はその琳派発祥の地である「鷹ヶ峰」の紅葉をご紹介。


さて鷹ヶ峰といえばまずはこちら、源光庵さん。
こちらに見える本堂の天井板には、かつての伏見城の床板が
収められており、その戦いの跡が残る血天井でも知られています。
ですが何と言っても有名なのはこちら


悟りの窓」です。
「そうだ、京都へ行こう」のポスターにも使われおり、
差し込む光も美しく、不思議と静かな心地になります。


お隣には「迷いの窓
写真では上手く写っていませんが、庭の紅葉を映して
薄く朱がかった畳がはっとするほど美しかったです。


続いて光悦寺
ここ、鷹ヶ峰が琳派発祥の地と呼ばれる所以である、
本阿弥光悦のお墓があるお寺さんです。
元々は光悦が住まいした屋敷だったそう。
光悦が徳川家康からこの地を与えられた頃は
あまり治安も良くなかった鷹ヶ峰を、
工芸と芸術の一大集落にした始まりの場所です。


ここからは鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰の三山を眺めることができ、
いつまでも時間を過ごしていたい、のどかなお寺さんです。
紅葉狩りに出かけた日は、小雨が降りながら陽が照っていて
とても美しい秋の1日でした〜


もちろん甘いものも忘れずに。
京都島原の名妓、二代目吉野太夫ゆかりの常照寺
お抹茶を頂いたんですが、味噌松風に紅葉の葉が
添えられていてほっこりです(*´∀`*)

◇ ◆ ◇

さて、終わっていく秋の空気を満喫しつつ、一年通して
日常でも嬉しく使えて手に馴染むのが生活骨董の楽しいところ。
ということで、COM秋アイテム特集ですヽ(´▽`)ノ


まずはこちら、大正時代紅葉型小皿
手のひらサイズの小さな小皿で、土物ならではの
暖かな造形と色合い、そして葉脈の表現や茎の所まで
きちんとつけてあてる細やかさがあります。


また嬉しいことに足つきなんです!
外側には釉薬がかかっていない素朴さも素敵です。
紅葉狩りで持ち帰った紅葉のお土産みたいですね。


続いてはこちら、明治時代
色絵金彩扇面窓に鹿紅葉文輪花型七寸皿(SOLD OUT)
このお皿は赤と緑の色味や差し色になっている鹿の金の
バランスが絶妙で、華やかなんですが決して派手に
なりすぎないお皿になっています。


鹿と紅葉を拡大するとこんな感じ。
金色に輝く鹿に紅葉の赤が映えますね。
また扇面の周りには何だかちょっとひょうきんな
龍が踊っているのが可愛いんです(*´`)


最後はCOMスタッフ一押しアイテム、
昭和初期オールドノリタケ紅葉柄電笠です。
光を透かす鮮やかな紅葉の赤と柔らかな楓の緑の
コントラストが美しいですね(=´▽`=)
またワット数を変えると雰囲気が変わるので
電球でも遊べる照明器具となっています。

◇ ◆ ◇

季節は巡り、一年の終わりの月と共に本格的に冬になりますが、
まだもうしばらくは晩秋の空気を楽しめますので

京都にお越しの際には是非COMにもお立ち寄り下さいね。
この他にも冬ごもりのお供にぴったりなアイテムも
揃えてお待ちしております。

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2017/11/30 15:26

てくてくCOM歩き「国つ宝」


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秋といえば芸術の秋第二弾、先日京都国立博物館
開催中の国宝展へ行ってきましたー!ε==≡Σ((( つ>▽<)つ


開館120周年を記念しているそうで、前回の開催は41年前。
書、絵、彫刻や工芸品etc…見るもの全てが国宝という
信じられない展覧会に、ただただ圧倒されました((◎д◎ ))


見終わって外に出ると、ちょうど夕暮れに差し掛かっていて
明治古都館にかかる秋雲がとても美しかったです。

京都国立博物館は金曜日と土曜日は開館を延長して夜の8時まで
開いてますので、日中の観光が終わった後でも余裕で間に合いますよ〜
日本全国から集まった「国つ宝」、もしまだの方は是非!(*^◯^*)


● ◯ ●

さて、四回に分けて大きく展示替えをしてきた展覧会は大詰めを迎え、
最後のⅣ期目の現在、あの尾形光琳の「燕子花図屏風」が展示中です。
琳派と言えば絵のイメージが強いですが、
生活品に使われた図案への影響ももちろん強く、
今回はそんな琳派図案のCOMアイテムを一部ご紹介〜ヽ(´▽`)ノ


まずは江戸時代は天保元年(1830)から、
艶消し黒塗光琳菊水文銘々皿
です(SOLD OUT
筆の勢いを生かして描かれた菊の輪が美しいですね。
余白を意識したアシンメトリの構図が効いています。


拡大するとこんな感じで、菊の葉は梨地になっているんですが
更に金で葉脈が描かれている細やかさが素敵なんです〜(≧∇≦)
またコンディションもばっちり。
艶消しのマットな黒に蒔絵の金が映えてます。



続く幕末からは、染付光琳梅繋ぎ文向付です。
縦縞が入っているのがとってもキュート!
小ぶりなサイズの向付なので、お茶やお酒など
飲むのにも使えそうですね(=´▽`=)


口縁も細かくふんわりとした輪花型になっており、
全体的にころんとした印象。
まだ寒い冬の日に小さな春のきざしを見つけたような、
そんな嬉しい向付です。


最後にこちら、明治時代からは溜塗菓子椀SOLD OUT
この菓子椀、こう見えて実は中々やるんです。
蓋を開けてみると…



びっくり!
金蒔絵での文散らし、模様尽くしです!Σ(@д@*ノ)ノ
梨地の方には丸紋の鶴亀が、松葉散らしの方には
光琳模様の松竹梅が美しく描かれています。
竹が雪輪笹になってるのも可愛い!
二つを横に並べると松皮菱文が現れる細やかさにも、
当時の図案に対する美意識を垣間見ることができます。



これだけ印象的だと、蓋だけでの小皿遣いもいいですね。
梨地や散っている松葉の繊細さ、円を描く鶴亀、
そしてゆったりとした表情の光琳模様の松竹梅。
閉じたお椀の内側に、一つの宇宙があるようです。


● ◯ ●

上記の国立博物館での展覧会は今月26日まで。
今のシーズンの京都では紅葉も見られて二重にも三重にも楽しめます。
京都へお出かけの際には、是非Pro Antiques COMにもお立ち寄り下さいね。

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2017/11/16 18:27

文様シリーズ「芸能の人」


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天高く、と秋のことわざにあるように
空が高く秋らしい天候が続いていますね。
何かとイベントが多いこのシーズン、
昨日は今年だけの特別イベントがありました。
12月の京都の恒例行事、顔見世興行に先駆けて、
8代目中村芝翫さんらの「お練り」です!
こんなスペシャル滅多とない!ということで古典芸能大好き
COMスタッフが馳せ参じてきました〜ε==≡Σ((( つ>▽<)つ


先導の提灯には、芝翫さんのお名前と
成駒屋の定紋「祇園守」が入っています。


その定紋が入った法被姿のスタッフさん。
裾模様がまた粋ですね〜(*´∀`*)


そしてそして、平安神宮の大鳥居と8代目中村芝翫さん!
格好いい〜です〜(*≧∇≦*)キャー
また昨日は
本当に秋晴れの美しい日で、
晴れやかなお練りと朱塗の鳥居がとてもよく映えていました。


今年の顔見世は南座が改修工事中のため、平安神宮近くの
ロームシアター(旧・京都会館)で行われます。
これも今年だけのスペシャルですね。
まねきをどうやって上げるのか、今から興味津々です!

◇ ◆ ◇

さて芝翫さんといえば歌舞伎役者、
といえばまさに「芸能の人」です。
今回はそんな芸能にまつわる文様を集めてみました!


まずは古典芸能の代表演目「猩々」。
中国の伝説に出てくるお酒の霊獣で、日本には
平安時代にはすでに伝わっていたそうです。
手前は幕末期の色絵猩々文小皿SOLD OUT
後ろが明治期の九谷焼猩々謡曲文盃SOLD OUT)。
盃の方は謡も書き込まれており、注いだお酒を
更においしくしてくれそうです(〃∇〃)


ほろ酔い心地で柄杓と扇を手に舞いだす猩々さんと
松の木の元で大盃を悠々と傾ける猩々さん。
一枚のお皿につき、このパターンが3つ描かれているのですが、
手描きなのでそれぞれ表情が違うのが楽しいところです。
これは大分良い感じに酔いが回ってはりますね〜



続いてこちら、民間芸能「萬歳」。
明治期の色絵萬歳文盃洗です。
金の侍烏帽子をかぶる太夫と、小鼓で囃す才蔵の
二人一組で、新春を寿ぐ門付けをして回ったそうで
今の漫才の元になったとされる芸能です。
お酒にまつわるアイテムは粋で面白い文様が多い印象なんですが
これも太夫と才蔵の表情が何とも言えず楽しい盃洗です(=´▽`=)

ちなみに外側は

こんな感じで、明るい黄色に赤色で踊る唐草が
中の萬歳文を引き立ててます!


最後は「相舞」。
明治時代九谷焼色絵扇窓に相舞文小皿SOLD OUT
扇の中、雅楽をお二人さんで舞っていはりますが、
雅楽で相舞と言えば、源氏物語の「紅葉賀」で
出てくる青海波や、「若菜」上巻の落蹲など、
華やかな場面が想像されます(人´ω`*).。*゚



さてその相舞の様子。
もしかしたら練習中なのかも?
錦の幕からちらりと鼉太鼓が覗き、なかなか真剣な
表情の二人が息を合わせて袖を返してます
まるで声を掛け合っているようですね(*^◯^*)

描かれているのが舞にも使われる
扇というところもオシャレなポイントです。


◇ ◆ ◇

一口に芸能といっても宮中のものから
市井の人々に親しまれたものまで様々。
顔見世興行は来月ですが、今の時期から年末まで、
京都ではイベントが盛り沢山です!
今の季節にしか見られない京都を是非楽しみに来てくださいね。
当店Pro Antiques COMも11月は無休で営業しておりますので
是非お立ち寄りください!

また、お気になるものがございましたら、
お問い合わせ」からお気軽にどうぞ!

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OPEN 12:00
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11月は無休で営業しております。


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こちらでも毎日、新商品を見ていただけます!
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2017/11/06 19:35

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