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安楽椅子の修理6と学校机の修理6
安楽椅子の修理の続き・・・
ばたばたでだいぶ間があいてしまいました・・・
が、ちゃんと修理終わってます。

座りやすいように低反発のウレタンマットを入れて
内布として丈夫なジュートを張ります。

背中もしっかりと補強して・・・
だいぶ出来上がってきましたね。
続く・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
学校椅子の修理、前回の続き・・・

研磨した後、充分にエアブラで加油処理して行きます。
油が木質に浸透して透明感が出てきます。
天板ももちろん合板等ではなく無垢板を使っています。
ナラやタモ等の無垢材をふんだんに使って大変贅沢な作りです。
使い込まれた細かな傷はあえて残します。
アンティークならではの風格です。
長年、生徒達と苦楽をともにして来た机、
色々な思い出が詰まっているのでしょうね。
続く・・・
修理工房ぽんちゃん
ばたばたでだいぶ間があいてしまいました・・・
が、ちゃんと修理終わってます。

座りやすいように低反発のウレタンマットを入れて
内布として丈夫なジュートを張ります。

背中もしっかりと補強して・・・
だいぶ出来上がってきましたね。
続く・・・
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学校椅子の修理、前回の続き・・・
研磨した後、充分にエアブラで加油処理して行きます。
油が木質に浸透して透明感が出てきます。
天板ももちろん合板等ではなく無垢板を使っています。
ナラやタモ等の無垢材をふんだんに使って大変贅沢な作りです。
使い込まれた細かな傷はあえて残します。
アンティークならではの風格です。
長年、生徒達と苦楽をともにして来た机、
色々な思い出が詰まっているのでしょうね。
続く・・・
修理工房ぽんちゃん
2015/02/05 12:05
学校机の修理5
前回の続き・・・

プレートに書かれた文字はこの通りです。
横浜西区岡野町の「湘南木工」さんですね。
1955年9月2日製。60年前の製品なんですね。
素材は「ナラ」を使用。戦前から今日まで
高級什器を丁寧な仕事で作ってられた訳ですね。
60年前の製品ですが、堅牢でびくともしません。
素晴らしい仕事です。修理出来て光栄。
修理工房ぽんちゃん
プレートに書かれた文字はこの通りです。
横浜西区岡野町の「湘南木工」さんですね。
1955年9月2日製。60年前の製品なんですね。
素材は「ナラ」を使用。戦前から今日まで
高級什器を丁寧な仕事で作ってられた訳ですね。
60年前の製品ですが、堅牢でびくともしません。
素晴らしい仕事です。修理出来て光栄。
修理工房ぽんちゃん
2015/01/30 10:09
学校机の修理4
前回の続き・・・

だいぶ奇麗に落ちてきました。
写真では分かりにくいですが、薄皮一枚残してあります。
研磨したので、プレートがはっきり見えてきました。
修理工房ぽんちゃん
2015/01/27 18:34
学校机の修理3
前回の続き・・・

汚損の進んだ表面の研磨作業。
薄皮一枚で残して、ひたすら表面を研磨していきます。
古い雰囲気を再生する為には、この「寸止め」の剥がし技術がミソ。
本当は横に紙ヤスリを走らせるのですが、
今回写真撮影の為に真ん中だけ縦にヤスリをかけました。
汚損の進んだ表面の研磨作業。
薄皮一枚で残して、ひたすら表面を研磨していきます。
古い雰囲気を再生する為には、この「寸止め」の剥がし技術がミソ。
本当は横に紙ヤスリを走らせるのですが、
今回写真撮影の為に真ん中だけ縦にヤスリをかけました。
2015/01/22 12:15
学校机の修理2
前回の続きです・・・

制作会社のプレートが埋め込まれいるけれど、
汚損が激しくて読めない。
ニスが色焼けしていると言うより、
上に何層もワックスが固まった様な汚れですね。
汚れの剥離作業にはかなり根気がいりそうな・・・悪寒(笑)
つづく・・・
制作会社のプレートが埋め込まれいるけれど、
汚損が激しくて読めない。
ニスが色焼けしていると言うより、
上に何層もワックスが固まった様な汚れですね。
汚れの剥離作業にはかなり根気がいりそうな・・・悪寒(笑)
つづく・・・
2015/01/22 12:13
学校机の修理1
現在Pro Antiques COM店舗に納品済の
学校机を修理する行程です。

市内のおうちから買い取った学校机。
某大学付属小学校のものと言うお話。
風合いが良いと言うより、汚損が激しいと言う感じ。
でも、構造はとてもしっかりした作り。
学校机を修理する行程です。

市内のおうちから買い取った学校机。
某大学付属小学校のものと言うお話。
風合いが良いと言うより、汚損が激しいと言う感じ。
でも、構造はとてもしっかりした作り。
2015/01/17 15:04
安楽椅子の修理5
つづきです。
フレームが仕上がりましたので
今度は現在の強力な素材のベルトと
スプリングを取り付けます。
スプリングはとても良好なコンディションでしたので
そのまま使用します。
でもより一層心地よい様に
同タイプのスプリングを一つ足しました!

折角直すのですから、より安定して
長く気持ちよく使えるように。
つづく・・・
フレームが仕上がりましたので
今度は現在の強力な素材のベルトと
スプリングを取り付けます。
スプリングはとても良好なコンディションでしたので
そのまま使用します。
でもより一層心地よい様に
同タイプのスプリングを一つ足しました!
折角直すのですから、より安定して
長く気持ちよく使えるように。
つづく・・・
2014/10/16 13:18
安楽椅子の修理4
前回の続きです。
クリーニングで綺麗になりましたので
今度はPro Antiques COMオリジナルの
古色仕上げでコーティングします。
簡単にいいますと木肌を回復させ、着色、
漆で塗装後、独自の古色仕上げです。

塗装が完了!
続く・・・
クリーニングで綺麗になりましたので
今度はPro Antiques COMオリジナルの
古色仕上げでコーティングします。
簡単にいいますと木肌を回復させ、着色、
漆で塗装後、独自の古色仕上げです。
塗装が完了!
続く・・・
2014/10/03 10:55
安楽椅子の修理3
前回のつづき
布やスプリング、恐ろしい数の古くなった鋲釘を抜いた後
(軽く300本くらいあります・・・なぜなら、
表布・内布・パイピング・クッションのワラ等を
めいめい釘で止めてあるからすごい数です)
椅子のフレーム(木製部分)をクリーニング
右がクリーニング前、左が後

実はこんなに美しいトチの木だったのです

本来の綺麗な姿が出てきました
つづく
布やスプリング、恐ろしい数の古くなった鋲釘を抜いた後
(軽く300本くらいあります・・・なぜなら、
表布・内布・パイピング・クッションのワラ等を
めいめい釘で止めてあるからすごい数です)
椅子のフレーム(木製部分)をクリーニング
右がクリーニング前、左が後
実はこんなに美しいトチの木だったのです
本来の綺麗な姿が出てきました
つづく
2014/09/20 14:53
安楽椅子の修理2
先日のつづきです。
痛んだ外布を剥がしてみます・・・

背中の支えのベルト切れ
内側の麻布も破れ

昔は今のようなウレタンクッション等無いので
ワラが入っています
そのワラもぺちゃんこでバラバラ
粉の様になっています・・・

スプリングを支えていたベルトも切れています
スプリング固定の細い紐も切れています
つづく・・・
痛んだ外布を剥がしてみます・・・
背中の支えのベルト切れ
内側の麻布も破れ
昔は今のようなウレタンクッション等無いので
ワラが入っています
そのワラもぺちゃんこでバラバラ
粉の様になっています・・・
スプリングを支えていたベルトも切れています
スプリング固定の細い紐も切れています
つづく・・・
2014/09/18 16:50