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京都歳時記「尾形光琳のかきつばた」


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五月、と言えばイメージするのは
菖蒲や杜若などアヤメ科のお花。
先日お出かけした際に、杜若で有名な
大田神社へ行ってきました!

大田神社入り口。
祭神は芸能の女神様、アメノウズメノミコト。
上賀茂地域では最古の神社とされており、
既に10世紀には記録に登場しています。
実は上賀茂神社よりも古いんですよ(`・ω・´)


現在修復中なのですが、大田神社の拝殿は
割拝殿」という古い形式を残していて
とても特徴的な造りになっています。
まっすぐ伸びる参道の新緑のアーチが
とても美しかったです(*´∀`*)


参道横の大田ノ沢に一歩入ると、杜若の爽やかな
緑と鮮やかな紫色が目に飛び込んできます。
あの尾形光琳の『燕子花図屏風』はここの
かきつばた群落から着想を得たとか。


また古くは歌人・藤原俊成が
「神山や 大田ノ沢の かきつばた     
ふかきたのみは 色にみゆらむ」
と歌にも詠んだここ、大田ノ沢かきつばた群落は
現在は国指定の天然記念物に指定されています。

古代から近世まで、様々な時代の人々の心を
動かしてきた大田ノ沢のかきつばた群落。
花の見頃は終わりましたが、ここからは
上賀茂神社も近く、明神川が脇を流れる
「社家町」の美しい街並みを眺めながら
歩いて5分程度で行くことができます。
お近くに観光で行かれた際には立ち寄って
いかがでしょう?(*^◯^*)

◇ ◆ ◇

ということで、COMの「かきつばた」をご紹介!


幕末溜塗金蒔絵謡曲文絵変り菓子小皿
こちら能「杜若」は伊勢物語ベースのお話です。
在原業平が現在の愛知県である三河にある八橋で
歌に詠んだ「杜若」の精霊が出てきます。


「色はいづれぞ 似たりや似たり かきつばた花あやめ」
という謡のように緩やかに折り返す流水文様に
咲き添う杜若が繊細な筆致で描かれています。
地色の艶やかな溜塗がまた美しいんです(人*´∀`)
なお、実際の色味はこちらがより近くなっています。



続いてこちら、明治初期のお皿になります
色絵波区画花菖蒲文陵花型七寸皿
こちらは花に黄色が入っているので、
同じアヤメ科の花菖蒲になります。
器の形も花の形を写したような
陵花型でぴったりです(^_-) ☆


絵付けは鮮やかな花菖蒲が咲き、
踊るような流水文に舞い飛ぶ小さい千鳥さん。
波型の区画の中は青海波文が入っており
大きい千鳥さんが飛んでいるという
見れば見るほど楽しい器になっています(*≧∇≦*)

杜若や花菖蒲、アヤメ科の植物は昔から
芸術のモチーフとして繰り替えし登場します。
それだけ人々に寄り添い、長く親しまれてきた
お花だったからこそですね。

◇ ◆ ◇

四季様々の気候があるように、季節ごとに咲き
描かれてきた植物たちはまだまだ沢山ございます。
ぜひお立ち寄りになってご覧下さいね。

また、お気になるものがございましたら、
お問い合わせ」からお気軽にどうぞ!

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5月は無休で営業しております。


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こちらでも毎日、新商品を見ていただけます!
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2018/05/20 18:53

てくてくCOM歩き「風薫る青空市」


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風薫る五月もあっという間に半ばですね。
本日の京都は週末に嬉しい、爽やかな青空。
昨日までとても暑かったのが打って変わって、
五月らしい柔らかな風が気持ちの良い日です(*^◯^*)


そんな爽やかな日にぴったりなイベント、
BIO-ICHI」が三条駅広場で開催していたので
出勤前にちょこっと覗いてきました!(=´▽`=)
…が、うっかり写真を撮るのを忘れたので
COM店内でパンフレットをパチリ。
出来立てナチュラルポップコーンのお店や
石窯ピザ屋台など、オーガニック系のお店が
約20店ほど出店しています。


そんな素敵なお店から一つ、SouZai屋さんの
フレッシュトマトといわしのキッシュです!
トマトの赤色が食欲をそそります〜
(*´∀`*)
器はシンプルな文様とブルーが爽やかな
江戸時代後期平戸焼、染付鶴亀甲文六寸皿
こうした洋食にもすごくマッチするのが
染付の器の嬉しいところですね。

BIO-ICHIは明日も10時から開催されます。
お時間があればまったりお昼ご飯にどうでしょう?
また三条駅から当店、Pro Antiques COMまでは
西向きに三条通を進んでほぼ一本道、
徒歩約15分です。

そぞろ歩きがてら、ぜひお立ち寄り下さいね。

また、お気になるものがございましたら、
お問い合わせ」からお気軽にどうぞ!

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2018/05/19 18:08

GWと季節のお花


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今年もやって来ました、
嬉し楽しいゴールデンウィーク!
慌しく新学期が始まってバタバタもひと段落
という時期だけに、嬉しいご褒美のようですね。
素敵な連休の幕開けに皆様をお迎えすべく、
COMでも本日新しいお花を生けました(*^◯^*)


慎ましやかな皐月梅、刷毛目のような葉の鳴子百合
小花のブーケが可愛いライラック。
昭和初期理化学丸型水槽に生けて、
幕末美濃焼石皿の上に重ねています(*´∀`*)
季節のお花を見ると、心がほっと和みますね。


そんな嬉しい季節のお花が勢ぞろい、
大正時代京焼草花文絵変わり飯碗
入荷いたしました!
土物特有の優しい質感に、琳派を意識した
柔らかな絵付けが可愛いご飯茶碗です。
土物ですが薄造りで形もきっちり作り込まれており
陶工さんの技術の高さが伺えます。
それもその筈、窯元は京焼の陶家・永楽さん。
土物の親しみやすさと絵付けの上品さが
絶妙のバランスなんですよ〜(=´▽`=)
Pro Antiques COMのInstagramで全種類
あげていますので、ぜひご覧下さいね。

◇ ◆ ◇

GW中の京都は概ね晴れる傾向だそう。
新緑美しいこの季節の京都にぜひお立ち寄り下さいね。
スタッフ一同、お花とともにお待ちしております。

また、お気になるものがございましたら、
お問い合わせ」からお気軽にどうぞ!


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2018/04/28 20:08

オコメのススメ


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早いもので四月ももう半ばですね。
この春から新生活を始めた方は、
まだまだ慌ただしい日々が続いているのでは
ないかと思います。

毎日忙しく過ごしていると、
ついつい忘れがちなのが食生活。
時間がない時、気持ちが焦っている時だからこそ
体を支えてくれるご飯をしっかり食べたいところ。

でも疲れてて家に帰ったらすぐ寝てしまう…
という貴方にオススメしたいCOMアイテム。
こんなお茶碗があったら、家に帰るたびに
ご飯が食べたくなること間違いなし(*^◯^*)
開ければ小皿にもなる蓋付きご飯茶碗特集です!


まずは明治初期染付金彩牡丹文蓋付飯碗から。
染付で描かれた牡丹の縁取りに
金彩がきらりと美しく入っています。


こちらのご飯茶碗のオススメポイントは
蓋を開けた時のこの可愛さ!
真ん中はシンプルに牡丹の葉が
描かれているんですが、これが見込みに
ぐるりと回っている幾何学文と
すごくマッチしてるんです(*^-^*)



ということで、蓋にズームイン!
上からみるとドットのようですが、
近くでみると網目のようなギザギサ模様に
なっていて、すごくモダンなんです。
普段はお菓子小皿にしても良いですね〜


続いて幕末色絵窓に生垣松竹梅文蓋付飯碗
窓文の間には朱色と緑色に金彩を合わせた
青海波文が描かれていて、こちらは緑の青海波。
今の季節にぴったりの爽やかさですね(^_-) ☆


蓋を開けるとぐっと渋い染付の世界。
見込みはぐるりと菱文が周り、底には
松竹梅文が輪を描いてます。
赤色だけではなく朱色でも色が入っているので
華やかなんですが派手になり過ぎていない所が
毎日使いのお茶碗にぴったりです。


江戸時代後期染付草花ねじれ文蓋付広東碗
広東碗は江戸時代後期に大流行した器の形で
あまりに流行ったため、そば猪口にも
広東型が作られるようになったそう。
ゆったりと描かれたねじれ文に、こなれた筆致の
草花文が素朴で、優しい雰囲気のお茶碗です。


この広東碗の素敵なポイントは、蓋を開けても
ぐるりと続く文様と、中央でふんわりと
優しく舞う双蝶文です(=´▽`=)
小皿で使う時にも嬉しい絵付けですね〜
サイズもやや大ぶりなので、たっぷり
ご飯を食べたい方にもオススメです!


最後のこちらも江戸時代後期のもの。
色絵花鳥唐草文蓋付茶碗です。
とってもポップな色使いも目を引くのですが、
織物に見られるパターンのように鳥や花唐草が
描かれており、まるで更紗の布がそのまま
器になったような絵付けになっています。
もうとにかく可愛い〜です(*≧∇≦*)


そんな可愛いお茶碗なんですが、中は中で
またぐっと雰囲気が変わり、
細やかな青海波文が描かれています。
中も外もとってもお洒落で、ご飯以外にも
色々使いたくなりますね(人´∀`○)

◇ ◆ ◇

ご飯茶碗の蓋は小皿として使えるように
裏にも文様が入っているので、閉じてワクワク
開けて楽しいとっても素敵な器です。
また、前回ブログでご紹介したように
お抹茶碗にしても素敵ですよ。

どんな時でも自分の体が一番の基本ですが、
こんな忙しいシーズンにはちょっとうっかり
忘れそうになっちゃいますよね。
そんな時だからこそ、こうしたアイテムを
取り入れて、毎日ちょっとしたウキウキ感を
積み重ね、乗り切りたいところです。


今回ご紹介した四種類のご飯茶碗。
貴方のお好みはどれでしょう?


Pro Antiques COMではこの他にも
皆様の新生活をサポートする様々な
アイテムを取り揃えております。
ぜひお立ち寄りくださいね。

また、お気になるものがございましたら、
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2018/04/15 19:47

「お供」と共に桜狩り


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祝日の本日、春分の日…なんですが、
天候の変わりやすいこの時期らしい、
氷雨のような雨の降る京都です((´д`)) ブルブル

でも春らしい日ではありませんが、三月も下旬。
各地で桜の開花宣言もされてきて、
もうじきお花見のシーズンですね〜
今はあまり言いませんが、昔は花見を
「桜狩り」とも言ったそう。
近代の日本画家、上村松園や菊池契月などの
絵でも「桜狩り」と題する作品が幾つか
ありますが、それらを
見ていると
桜を求め訪ねてそぞろ歩く「桜狩り」の動
桜の下、宴を開いて眺め楽しむ「花見」の静
といった感じで、日本人がいかに花を、
その季節を楽しんでいたかが伝わってきます。

◇ ◆ ◇

そんな花の季節を控える今、「桜狩り」「花見」
どちらのお供にもぴったりなセットをご提案!


どこでもお茶セット、ということで本来は
大正時代爪紅黒漆七宝透かし手提げ煙草盆
手提げ茶箱に見立てて、お茶のお道具を
組み合わせてみました(*´∀`*)


セット中身、後ろは明治期紅梨地棗SOLD OUT)
手前が昭和初期京焼春夏草花文湯冷まし
抹茶の茶道で湯冷ましは使わないのですが、
湯沸かし器や魔法瓶から抹茶椀へ直接お湯を
注ぐと、ちょっと熱すぎるので加えてみました。
これで柄杓1杓分くらいのお湯が入るので
お湯の量を図るのにもばっちり!
文様は内側に桜、外側に朝顔が描かれており
形も上は丸いのに下は土を削ぎ落とした鋭角で
ギャップの素敵な湯冷ましになっています。
棗の方は、塗りも形もシンプルなのですが、
紅梨地の明るさときらきらした感じが
春らしくってチョイス
(´▽`)


続いて建水は瀬戸焼松葉松笠文六角小鉢
こちらは江戸時代のものです。
絵付けの素朴さと土の柔らかい質感が
春めいて見えたので組み合わせてみました。
建水はお湯を捨てるためのお道具なので、
普段は小鉢としてもお使い頂けます(^_-) ☆
上は六角ですが下はボウル型をしているので、
重ね入れるのにも収まり良い形をしています。


最期に抹茶椀、乾山写朝顔文抹茶椀SOLD OUT)
明治期のものになります。
鉄釉で描かれた緩やかに蔓を伸ばす朝顔、
またそれに合わせたような、程よく小ぶりな
サイズの愛らしい抹茶椀です。
小さめの抹茶椀はそれだけにお茶を
点てるのが難しいものもあるのですが、
これはとっても点て易かったです(=´▽`=)



ちなみに、先日Instagramでご紹介した
飯碗でお抹茶をした際に活躍したのは、
左奥にある大正時代片口
家族でほっこりティータイムや来客時に
気軽にお抹茶を出したい時、片口を使えば
2人〜3人分くらいは軽く点てられます。
苦味が苦手なお子さん向けには砂糖を
加えて点てるのもオススメですよ(*^◯^*)
また、ご飯「茶碗」もその名の通り、
元々はお茶のための器だったもの。
片口で点てて、ふんわりと泡まで注げば
あっという間に「お茶椀」と、お揃いの
「お菓子小皿」に早変わり!
こちらは磁器なので、もちろん普段は
ご飯茶碗としてお使い頂けます。

◇ ◆ ◇

日本の文化の特徴や芸術表現の一つとして
見立て」があります。
今は道具が細分化していて、それぞれ用途が
はっきりしているものが多い印象ですが、
煙草盆を茶箱に、ご飯茶碗を抹茶椀に、
見立ては発想次第で無限に広がります。
花見の宴や 桜狩りのそぞろ歩きに添えて
こんなお供があれば、より楽しくなりますね。
ご自分のお道具や取り合わせを探すなら
「日本の古い品々を「わたし」のもとへ」
ぜひ当Pro Antiques COMに立ち寄り下さい。

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2018/03/21 20:13

京都歳時記「雛祭りの引千切」


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明かりをつけましょぼんぼりに、
三月上巳の日、雛祭りの本日です。
雛人形に始まり桃の花や日なあられ、
なんだかうきうきしますね〜(*´∀`*)


COMで現在生けている桃の花が少し落ちて
しまったので、手水鉢に浮かべてみました〜
刈り込んだ団扇銭草も少しずつ新しい葉が
出てきて、春の気配を感じます。

◇ ◆ ◇

さて前回ブログから引き続き、
京都の季節のお菓子のお話。
桃の節句の本日にぴったりお菓子、
Instagramでも紹介いたしました
ひちぎり」です!



まずは江戸時代京雛SOLD OUT)にお供え!
前回に引き続き、お店は永楽屋さんです(=´▽`=)

さてこのひちぎり、漢字で書くと「引千切」。
元々は御所で来客が多く丸める暇がなかったため
餅を引き千切った所から名前も形も来ており、
昔はなんと草餅に山椒味噌(!)を
塗ったものだったそうです((◎д◎ ))ヒャー
今の甘い引千切から考えるとびっくりです。


いつしか味噌が餡に代わり、さらに華やかな
きんとんへ…と様々な変遷を辿った引千切。
お店によっては今も草餅+餡玉で作っている
所もありますが、現在はこちらの写真のように
こなしを土台にしている所も多いようです。

ということでお雛様の引千切は明るい赤色と
鶉の絵付けが可愛い幕末色絵粟鶉文5寸皿
明治時代プレス硝子霰文小皿
重ねて盛ってみました!
硝子のキラキラ感、色絵の華やかさは単品でも
重ねても気持ちをウキウキさせてくれます。


お内裏様はキリリとシックに、
17世紀頃染付墨弾き花唐草文七宝菱形皿
明治期プレス硝子雷文小皿を重ねて。
一つのお皿の中で墨弾きと筆とで技法を変えた
絵付けがされていて、その不思議な
雰囲気とバランスが美しい器です。
お菓子でも良いですが、涼やかにお造りなどの
お料理でも映えますよ。

◇ ◆ ◇

引千切はその形から真珠を守るあこや貝のようにも
見えることから、あこや餅とも呼ばれます。
それだけ子供は大事に守られ、
日々の成長への感謝や厄払いに雛を飾り
お祝いをしたのでしょうね。

三月に入ってゆっくりと春めく京都、
季節を楽しむアンティークを揃えて
スタッフ一同お待ちしております!
ぜひお立ち寄りくださいね。

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2018/03/03 19:28

京都歳時記「春の木」のお菓子と器


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逃げる2月もあっという間にあと数日!
京都も北野の天神さんの梅苑公開や城南宮の
枝垂れ梅と椿祭が開催されていて、日に日に
春の気配が近づいて来ているのを感じます。

◇ ◆ ◇

そんな冬と春のあわいの季節にぴったり、
COMのブログ兼食いしん坊担当より
素敵な和菓子をご紹介(*≧∇≦*)
2月末までの期間限定、永楽屋さんの「椿餅」です!


椿餅の歴史は古く、平安貴族達の軽食の代わり
だったそうで、なんと『源氏物語』にも登場します。
今でいう所のおやつみたいな感じでしょうか?
そんな椿繋がり、ということで
江戸時代
朱塗椿皿に盛ってみました。
ゆったりとしたフォルム、落ち着いた朱色に
黒の縁がキリッと美しいお皿です。
椿の葉の青々とした緑が映えますね〜(=´▽`=)

木偏に春と書いて「椿」皿。
横から見た椿に似ているからだとも、
このお皿にたくあんを椿型に盛り付けたから
とも言われてますが、春に限らずお菓子に限らず
何にでも使える、雰囲気のある形です(^_-) ☆

◇ ◆ ◇

京都では各和菓子屋さんでその季節に合わせた
限定のお菓子があり、探し歩くのも楽しいところ。
季節に限定されるからこそ、毎年廻り来る季節を
より待ち遠しく思うのかもしれません。
次回COMブログでも京都の季節の和菓子を
ご紹介する予定ですので、お楽しみに!

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2018/02/26 19:23

文様シリーズ「春節の龍」


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節分や初午、バレンタインデー…

何かと行事ごとやイベントが多い2月は
「逃げる」とよく言われますが、月の日数が
短いだけではなく、こうした行事ごとが
多いこともあるのかもしれませんね(´▽`)

▲▽

さてこの2月の行事、といえばもう一つ
春節祭。いわゆる旧正月があります。
日本でも明治維新で太陽歴に切り替えるまでは
年越しは旧正月の日付で行っていたので
今時分がちょうどお正月だったんですね〜
中華街などをニュースで見るだけでも
何だかウキウキしてきます
(*^-^*)


そんな春節のシンボルはやはり龍。
龍というと何だかちょっと荒々しいような厳しい
ようなイメージが浮かびますが、今回は茶目っけ
たっぷりの龍アイテムのご紹介!


明治時代染付小花唐草に龍文蓋付き飯碗
右端に少し見えている如意頭文だけが印判で、
龍などは手描きという面白い飯碗です。
一点一点手で描いているため龍の表情もそれぞれ
違うのですが、口を大きく開けて空を悠々と
泳いでいる姿が愛嬌あります(*^◯^*)
 


こちらは珉平焼龍文楕円小皿SOLD OUT
森の色を写したような緑釉の方が幕末
明るい辛子色の黄釉の方が明治前期となります。
珉平焼は江戸時代後期に淡路島で誕生した
阿波徳島藩の御用窯で、色形模様には様々な
ものがありますが、独特の明るい色味と陰・陽刻の
模様を持つものが多く、とても可愛いんですよ〜
こちらの龍文も、体は細やか、でも表情は
ひょうきんで、にんまりしてしまいます(*´
*)


最後は明治期染付小花唐草に龍文湯冷まし
SOLD OUT
上の飯碗と同じ文ではあるのですが、
こちらの龍はまるで口から唐草を出しながら
飛んでいるように描かれていて、何だか
マジシャンみたいなんです〜(=´▽`=)
また煎茶で使う湯冷ましはミルクピッチャーや
ソースポットにも重宝する便利アイテム!


▲▽

今でこそ龍といえば威厳漂う霊獣の印象が
ありますが、人々の間で身近に親しまれてきた
からこそ、沢山の器に描かれてきたのでしょうね。
春を呼び込む龍の器、お近くに来られた際には
ぜひ実物を手にとってご覧下さい
(^_-) ☆

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2018/02/18 20:34

四季の日々のお飾り


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あっという間に2月も半ば!
寒さも少し緩んできて、ちょっと過ごしやすい京都です。
皆様のところはいかがでしょうか?

さて本日のおすすめアイテムは「置物」。
一口に置物といっても、部屋をちょこっと飾るためのものから
商売繁盛の恵比寿さん火除けの布袋さんなど、
お家で祀るための神像もありますね。
今日は日々の生活や季節ごとに飾って楽しいタイプをご紹介!


まずは昭和初期土人形の狸
たぬきは「他」を「抜く」に通じる事から
商売繁盛や招福の置物として、お店だけではなく
引越しのお祝いとしても贈られます。
徳利や半被の色合いは華やかに、でも顔つきは
キリリと渋く、風格を漂わせてはります(`・ω・´)キリッ


続いて大正時代眠り猫!(SOLD OUT)
眠り猫は腕利きの彫刻職人・左甚五郎が日光東照宮の
回廊に彫った猫があまりに立派で夜な夜な抜け出すため、
目を閉じて眠らせた、という逸話が始まり。
左甚五郎といえば京都の祇園祭の彫刻でも有名ですね。
ズームにしてるので大きく見えますが、実際は手の平サイズ。
牡丹の花にそっと添うように、うとうと
微睡んでる様子がたまりません〜(*≧∇≦*)キャー



こちらも大正時代、鞍馬寺の初寅大祭の
阿吽の虎です(SOLD OUT)
鞍馬寺のご本尊である毘沙門天がご出現されたのが
寅の刻・寅の日・寅の月ということで
虎は毘沙門さんのお使いの神獣。
お寺の本堂前も狛犬ならぬ狛虎さんが守っています。
…という厳めしい虎とは違い、こちらの虎さんは
とぼけたような表情でほのぼのします(*´∀`*)
置物としても良いですが、玄関のお守りにも良いですね。

ちなみに後ろは江戸時代京雛SOLD OUT)
桃の節句ももうすぐです!


そんな京都の雛祭りによく見られるのが
こちら、御所人形SOLD OUT)
京都発祥のお人形で、元々は宮中からの下賜品でした。
子供の厄や災いの身代わりとなる形代人形として、
江戸時代から作られ始めたそうです。
京都では出産祝いに贈ったり、雛祭りに
飾ったりする所も多いんですよ〜
これは昭和初期のもので、サイズも手の平サイズと
とっても小さいんですが、そこに更に小さな犬筥を
抱いててとっても可愛いんです(=´▽`=)


◇ ◆ ◇

季節ごとに、また毎日の生活にそっと目に触れる所に
こうした飾りがあると、嬉しい気持ちになりますね。
飾るためのものだからこそ、心に余裕や
豊かさを生み出してくれるのかもしれません。
この他にもちょこっとした「お飾り」アイテム
色々揃えてお待ちしております。
ぜひお立ち寄りになってご覧下さいね。

またお気になるものがございましたら、
お問い合わせ」からお気軽にどうぞ!


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2018/02/15 21:08

節の分け目の祝いとて


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年改まって色々な行事ごとでお忙しくされていた方も
そろそろ落ち着いて来た頃でしょうか?
年明け関連行事、ということでブログ担当COMスタッフも
先日お出かけして、素敵なおもてなしを受けてきました〜(*´∀`*)


建物自体もとっても雰囲気ある会席料理屋さんでの
お茶に行った際、茶懐石だけ洋間で頂いたのですが、
盃台を添えてお酒を出して貰ってときめきました〜
盃台は色々種類がありますが、これは屠蘇器でよく見られるタイプ。
和洋折衷でとても素敵なひと時でした(人´ω`*).。*゚

◇ ◆ ◇

節目節目のお祝い事からちょっとしたパーティまで、こうした
特別なアイテムがあると、より一層印象深い、心に残る思い出になりますね。
ということで、COMアイテムをちょこっと取り合わせてみました(´▽`)


朱塗の盃台に猪口台代わりの塗小皿を乗せ、
ちょっとしたパーティでも気軽に使えるお猪口を
組み合わせてみました。
また下から覗いてるのはお煎茶用の小さい横手急須。
小さめの黒塗盆に乗せればさっと出してさっと引けます!


お銚子代わりにしたのは明治時代
染付龍文横手急須
SOLD OUT
あまり飲めない方や、甘いめ酒などをちょこっと頂く時には
ちょうど良いサイズなんですよ(^_-) ☆

シンプルな盃台は明治時代朱塗盃台
形こそ足付膳に似ていますが、盃の台だけあってサイズも
小さいのでテーブルで場所も取らず、使い勝手抜群です。
塗りは朱色が最もおめでたく、高貴な色とされるそう。
磁器の白と朱色が映えますね〜


本来は引き盃がつきますが、今回は気軽に使えるお猪口との
取り合わせにしたので、猪口台代わりに盃台の上へ
江戸時代青漆爪紅塗小皿を乗せてみました。
この枯れた佇まいといい、青漆の渋い色合いといい、
何と合わせても独特の雰囲気を作ってくれます。
季節アイテムとして今イチオシのお猪口は
大正時代
の福笑の鬼面盃!(SOLD OUT
このお多福さん、頰などの部分が少しだけふっくら
しており、なんとも愛らしい盃です(*^◯^*)



上のものとは別バージョンの鬼面盃(SOLD OUT
こちらのお多福さんは扇を広げてゆったりされてますね〜
また鬼さんのお顔がひょうきんで、面も裏も
楽しいお猪口となっております(=´▽`=)

お客様よりお土産で頂いた豆富本舗さんの節分豆を添えて!

バタバタと慌ただしい日常があるからこそ、
季節ごとの節目を丁寧に過ごしたいものですね。
また、盃台などは普段あまり馴染みがないからこそ、
晴れの日を嬉しく演出してくれます。
恵方巻きに今年はちょっとプラスして
こんなお祝いもいかがでしょうか。

お気になるものがございましたら
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2018/01/22 20:08

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