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おいでやす ゲスト はん
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蛍、雅。


一昨日のことになりますが。
店からの帰途、ちょいと回り道をして、
蛍の姿を求めて、「みそそぎ川」に立ち寄って見ました。

みそそぎ川、鴨川の西岸を流れる水路なのですが、
夏になると、鴨川に向けて「納涼床(のうりょうゆか)」が出ますけれど、
あの下を流れる川、と言えば、
ピン!とくる方も多いかと思います。
そのみそそぎ川の、二条大橋のあたり、
毎年、ホタルの姿が見られる、というので、
静かな蛍スポットなんであります。
そのあたりの地域の有志の方が、
蛍の生態を守ろう、と、
大切に保護をしたり、環境の整備に取り組まれている、ということなんです。

蛍を見るタイミング、と言えば、
風はなく、からっとしすぎず、でも湿度が程よくある時、
時間は夜の8時から9時ごろ、といったことがよく言われます。
(ただ、高瀬川のもう少し南のホタルは、
辺りの光が弱まる、11時頃でも、よく見かけます。)

で、私がみそそぎ川に到着したのは、
夜の10時は回っていた頃なので、
おそらく、一番の頃は過ぎていた時分かとは思うのですが、
それでも、すうっっ、すうっっと、
その光を絶え間なく辿ることが出来ました。

しばし、その光に目を奪われていたら、
遠くからなんと、雅楽の音色が!!!
その音のありかをみやると、
ちょっと離れたところの鴨川岸で、
雅楽の練習をしておられるであろう集団を、発見!
なぜ今なのか?疑問もなかったではないのですが、
川の流れる音に消されることもあって、
聴こえてくるのは、本当に小さな、かすかな音色、で、
それは完全にホタルの飛び交う状況とマッチしている感じがあって!
自然と心に染み込んでくる、というのか、
ホタルの光に、
雅楽の音色、
あいまった楽しみのできた、本当に不思議な束の間のひと時でした。

蛍を見に来られている皆様、
本当に静かに、静かに、楽しまれていて、
なにか、その雰囲気を壊すまい!という空気もあって、
(私が訪れた時間帯は、ということなのかもしれませんが、、、、)
本当に、静かな夜闇の中、皆で光の姿を目で追っていました。
そんな中の篠笛、笙の音色、に、
辺りの皆様も一緒に、うっとりしながら、
本当に不思議な空間が生まれていました!

なんでしょうね、正直に申し上げますが、
本当に恥ずかしながら、
今まで、雅楽が心に響く、という経験があまりなく来ていたのですが、
この度、あ、こういう素晴らしさなのかもしれないな!と、
ストン、と心に落ちる感じがしました。
きっかけ、とか、機会、というのは、
こういうものなのかもしれませんね!
なんか、心にすっと飛び込んで来て、
そこからちょっぴり認識が変わったり、ということがあるような気がします。
なにも大袈裟なことではないんですが、
きっとこれから私、
雅楽の音色が聴こえて来ると、
まずは今日のホタルのことを、片隅で思い出すことになるんだろうなー、
なんてこと、思います(笑!)

にしても、
やはり、ホタルの、なんとも目に優しい、儚い黄緑の光、
静かに見入ることで、心が落ち着くような気がします。
世間がどんな風でも、
基本的に自然は変わらず、その姿を見せてくれるので、
本当に尊いものなんやなーー、ということ改めて思う、今日この頃です。

暗くて見えにくいのですが!
今年もしっかりと、
目に留めましたー!








2020/06/04 23:45

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