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火迺要慎。


やっとこさ、梅雨が明けました!
今日、近畿地方の梅雨明けが発表されましたが、
統計開始以来、3番目に遅い宣言である、とのこと。
過去にこれ以上の遅い記録があったのか!と、
逆に気になり辿ると、
1番は2009年(8月3日頃)、2番は2003年(8月1日頃)なんやそうですね。
その時の記憶を手繰ってみても、もはや全くピンとこない(!)のですが、
今年に限っては、
何もかもが、常とは違う様相で展開していることもあって、
きっと、いつまでも記憶に残りそうだな、という気がしています。
世界中が禍に見舞われて、
そんな中、五輪も延期、
京都の中のことで言えば、
伝統行事、イベントも軒並み中止、あるいは縮小、
因果関係はないのですがなぜだか梅雨も遅ければ、
台風も(=7月の今の所、の意)こない、
そんな年、きっと忘れないんではないか、と思います。
でもそれもこれも、
まずは状況を受け入れるしか他なし、ですね。
お祭りや行事ごと、その時が来れば、いつも通り行われていることに、
なんの不安もなく、今まで、毎年、過ごしていたのですが、
「当たり前」がどんなに有り難きことなのか、
あらためて身に沁みて思う、7月末日、です。

さて、そんな本日、7月31日は、
本来であれば、愛宕さんの「千日詣り」の日、でありました。
正式には、「千日通夜祭」(せんにちつうやさい)と言われる、
火伏せの神様として知られる愛宕神社の恒例行事。
7月31日夜から8月1日早朝にかけて参拝すると、
1000日分の火伏せ、防火のご利益がある、とされていて、
夜通し、登山道は足元が灯されて、
全国からの多くの人々が詣で賑わう、というのがこの夜、なのです。
また、子どもが3歳までに参拝すると、
その子は一生火の難から逃れる、との言い伝えもあって、
(ただ、これは千日詣りのこのタイミングでなくとも良いらしい)
小さなお子さんをおぶって夜の登山道を汗を掻きかき登る、
お父さんの姿を映した様子が取り上げられる、
というのも、この時期のニュースの風物でもあります。
ですが、
今年は敢えて参拝の期間を23日から1日まで、と幅を設け、
お札の授与は昼間に限り、
夜間の登山道の点灯はせず、夜の参拝は自粛を、ということで、
密を避ける取り組みをなさっているそう、です。
今年ばかりは、本当に致し方なし、ですね、、、。


そして、そのお札、
愛宕さんに参拝したら、皆が必ず手に入れるのが、これ。
「火迺要慎」と記された、火の用心のお札
これを家の中、火を扱う場所のすぐ側に掲げて、
火難からお守り頂くということで、
こと料理屋にとってはマストアイテム!なんであります。

実は今年、世がこんな事態になるちょっと前のこと、
思い立って愛宕山へ参拝をし、その時授与いただいたのが、
右のお札。
今どれ程の体力があるものか?と、
自分を試す気持ちで登ってみたら、
これが、きついきついきついきつい、、、(苦笑!)
次の日(→正確には次の次の日!遅れてやってくるぅ、うぅっ!)も、
ロボットか!!というくらい、がたぴし、歩かねばならず、
自身の運動不足が露呈してしまった、愛宕詣、だったのでした。

でもその際、
ずっと気になりながら、確かめることなく来ていた疑問、
ついに、お教え頂きました。
「火迺要慎」って、「火の用心」の意であることはわかるのですが、
この漢字は、どういうところから来ているのかな?ということ、
常々気になっていたのですが、
神職の方にお尋ねすると、詳しくお応え下さいました。
これは、

「ひすなわちつつしみをようす」
と読み、
火は、私たちの生活に恵みを与えてくれるものである反面、
時として、全てを焼き尽くし、災いを呼ぶ存在でもある、
有り難く、感謝をしつつも、
畏敬の念をもって接しなければならない
、という、

ことなんだそうです!
ひのようじんに、そんな深い意味がある、とは。
日頃、仕事柄も火が欠かせず、恩恵を預かる身としては、
ほんまに大事なことやな、と心に刻んだのでしたー!


店では、いつも二つのお札をお飾りさせて頂いているのですが、
左は愛宕さんのもの、右は祇園祭の「霰天神山」のお札、なんです。
この山も、火除けの神様が祭神なんですー。
「火には気いつけんとあかん!」ということで、
毎年粽とともに、このお札も届けてくださいます。(→いつも有難うございます!)
今年も、胸に刻んで気張りますっ!










2020/07/31 21:21

蘇民将来子孫也。


またまた涼しい日々が戻っています。
幾分ホッとする気持ちもありながら、
このあまりの温度差、7月末にしてこの涼しさは、
少々不思議な気もします。
これから梅雨明け後の8月に、
反動でとんでもない暑さがやって来たり、、、
なんてことだけはないように、と願っています。

本来なら、今日は五輪の開会式の日、だったのですね。
そして京都では、祇園祭の後祭の山鉾巡行の日であるはず、でした。
一年前は、

「開会式と、山鉾巡行が重なるのかー!
一体その日、どんな雰囲気になることだろう!?
どんな風に、その日を迎えていることだろう!?」
と、

その件でひとしきり盛り上がり、
「その日」について色んな想像をしたものでしたが、

、、、ってなことを言ってましたよねー、、、、と、

言い合いながら、その想像を巡らせた日の今日を過ごしました。
もしも今日、「その日」が実現していたなら、
比較的涼しい環境の中、気温に悩まされることなく色々が挙行されたことだろうな、
なんてこと、ふと思ったりもしますが、
これも自然のことゆえ、どうにもこうにも、仕方ありませんねー。


さて、お祭りは行われませんでしたが、
ちまきの授与はされている山鉾があって、
早速に店には、色々な厄除けちまきが並んでおります。
どのちまきにも、必ず見えるのが、
「蘇民将来子孫也」の護符。
これにより、疫病や災厄を免れることができる、とされています。

厄除けちまき、
今年も一年、玄関の上にお飾りさせて頂きます。
どうかまた一年、店をお守り下さいますように。
「禍」中の今こそ、どうぞ、どうぞお頼もうします!と、
強く、願わずにはおられません。
お祭りの起源でもある、疫病退散の祈り、
時代をはるか経て、現代の今も、強く思うこととなっている、2020年です。


今年は初めてこんな粽も。
八坂神社の、
描かれたちまき、です!
本来の厄除けちまきの代わりであるとのこと、
何年か前から授与されているのだそうです。
どことなく、おしゃれです。
こんな形式のものもあるのですね。
知らんかった、ですーーー!




















2020/07/24 23:05

うなぎ!


一昨日までの涼しさとは打って変わって、
昨日、今日と、容赦ない蒸し暑さ、やって来ています。
これやこれや、、この湿気感満載の、強烈な蒸し暑さ、、、。
これでないと、京都の夏とは言えません。
これこそが本来なのだ、と盆地の暑さの感覚取り戻し、
自分に言い聞かせはするものの、
つい先日までの、クーラー要らずの日々とのあまりの差に、
身体が瞬時に順応できるはずもなく。
しかも今日など、昼は暑さにへばったと思えば、
夕方にはどかんと雨、がしゃーんと雷が轟いて、
もう、完全にお天気に振り回されっぱなしの感のあった、本日でした。


何かと不安定なそんな折、
必要なのは、
身体にしっかり栄養補給、
滋養を摂って、元「気」を蓄えなければなりません!
そんな時に食すと良い、絶好のもの、
それは、うなぎ!ですよねー。
と、今日は、土用の丑の日。
店の面々、昨日、今日、と、ずっとフル稼働にて、
恒例行事、うなぎ仕事に勤しんでおりました。
一年に一度、100匹以上と格闘する、うなぎマッチ。
挑むよう気持ちで、山となって入荷したうなぎと対峙します。

ヒレ切りから始まって、串を打って、焼き作業。
丁寧に、かつスピーディに、
せっせせっせと夜通しひたすら手を動かして、
なんとか、無事作業は終了!
「禍」中ゆえ、どこでどんな事が起こるか分からず、
とにかく慎重に、用心を万全に、仕事を続けましたが、
今年も無事、納得のいくもの、仕上げることが出来ました!


ところで、今年は夏の丑の日が2度あって、
8月2日(日)が「二の丑」なんですよねー。
店では、二の丑の日にも、
ご要望に応じ、持ち帰りor発送用のうなぎをご用意させて頂く予定です。
直焼きで、パリッと香ばしい、関西風の鰻、
皆様、是非ご利用下さいませー!

もし気になる方おられましたら、
どうぞお気軽に、店までご連絡下さいませ!




















2020/07/21 20:45

宵山。


久し振りに雨の気配が無かった、
今日の京都、です。
本当なら、今日16日は、祇園祭の宵山。
朝から、出入りの業者さんの皆さんと、
交わす会話は、見事に同じ!

「ほんまやったら、宵山なんやけどねー、、、、、」

もっとバタバタしたり、町中が活気で漲っていたり、
するはずなのですが、今年はそれがありません。
お神輿さんを担がれる方など、
本当に寂しくて残念だ、ということ、切に仰います。
観る側の私だってこんだけ寂しいんだから、
毎年担がれている方など、そら、然もありなん、かと思います。
来年こそは、いつも通りの勇姿が観られますように。
(兎に角、ワクチンが早く出来ますようにーーーーーーー!)


さて、店のお献立には、
この時期ならではの、こんなものも登場しだしております。
お写真、「新の銀杏」!です。
もうすでにイチョウの木には銀杏が生り始めていて、
それを敢えて今収穫する、言わば早採りの、ぎんなん、なんです。


中を覗くと、こんな風!とても鮮やかな、緑色
この色目から、この時期の銀杏のことを、
「ヒスイ銀杏」と呼んだりもするんです。

色もさることながら、
この新ぎんなん、秋のものとは随分と違う点が多いんです。
まずは、食感!
初めてお召し上がり下さる方の感動が薄れてしまっては、
楽しみ半減!なので、
具体的な詳細は申し上げませんが、

「こんな食感とは、思いもしませんでしたー」!」
「この感じ、初めて、です!」


と、そこには必ず「驚き」があるんです。
そしてお味も、今の時期のものならでは、の独特な風味があります。

この新ぎんなん、
毎年、宵山の辺りから入荷が始まって、
8月の半ば頃まで、お出しする予定、となっております。
その一ヶ月程の間でも、
少しずつ、少しずつ、入荷毎に変化があって、
徐々に成長をし、秋のものに近づいていくこと、よくわかるんですよー!

夏の間のお楽しみ、新ぎんなん、
これからしばらくお献立に登場予定です。
皆様、是非にーー!

そして、今日は宵山ということで、
一年のうちこの日にだけ販売される、
祇園祭にちなんだお菓子、
「行者餅」も手に入れてまいりました。
東山安井の、柏屋光貞謹製。
柔らかな求肥に、山椒の味噌餡。
毎年変わらぬ、安心のお味、
ほっこりいたしますー!















2020/07/16 21:59

ゴールドバレル。



今年も入荷致しております、
沖縄産のパイナップル、「ゴールドバレル」
訳すと、「金の樽」
その大きくて迫力のあるどっしりとした姿と、
溢れる果汁でキラキラと光る、濃い色味の果肉、というところから、
この名がつけられたんやそう、です。

栽培が難しく、手間がかかるとのことで、
生産量が少なく、自ずと流通量も少なくて、
年によっては、シーズン一度も入荷できない!という時もあったり、で、
毎年、この姿と対面を果たせた時には、
おおおっ、今年は無事入ったんやな!!!!と、
思わず声をあげてしまうくらい、
心待ちにしてしまう、パインなのです。

魅力は何かと言われれば、
兎に角、
味のバランスが、絶妙!であること。
程良き酸味に、
濃いんだけれど、
すうっと後が切れる抜群の甘味
口にするとじゅわっと出てくる果汁も、
すっきり感のある甘さでどこまでも心地が良くて、
この調和の妙が、本当に素晴らしい!

この「甘味」も、掘り下げればとても味わいが深くて、
決してくどくはなく、また甘いばっかりでもなく、
どことなくマイルドで、すうっと身体に馴染むような、
そんな甘さ、なんですよねー。

パイン好きの方はもちろん、
南国系のフルーツの、とことん甘過ぎる感じがちょっと苦手、という方でも、
これならば、大丈夫!となるんではないかな?と思います。

ゴールドバレル、
これからしばらくの間、お料理の後のの水物として、
お献立に登場予定です。
美味、ですよー!皆様、是非に!


パイナップルを見るたびに、
小さき頃、初めて本物に接した時の衝撃を、
思い出します。
それまで缶詰しか知らなかった所から、
突如姿を現した、実物の何とも言えん迫力!
憧れの気持ちもあいまって、
本当に、特別なフルーツだーー!
との感覚があったこと、思い出します。
きっと、酸っぱかったんではないかな?と、
今となっては想像してしまうのですが!











2020/07/10 23:11

新入り。


連日、各地に被害をもたらしている、
記録的な大雨のニュースが続いております。
今なお、深刻な状況の続くエリアも多いとのこと、
救助の活動が進むこと、そして、皆さまの安全が確保されることを、
強く願いながら、日々情報に耳を傾けています。
12日ごろまでは、この雨が続く、との予報もありますね。
なんとか、なんとか乗り切れますように、と、
今は切に望むばかりです。



さて今日は、
店に新たに加わった、一員のご紹介。

この7月で、店が25周年を迎えました、というお話、
前回もさせて頂いたかと思うのですが、
実は、その開店当初から、
チームの構成メンバーとして、日々活躍してくれている、
様々な機械、機器らがありまして。

通常は、厨房機器などは、
毎日かなり酷使することもあって、
普通で10年、よくて15年保ったら、
かなりの寿命かな、というところ、なんですが、
それが、
店にあるマシーン類、どれもあまりにご長寿で。
というのも、
大将が兎に角、機械が大好きで、
好きゆえ、
扱いもいつだってとっても丁寧なので、
例えば冷蔵庫の開閉も、

「閉めるときに、焦ってる時でもばんっと勢いよくせえへんだけで、
負担や、その後の保ちが明らかに違うねんで!」


ということで、
そのスピリッツを守ってずっと使っていた所、
気がつけば、なんと25年の年月が経っていて、
出入りの業者さんもびっくり!のご長寿マシーン揃い、
という状況になってしまっていたのでした。

でも、流石にここにきて、
寿命の気配がきたのが、冷蔵庫。
性能はよく、優れもの!ではあったものの、
この7月の区切りの時が良き機会、ということで、
惜しみつつも、買い替えへと踏み切ったのでした。

で、実はその記念すべき搬入の日、
7月1日が今年は水曜(→店は定休日!)だったので、
私は搬入に立ち会えず。
次の日、ピカピカの新冷蔵庫を前に、

「前のん(→以前の冷蔵庫)の最後の勇姿を見届けられず、残念でしたー、、、」

と、大将に言ってみたら、

「見たい?」

と、そそくさとスマホ取り出し、大事に撮られていたのが、
この写真。


少しでも綺麗に、と、
最後に磨かれた形跡もある(!)この写真!
なんという、機械愛!
搬出前の最後の時に、
記念に、と、写真におさめられた、とのこと。

な?、な?、と、
何か、次に続く言葉を求めるような、
なんともいえん目で、
こっちをうなづきながら見つめてこられる、大将。

こういう時には、なんと言えばいいものか。
私だって、冷蔵庫よありがとう、の気持ちはありながら、
到底、その熱量が大将に及ばない感じもあったので、
瞬時にぐるぐる頭を巡らせて、


「よお、よお、ここまで頑張ってくれましたよね、、ほんまに!」


「そやなあ、ほんまになあっ!!!!!!!!」



冷蔵庫の写真を前に、
その年月を思い、しばし感慨に耽る、一同!

そら、なにか機嫌悪くて上手く動かん、となったら、
その都度、どこが原因なのか探って、
わかる範囲で調整をして、、、と、
ずっと使ってきた、道具、というか、
ともに歩んで来た同志ですものね。
感慨深いのも、さもありなん。

で、新しくやってきた冷蔵庫、
もちろん、今はピカピカ!
その目新しさに、私としては、
おっ!と、ちょっと心踊る感じもあったのですが、

「冷凍の方に早速に霜がついて、、、、!」

と、大将、使い勝手について、
色々と細かな指導が入っています。

どうすれば、使い心地がよくなるのか、
その機械のクセのようなもの、
メーカーにより違えば、販売の年度によっても違うし、
それを見極めて、上手に使いこなして、
お付き合いしていく、という感じになるんかと思います。
なので、この冷蔵庫も、
それがいろんな意味で馴染んでいくまで、
もう少しの時が必要なのかもしれません!
ともあれ、
25周年を機に、迎えた新入り、です!
これからも、長い付き合いになりますーーーー!

新入りくんの、冷蔵庫!
使い勝手を考えて、今回は右開きに。
でも今まで、私が使う部分の扉は、
左開きだったもんだから、
今、まだ必ず、と言ってよいほど、
扉を開けるまでに、
左、、と思ってたら右かいっ!という、
余計なワンアクションが
入ってしまいます(笑)
まずは私が慣れんとあきません!


























2020/07/09 23:09

7月。


7月、ですね。
いつもなら、いよいよだーー!という、
何とも言えん熱気、活気が辺りに漂って、
心が自然と浮き立つ思いがする頃、なのですが、
今年は、それがありません。

祇園祭、1日より大事な神事のみ、縮小し、行われているのですが、
やはり、なんだか寂しいなー、との思いは募ります。
実は、長刀鉾だけでも、建てはるんとちがうかな?と、
勝手に希望的観測を持っていたのですが、
どの山鉾も、組み立てをされない、との決定がされたとのこと、
残念ではありますが、確かに、仕方がないかと思います。
だって、やっぱり見に行きたくなってしまいますもんね!

「本来、疫病退散を願うためのお祭りで、
密によって疫病が発生してしまっては、それは本末転倒」

との内容の談話がありましたが、
なるほど、その通りだな、と思いました。
今年ばかりはぐっと我慢。これ、仕方ありません。
また来年、
ワクチンも出来て、この疫病を乗り越えたであろう時にある、
お祭りの姿を想い、
その時、どんな風に今年を振り返っていることかなー?と、
考えたりしています。
にしても、本音を言うならば、
コンチキチンの鉦の音が聴こえないのは、
やっぱり何か、寂しいし、物足りない!
きっとこの一ヶ月、その思いをずっと抱きながら、
過ごすことになりそうです。
これもまた貴重な経験ですね!


さてさて、続いては店の話になりますが、
実はこの7月1日で、
くりた、25周年を迎えました!
本当は、
この節目の年に、何かメモリアルなこと、
させて頂ければ良いなー!と、
2020年が明けた時には、色々と構想を練ったり、
皆さまにご意見お聞きしたり、、、と、
意気込んでいたのですが、
まさかまさかの、こんな「禍」に見舞われることとなり、
計画はまずさておき、というような必然の中、
この日を迎えることとなってしまいました。
(また、状況が少し落ち着いた頃に、
何かご案内をさせて頂ければ良いな、と今は考えております!)

無事この25周年の日を迎えられましたのも、
本当に、皆さまの御愛顧、お支えがあってのことと思っております。
この場にて、あらためまして、心より感謝申し上げます。
これからも、日々食材にしっかりと向き合って、
丁寧に着実に、仕事をすること、
また、皆様に季節のものを気軽に、確かに味わって頂けるよう、
心掛け、邁進してまいりたいと思います。
一層の進化を遂げられるよう(!)ますます頑張って参りますので、
これからも、何卒宜しくお願い致します!


そして、最後に。
この自粛期にずっと展開をしてまいりました、
「おうちでくりた」ですが、
7月も、大幅にお品を限定しながら、ではありますが、
引き続き、ご提供をさせて頂いております!
今日は、そんな中から、
ひと品のご紹介を。

お写真、「鱧寿司(はもずし)」です!
京都の夏といえば、鱧。
梅雨の水をくぐってからが本番とされる鱧ですが、
今、脂がのって、ますます美味しくなってきております!
そんな鱧をつけ焼にし、棒寿司にした「鱧寿司」。
鱧の旨味、食感、甘辛い風味に、
酢飯の組み合わせ。
この両者が出会ってくれてほんまに良かった、と心底思う、
間違いのない美味しさが、そこにあります。
京の夏といえば、これは欠かせませんー!



くりたのお味をご家庭で楽しんで頂ける
「おうちでくりた」、
7月も引き続き、品目を限定しながらご提供をさせて頂いております!
もし気になる方おられましたら、
どうぞお気軽に、店までお尋ね頂ければ、と思います!
皆さまの御利用、心よりお待ちしております。

夏、ですねー!





















2020/07/03 22:41

くぐり雨。


とうとうこの日が来てしまいました、
今日は6月30日夏越の祓の日、ですね。
この半年の穢れを祓って、残る半年、健康に過ごせますように、ということを祈願する、
一年のちょうど折り返しの日
、、、と言われても、
この半年は、ちょっと通常ではない感じもするから、
出来ればノーカウントにしてほしいような気もしますが(!)
振り返れば、大変な「禍」の中、
がむしゃらに日々を重ねていたら、
あーーっという間にこの日が来て、という感があり、
やはり例年通り、「あっという間だった」という感想に落ち着いている、
今年の6月の最終日、です。


さて、そんな夏越の祓の今日、
半年の厄を祓いに、
「茅の輪くぐり」に出掛けてまいりました。
あいにくの雨でしたが(→梅雨ですものね、しかたおへん)
「禍」の中の今年こそ、神頼みということで、
意を決して雨の中、お詣りへと出向きました。



場所は、「
ゑびす神社」。
店からは鴨川を渡ってすぐ、のところにあります。
天候のせいか、到着の時点では、
他の参拝の方の姿は、見えず。
手を清めたのち、社殿前へ進みます。




















横をみると、
くぐり方指南書!
まずは、どう動くかを、
しっかりと頭に入れます。
毎年のことなのに、忘れがちなんですよね。
これはほんまに、助かります。

















そして、いざ茅の輪へ。
雨の中だったので、
傘をさしたままではありましたが、
ぐる、ぐるっと、八の字にまわって、
最後、しっっっっかりと、
おたのもうします、と念を込めて、
お詣りをさせて頂きました。
















その後、御自由に、との茅を1本頂いて、























社殿横の、
木板を優しくトントン叩かせて頂いて、
少し耳が聴こえ辛い
ゑべっさんに、
私の願い、どうぞ聞き届けとくれやすねーと、いうことで、
トントんっと優しく音を立てるのが、お決まりなのです!)

神社を、後に。

















土砂降りの中ではありましたが、
この半年、御利用頂いた全ての皆様への感謝と、
自身の反省と、
それからいつもとは違う雰囲気になりそうなこの夏ですが、
精一杯、きばりますのでおたのもうします!ということ、
しっかりと、力強くお詣りをさせて頂きましたー!


そして、夏越の祓といえば、
忘れちゃならないのが、このお菓子。
「水無月」です!
店ではこの一ヶ月、
お食事後のお茶受けとして、ずっとお出ししておりましたが、
本来は夏越の祓の日に頂く、というのが習わしなんです。
なので、今日こそが、本番の日
ということで、毎年当日の今日だけは、
大将が「私の分」も用意してくれます。
例によって業務終了後、
お相伴させて頂きますー!(大将、おおきにですー)

さて、甘味もチャージして、
いよいよ明日から、7月、ですね。
いつもとは様相の違う、お祭りのないひと月、
一体どんな雰囲気になることかな?と、
未知のものに向かう心地が致しております(!)
でも、祭りの熱さはなくとも、
気温の暑さは変わらず、やって来ます。
バテぬよう、へこたれぬよう、
盆地の夏、乗り切ってまいりますよー!

手前は白(プレーン)、
奥は黒糖風味、です。
店でお作りするのはこの2種ですが、
一般的には、抹茶風味、というのも、
人気があるところかと思います。
お好みが分かれるんですよねー。
(3択で選べと言われれば、相当悩みますが(!)
やっぱり、白、かなあ。皆さんは、どうですか?)














2020/06/30 21:43

「いわしのいんろう煮」販売のお知らせ。


今日は表題のお知らせを。
毎年春に販売開始をさせて頂いている、
くりたの「いわしのいんろう煮」
ようやく、通販サイト、及び店頭にて今シーズン分の販売を開始させて頂きます!

実は、このコロナ禍の中で、
原料となるマイワシの入荷が
しばらくの間止まっていたこともあり、
それに伴い、製作も一旦停止せざるを得ず、
販売のご案内がずっと出来ずにおりました。
でもようやく5月半ばから入荷も始まり、
作業も再スタート、
一同も、
より一層、集中を重ねて、製作を続け、
御予約を頂いていた分から順次、
お手元にお届けをし、
今ようやく、通販、及び店頭での販売のお知らせをさせて頂けることになりました。

まずは、
諸事情により例年よりも販売開始が遅くなりましたこと、
深くお詫び申し上げます。
(そして、早くに御予約を頂きながら、お届けが遅くなってしまった皆様、
本当に申し訳ありませんでした。重ねて、深くお詫び申し上げます)


今も作業はフル稼働にて続行中なのですが、
今入荷のマイワシ、これがなかなか良いんです!
入荷時期としては例年よりも少し遅めになるのですが、
今年はここにきて、理想のものが入手出来ています。
2ヶ月前、市場に全く出回らず、の状況になった時には、
今年は一体どうなることかな、、、、、と、危ぶんだのですが、
マイワシのシーズン(→店が望むサイズのタイミングのもの、の意です!)
ほぼ終わりの時期の今になって、
そこそこの入荷がある、とは!
自然相手は、本当に読めぬ部分がありますが、
この好機に、一同、一層作業に励んでおります。

ともあれ、今年も出来は上々!です。
自信を持って皆様にお召し上がり頂けるもの、
今シーズンも仕上げることが、出来ております。

くりたの「いわしのいんろう煮」
これから通販サイト、及び店頭にて販売をさせて頂きます。
(通販サイトはこちらです→)
皆様、是非にーーーーーーー!

作業は、
まずはこの状態から、
1尾ずつ、頭と内臓、尾を出刃で取る、
ことから始まります!












2020/06/27 22:24

夏至、日食。


今日は夏至、ですね。
そして今年はそれに加えて、
この日の夕方、全国的に部分日食がみられるんですよ!
ということを、数日前にニュースで知り、
それはちょっと見てみたいな、という思いに駆られ、

この日をちょっとだけ待ち構えておりました。
見えぬ敵相手に、何かと抑えがち構えがちな心地で過ごす中、
そんなこと全く関係のないところで、
確かに動く天体の世界を見届けよう!と、
でも、晴れるだろうか、どうだろうか、と迎えた、
今年の夏至の今日。

そんな気構えでいたのに、
あいにくの、曇天!
この梅雨時期にもかかわらず、雨は降らず、という
希少タイミングにもかかわらずの、曇り空!
随分と前に手に入れた太陽グラス
(たぶん、2012年の金環日食の時やったかと思います)
を、引っ張り出して準備、
開始時間、とされる16時頃より観察を続けましたが、
終始その姿はぼやっと、しておりました。
それでも、お!欠けてる、欠けてる気がするぞ!となんとなく実感できる時もありつつ、
基本的には輪郭は曖昧なままで、実に惜しい!状況でありました。
でも、
店のすぐ近くで、グラス片手に
(→太陽観察専用のやつです)
仁王立ちしていると、

「あ、日食ですよね、見えますか?」
「もう欠け始めてます?」
「何見てはるんですか?」

等々、
道ゆく方々と、色々な会話が繰り広げられたりして、
日食は見えずとも、
それはそれで、楽しいひと時でした。
でも、雲の厚みが弱まったほんの僅かな時間ですが、
欠けている様子をグラス越しに目に留めることも出来、
しばらくの間、天体の不思議に思い浸りました。

次に部分日食が全国的に見られるのは、10年後、とのことですね。
その時、どんな風にコロナ禍の今日を振り返っているかな?と、
グラス片手に
(→太陽観察専用のやつです!8年前のやつね!)ふと思う、
本日、夏至日食、の1日でした。


さて、最後に。
6月には欠かせない、とある甘味のお写真を。

このお菓子に、
これ程までに念を込めて接することになろうとは。
本来、夏越の祓の日(30日)に頂くお菓子ですが、
店では例年この月の間、
お食事後の御茶請けとして皆様にお召し上がり頂いております。

禍が、早く過ぎゆきますように、
この半年の厄を、祓えますように。

なんとはなしに、常よりも思いは高まります。
にしても、大納言の、いつもと変わらぬ深い甘味は、
ほんまに安心感あります!
甘い、美味い、間違い、ないっ!!!
このお菓子の詳細は、
また本番の日にご紹介いたしますよねー!

一粒、ひとつぶの豆の甘み、うまみが、
ほんまに、沁みます。
ほうっと、体がゆるみます!
だいなごーーーーんっ!!!!!














2020/06/21 23:06

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