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調理師走る。


師走、ですね!
一年の締めくくりの、12月。
料理屋にとり、
一年の最後にして最大の行事ごとが待ち構える、
試練の月、がいよいよやってまいりました。
その行事ごと、
それは言わずもがな(!)のおせち作業、なんであります。
これから、準備の準備の準備、のような作業を少しずつ重ねて、
最終的に、完成へともっていくこととなります。
もちろん、
それは通常の店の営業は続けて、の中での平行の作業となるので、
全ての業務を万事、きちんと、
滞りなく、最大限のことをさせて頂くために、
いかに効率よく空いた時間を使うか?ということ、
常に気を配りながら過ごす、というのが、
このラストの12月、なんであります。

なので、なんだかバタバタ、いそいそ、
常に何かとずっと動き続けている、一同!
僧侶だけじゃなく、料理人だって走る!
師走という語は、本当にしっくりくるような気がしています。

、、ともあれ、
2019年最後のこのひと月、
冬ならではの色々、徐々に登場し出しております。
また旬の冬食材については、
ブログでもご紹介させて頂きますよねー。

さて、最後にお写真。
今日たまたま随心院の横を通ったら、
殆どが散り紅葉となっている中、
鮮やかに色づきが残っている一本、
目に留まりました。
実は、
今年はどこへも紅葉狩りへ出向けなかった、私。
思いもかけず出会えた紅い色に、
しばし心を奪われました!

京都の紅葉、
ほぼ、ほぼ終了の時期ではあるのですが、
もしかすると、まだ最後の名残を楽しめる!
なんてこともあるかと思います。
今の時期の最大のメリットは、
なんといっても、お人さんが少ない!
ということです。
ゆっくり、静かに、楽しめますものね。
私もこの木、独り占めでしたー!



















2019/12/02 21:49

佐竹本。



秋の美術めぐり、引き続き、です。
先日訪れたのは、東山七条の京都国立博物館。
目指したのは、これ。


「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」展。
こんな機会は滅多にないから、見といたほうがええで!
と各方面から絶賛のお声があり、
会期も終了間近の先日、急ぎ馳せ参じました。

歌人、藤原公任の「三十六人撰」に選ばれた、
飛鳥〜平安にかけての優れた歌詠み人とされる、三十六歌仙。
柿本人麻呂、小野小町 在原業平、等々、
今現代でも名は耳にする、歌人たち、
鎌倉時代以降、
この三十六歌仙を思い描いた肖像をモチーフにした「歌仙絵」が
数多く描かれるようになったんだそうです。
そして、中でもこの「佐竹本三十六歌仙絵」は、
旧秋田藩主佐竹公爵家にずっと伝わっていたもので、
「佐竹本」と皆が呼ぶところであったそう。
歌仙絵の最高峰!とも称されるものなんです。

それが大正に入り、
家の経済的事情により、これが売りに出されることとなり、
所有者は一旦他に移ったのち、
第一次大戦後に更にそれが手放されることに至り、
その際、あまりにも高価で買い手がつかず、
時の経済界の重鎮で茶人でもある益田孝の案により、
この三十六歌仙の絵巻を切断して、共同購入をしよう、
そして、その断片のいずれを所有するかは、
くじ引きで決める、ということに相成ったそう、なんです。

糊付けを剥がされ分割された歌仙絵は、
各所有者の手により趣向を凝らした表具が施されるなどし、
掛け軸に仕立てられて、今の形となっています。
今年2019年は、佐竹本が分割されてから、
ちょうど100年を迎える年で、
この機会に、離れ離れになっていた絵(→そのうち今回は31件分)を一堂に集めよう、
ということで開催されたのが、本特別展、なのです。

各断簡、持ち主が色々な手に渡った絵もあれば、
100年間ずっと一所に家宝として大切に伝えられているもの
(例えば、野村美術館、住友コレクションなど)もあり、
この100年の間に、それぞれが色んな運命を経て、
今に至っているという、この佐竹本。
展示会場入り口壁には、
「もう、会えないと思っていた」「あの日からやっと会える」
との言葉が印象的に掲げられていて、
本当に100年の年を経た今の、奇跡の再会なのだな、、、ということ、
改めて感じさせられました。

展示は6つのセクションにわかれていて、
主役の佐竹本は第3章の2階のフロア全面で、
その階以外にも、
歌仙絵が生まれるにあたり、
その背景でもある和歌、歌仙にかかわる美術品、
王朝文化を感じられるその時代の名品の数々が展示されていたり、
佐竹家で絵巻が保存されていた漆の箱、
それから、くじの時に使われた竹筒(今は花入れに仕立直されている)を
実際に見ることができたり、
分断される前に製作された、絵巻物の模造品があったり、と、
「佐竹本」が誕生した背景、
それが佐竹家に伝わりどのように流転の運命を辿ることになったのか、
ということ、総括的に理解できるようになっています。

くじ引きの際にも、
やはり、男性よりも女性の歌仙の絵の方が人気があったとか!
それもそのはず、
「小大君」などは、十二単の姿が美しくて、目を奪われます。
でもいずれの絵も、人物描写が細やかで、
表情もそれぞれに違い、特徴があって、
それぞれに惹き込まれました。
特に、合わせて添えられている歌の内容と照らし合わせると、
興味深さは倍増!
きっと、百人一首がお好きな方などは、
とりわけ楽しめるんではないかな?と思います。

「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」展、
会期はあと1週間とちょっと、24日(日)までです。
終盤とあって、平日の今日でも相当に混んでいるとのお話、
耳にも入ってきておりますが、
今後そうそうない機会なので、一見の価値あり!かと思います。
皆様、是非にー!
(でも週末などはかなり混み合うこと必至、かと思われますので、
お時間調整しながら、出向かれて下さいませねー)



入り口からちょっと奥に入ったところに、
こんな撮影スポットが用意されています。
これが「小大君」なのですが、
一番華やかで、
皆が思うところの平安の姫君そのまんまの、
お姿の、肖像画。
中に入って記念撮影できる仕組みに
なっていました。






















訪れたのは2日前で、
館内の木々も、ぼちぼち色づき始め、
という状況でした。
快晴で、申し分ない秋空だったのですが、
空見上げると、いたるところにうろこ雲!
景色の美しさに、
写真に何枚も納めましたけれど、
このうろこ雲、
お天気が崩れる前の現象、とのことですね。
確かに、
昨日は時折雨模様でしたものねー!








































































2019/11/15 23:33

正倉院展。



今年も行って参りました、正倉院展
言わずと知れた、
毎年、秋のこの時期に開催される、
奈良国立博物館の特別展で、
今年で第71回目となるんだそう。

正倉院に納められている宝物は、
定期的に点検作業が行われながら、
保存されているのですが、
秋の曝涼(=ばくりょう。宝物の虫干しのこと)の際に、
収蔵庫から宝物が出されるその機会に、
広く一般にも公開をしよう、
ということで行われている展覧会、なんですね。
今年は、御即位記念の回ということで、
会期はいつもよりも少し長かったのですが、
バタバタする中、なかなか時間を作れずに、
気が付けば、最終日まで日がない!という状況に。
、、ということで、昨日ようやく、
奈良まで急ぎ出掛けて参りました。

今年は全部で41点の出陳で、
うち4件が初出陳だったとのこと。
毎年、これが見所!というような
(チラシやチケットのデザインに採用されるもの!)

宝物が数点あるのですが、
今回目玉の宝物の中で、気になったのは、
まずは歴史の教科書なんかでお馴染み、
「鳥毛立女屏風」(とりげりつじょのびょうぶ).。
6枚全てが展示されているのを観るのは初めて!のことでした。
描かれたふっくらとした樹下美人の女性の衣服には、
実際には日本産ヤマドリの羽毛が貼られていたとのこと。(→今は剥がれているのです)
恥ずかしながら私、
受験のため必死に暗記学習をしていた時代、
「とりげたち、おんなびょうぶ」と妙な読み方、区切り方で丸覚えしておりました(笑!)
その区切りは無いだろう、、、、と今なら理解が出来るのですが、
意味わからずともすっくり覚えてしまえておりましたので、
若い脳の吸収力の凄さを今更ながら感じます(苦笑)

そして、
聖武天皇、光明皇后の冠飾りだった
「礼服御冠残欠」(らいふくおんかんむりざんけつ)

真珠やサンゴのビーズ状のものや、、鳳凰の形の小さな金具など、
あまりにも煌びやかで、美しくて、精巧で、
私も含め観覧の女性の皆様、その展示台の周りを囲んで、しばしうっとり!
これが現代にまで残っている、ということも驚きだし、
これを造られた当時の職人さんの技術力の高さ!
にも、
ほとほと感服いたします。

それから、
聖武天皇の儀式用の赤い革靴
衲御礼履」(のうのごらいり)
この革靴、中敷の底の左先部分が若干黒くなっているのですが、
これなんと、天皇がお履きになった痕跡、なんですって!
(→日曜美術館情報です!)
皮脂汚れなのか?靴ずれで水ぶくれが潰れた跡だったりするのか?
想像は膨らみますが、
聖武天皇という方の存在が、
ああ、本当に実在しておられたんだなあ、、、、と、
途端に距離感が縮まったように思えてしまう、御靴でした。
(でもやはり、それが残っている、ということに驚きを覚えますよね、、、)


、、等々、他にも見所は盛り沢山!
いつもより若干出品数が少なかったこともあって、
館内ゆったりと展示がされておりました。
なので観覧し易いレイアウトではあったのですが、
それでも最終日間近とあって、中は相当に混み合ってはいました、、、。
今年の会期は今日14日で終わりですが、
来年以降、
やはり出向くなら、
会期前半、かつ日曜美術館で特集が組まれる前の平日、
が狙い目、ということになるのかなあ、なんてこと、思っています。
ともあれ、今年も、天平の昔に思いを馳せ、
しっかり楽しませて頂きましたーー!




そして、奈良と言えば、の、
鹿さん、です。
随分恐怖心は取れつつありますが、
私、少々苦手、なのです!
(小さき頃、遠足時にお弁当をもぎ取られた
恐怖体験あり。)

でもここもう10年以上、
秋に顔を合わせる度、
少しずつトラウマを克服できつつあります。
今回も、
ちょっと可愛いべっぴんさん!を見つけ、
懸命に写真を撮っていたら、


その背後に、
ちょっとやんちゃそうなもう一鹿見つけ、
うまいこと重ねて撮ってやろうと、
色々試行錯誤していたら、










気付かれてしまった!













完全に視線が
こっちにロックオンされてるぅ!
こういうやんちゃタイプのやつが、
視線を一点に定めている時、
これが一番怖いのです!

「いやいや、私、何にも持ってませんよ、
ほおら、鹿せんべいも、食べられるものも、
何にも持っていないですよ!」

と、
遠くからできる限りの
「私は何にも差し上げられない人間です」
アピールをして、
すたこらさっさとその場を立ち去りましたとさ(笑)
可愛いんだけれど、
食べ物に対しては結構貪欲で強引な一面も
ありますから、
皆様もどうぞお気を付け下さいませね。

帰途の、奈良公園。
まだまだ黄味がかった青もみじが
多かったように思います。
でも中には、少し紅く色付く葉も
ありましたよー!
これから、ですよねー。

















































2019/11/14 23:34

未知との遭遇。


11月、ですね!
入って最初の連休初日の、今日は2日。
なんとも気持ちの良い秋晴れ!で、
昼間など、思わずどこぞに出掛けたいな、、とむずむずしてしまうぐらいの、
散策するにはもってこい!の1日でした。
駅や、繁華街、お人さんでごった返していた、とのお話もあって、
紅葉はまだ、の時期ではありながら、
ご観光で入洛されている方も、相当に多かった、様子。
でも、秋空、快晴の下の町歩き、
こんな日の観光はきっと気持ちが良かったことだろうなーー!なんてこと、
想像しています。
今はまだ、混み様も紅葉本番の頃よりはやや控えめ、だろうとは思います。

さて、そんな今年の紅葉、ですが、
ほんの少ーーーしだけ色づき始めている、という話は、
耳に入らなくはないのですが、
出だしとしては、例年よりも少し遅いのかな、といった印象があります。
いつもなら、23日の連休の辺りにピークがくる、ということが多いのですが、
今年は少し後ろにズレるかもな、という予想をしたりしています。
ただ、気候、自然のことゆえ、どんな風に進むかは未知ですので、
状況を見ながら、楽しみに待ちたいと思っています。
また耳に届いた紅葉情報については、
細かくブログにてご報告させて頂きますよね!


さて今日は、
ちょっとめずらし食材のお話、など。
「面白いかたちのピーマン、らしいで」と、
大将が市場で入手してきてくれた、この食材。
名を、UFOピーマン!というらしい!
新しい食材を色々と知るために、と、
何か目新しい、あるいは今まで使ったことのないようなものがあれば、
向学、研鑽の意!のため、仕入れてきてくれる勉強食材、なのですが、
形が、とにかくユニークで、
これ確かに、UFO

まずは賄いでつこてみて
、ということで託されたのですが、
生では少しかたい!気もするし、
そもそも、この形をいかさんことには、意味がない気もするしな、、、と、
今、あれこれ、思案中、です。

これが店のお献立にのぼるか否かはさておき、
世の中には、いっぱい、
知らん食材があるんだな、ということ、
いつも、思います。
出合うと、
おおおっっつ!と、心がくいっと動かされます。
国内の食材でも、きっとまだまだ数知れないし、
それが国外へ目を向ければ、なおさら一層!ということなんですものねー。
まだ知らない、「美味しい」、
知りたい、ですよねー!!!!!








2019/11/03 00:17

秋色。


まずは、お知らせを。
この度の台風19号により、被災された皆様へ、
心よりお見舞い申し上げます。
各地に甚大な被害をもたらしたこの19号、
数日経ってその被害の全容、状況も明らかになってきていて、
その様子がニュース等で今も刻々と伝えられております。
復旧、復興、がスムーズに進むこと、
また応急対策なども、公的な支援もある中、速やかに行われること、
切に望みます。
1日も早く、被災地の皆様が元通りの生活を取り戻す日が来る様、
心から願わずにはいられません。




さて、お写真、「柿の葉」です。
見事に色付いた柿の葉っぱ、
この時期、お皿の中に「秋色」を添えるのに、
欠かせない、マストアイテム!で、
いつもだと、市場で手に入れることが多いのです。
(四国の村おこしの取り組みから始まった、
ご高齢の方による「葉っぱビジネス」が有名ですよねー)

でも、上写真は、丹波で自ら採取してきたもの。
実はちょうど先週、
「丹波栗」の農家さんを訪ねて、
丹波へと、足を伸ばしておりました。
今年の栗の出来具合、またここ数年の栗生産の現況等について、
お話を伺いに、行っていたのです。

今年は順調です、との声を聞くことが少なくなっている感のある、
昨今の丹波栗の生産事情
直にお話お伺いし、
気候の変動、そして後継者の不足等々、
大変なんだなあ、、、という現実を改めて認識するとともに、
それでも、一生懸命、熱意をもって栽培されている生産者の方のお姿を間近にし、
いよいよもって、
美味しいもん、作らねば!作るぞー!と、
決意新たに、帰って来たのでした。

そして上の葉っぱは、その際現地にて手に入れたもの。
丹波辺りだと、すでに柿の木も紅葉をしていて、
落ちた葉が、鮮やかな絨毯の様に、地面を彩っていました。

でも気になるのは、この台風。
「次にくる台風で、おおかた落ちてしまうやろなあ、、、、、、」と、
栗農家さんもその時仰っていたのですが、
やはり随分と被害があった、様子。
店の今シーズン分については、なんとか確保は出来ているものの、
台風シーズンに収穫の時期があたっている農作物は、
本当に大変なんですよね、、、。

栗の他にも、この台風で影響のあった農作物、
きっと沢山あったことだろうな、と思います。
状況がわかるのはこれから、とうことにはなりますが、
一体どうなるか?見守りたいと思っています。



そんな何かと不安の多い中、ですが、
ラグビーのW杯、
日本チームの凄さに、
すっかり勇気付けられています。
何を隠そう、ラグビーといえば、
「スクールウォーズ」で得た知識(=イメージ)
が全て!という状態であった私なのですが、
ここにきて、
完全にわかラグビーファン、と化しています!
個々の素晴らしさはさることながら、
「チーム」としての凄さ、在り様の美しさに、
魅せられています。

、、と、昨日の試合振り返りながら、
ラグビーがこんなに面白いスポーツだったとは!
と改めて感じながら過ごす、
最後の「体育の日」の今日、だったのでした。
(→来年からは「スポーツの日」と名称がかわるのですって!
しかも、来年2020年だけは、オリンピック年ということで、
スポーツの日が開会式の7月24日に移動して、10月の祝日は無くなるんですって!
なんと、ややこしいっ!
私など、10日じゃないってことさえも、まだ馴染めずにいるのにぃ!!!!)














2019/10/14 23:20

渋皮栗、及び送料の価格改定のお知らせ。


本日は、表題のお知らせを。

現在、通販サイトのトップページにも記載致しておりますが、
毎年秋に販売を開始させて頂いております、
くりたの「渋皮栗」につきまして、
今シーズン販売分より、価格を改定させて頂きますこと、
ここにご報告させて頂きます。

ここ数年来の気候変動の影響による、原材料である丹波栗の価格の高騰の現状に加え、
この10月からの消費税改定により、
製作にかかわる数多くの資材等の価格がこの機に見直され、
値上げの決定が相次ぐ現状の中、
止むを得ず、弊店におきましても価格の改定をさせて頂くこと、決定を致しました。

毎年御愛顧を賜っております皆様には、
本当に申し訳なく、心苦しく思うところではございますが、
これからも、
上質な材料を吟味し厳選し、
皆様に納得、御満足頂けるような、美味しいもの、
皆で懸命に作り上げていきたい、と思っております。
何卒ご了解頂きますよう、宜しくお願い致します。
(新価格につきましては、こちらをご参照下さいませ→)

そして、通販サイトの送料につきまして、
10%へと税率が変更になりますので、それに伴い改定をさせて頂きます。
(詳しい送料につきましては、こちらをご参照下さいませ→)

皆様にはご不便お掛けいたしますが、何卒宜しくお願い致します。



さて、今年の渋皮栗ですが、
ようやく、ようやく第一弾の原料の丹波栗が来週中には入荷の予定となっております。
例年より、少々遅めの初入荷、
今年は少し遅いシーズンのスタートとなりそうです。

もうそんな季節、今年もいよいよ、栗仕事の季節がやってまいりました。
美味しいもの出来るよう、皆で精一杯を尽くします!
また、製作の進捗状況、及び、販売開始の折には、
必ずご報告させて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。


9月も最後にして、思いもかけない蒸し暑さ!がやってきていて、
薄着で過ごしても汗ばむ様だった、昨日、今日。
こんな気候ではあるのに、巷ではインフルエンザが流行りだしているとの話もあり、
あらゆる状況への対応能力が試されているような気のする、
今日この頃、です。
明日からは10月、ですね。
清秋の時、食の時季。
美味しいもの、これから、どんどん、ですよー!
皆様、是非に!






2019/09/30 22:19

いちじくさん。


先日の、店の中でのとある会話、のこと。

「最近の翻訳アプリは、なかなか優秀らしいぞ」

という話を、
市場で小耳に挟んで店へ戻った、大将。
いわゆる「インバウンド」に対応出来る様にと、随分と性能が良くなってて、
相当難しい言葉でも翻訳してくれるらしいで!と。

帰るなり早速、スマホを取り出して、
なんぞの時に、と入れていたアプリを立ち上げ、
「難しい言葉」の翻訳を、試みる。

なんか例えば、京都ならではの言い回し、とか、
少々独特なやつでもいけたりすんのかな?
例えば、、、たとえば、、、、、
あっっ!!!これは!?

と、
背筋伸ばしてはりきった大きな声で、
スマホに向かってお尋ねする。


「一見さん、お断り」


するとすかさず、
結果はこのように。





ええええっっっっっ?まさかまさかの
「いちじくさん」。

そう、きますか。
思いもかけん、この返し(大笑!)。
でもさすがに、こんなのはエリア限定ワード、
そら難易度高い、ですよねー。
答えられずとも、然もありなん。
翻訳アプリ、どんまい(笑!)
(ちなみに、ですが、
弊店は御予約はお願いしますけれど、一見さんお断りのお店ではないので、悪しからずー!)

にしても、この返し!です。
人生の中で、「すみません、いちじくさん」という語を発する機会など、
あんまりないやろな、なんてこと思いながら、
この返しのあまりの面白さに、

翻訳アプリ、なかなか凄いな!

と、
妙に評価が高まってしまっている、というのは、
これ完全に関西人の気質ゆえ、のことかと思われます(笑!)


ともあれ、
それ以後しばらく、無花果を「いちじくさん」と
親しみを込めて呼ぶことが一同の間で流行っていることは、
言うまでもありません。
そんないちじくさん、
長らく続いたシーズンも、
そろそろ終盤、名残の時期、です。
実は今、店ではお食事後の水物としてお出ししているのですが、
登場もそろそろ、ラストの時期かと思います。

「いちじくさん、もう一個取ってきてー」

なんて会話が繰り広げられるのも、
あとしばらくのこと、だなあ、と思う、
今日この頃、です。




いちじくさん、
実はシーズン中は炊き合わせの一つ!
としてお料理として
登場することもあって、
今年も何度も使っていた、
この時期の定番!の食材なのですが、
その一番の見せ場!の時に
今年はブログでご紹介することが
出来ませんでした。

すみません、いちじくさん。
(あ、こうやって使えますね!💮)













2019/09/27 22:45

長月。


9月、入りましたね!
月がかわってすぐ、ぐらいまでは、
日毎に秋への歩みを進めている感じがあったのですが、
ここにきて、またしても残暑の試練が!
蒸し暑さ再来の1日だった、今日の京都、
このまま順当にいく、なんてことは思ってはいなかったのですけれど、
あんなに涼しい数日を味わってしまった身体には、
このそこそこの暑さ、相当に堪えました、、、、、、。
まだまだ、油断は禁物、ですね。
ただ、高瀬川の川沿いには彼岸花の姿も見えたり、
夜には川岸の植え込みからは、
虫の音も聴こえてきていて、
行きつ戻りつ、ではありながら、
季節は着実に動いていること実感をしています。

さて、9月ということで、
店の色々も、すっかり秋仕様。

これは今のお箸置き
「月に兎」
ちょっと見え辛いのですが、
三日月のカーブに兎さんが寄り添っています。


それから額絵の扇面も、兎さん
ぷっくりとした姿が、
なんとも愛らしい!

今年の十五夜は、13日なんだそうですね。
夜長月、虫の声など聴きながら、
お月見できればいいですよねー。










2019/09/03 22:21

八月晦日。


今日で8月も終わり、ですね。
どことなく淋しい、というのか、
あぁぁ、終わりかぁ、と少し残念な気持ち、のある気のする、
この8月最終日。
これおそらく、小さな頃の思い出を引きずってのこと、かと思います。
8月末といえば、夏休みの終わり、いよいよ、の終焉の日。
多分、

夏休みが好きだ>学校が好きだ

と、
私の中では少々「夏休み愛」が勝っていたがゆえ、
未だにその印象が色濃く残ってしまっているのだと思います。(→皆さんはどうでしたか?)
もちろん今の自分にとっては、
いつもの連続の日常の月末の1日、に過ぎないんではありますが、
それでもやはり、
ああ、今日で8月が終わるな、、、と、
どことなく思ってしまう、
8月31日は、ちょっと意識する節目、となる日、です。
夏から秋へ、季節のチャンネルがぱちっと変わる時、でもありますものねー。
そんな8月末日、皆様はいかがお過ごしでしょうか?


さて、今日は恥ずかしながらちょっとしたお知らせ、を。
実はこのブログ、
先月末で9年目を迎えておりました!
不定期更新で、また更新回数も一週間に1、2度、と、
継続、というには憚られてお恥ずかしい感じもあるところ、なのですが、
時間を見つけては気ままに、楽しく、なんとか続けて、
スタートから9年という年月が経っておりました。
最近では、何年目であるかということも忘れるほどに、
日常の中に馴染んだ行い、というような感じで、
無自覚なままきておりましたが(大笑!)
9年の年月が過ぎた、ということになります。
この機に改めて、最初のブログの記事を振り返ってみると、
タイトルは、

「ブログ、はじめます。」

と、いたってシンプル、そして、文章も短く極めてシンプル(笑)
当時、ちょうど一眼レフカメラを初めて手に入れた頃、で、
いろんな食材や店の色々を撮ってみて、
少しずつご紹介出来る場があればなあ、ということで始めたのが、
このブログ、でありました。

長らく続けておりますが、
それもひとえに、「読んでます!」とお声掛けくださる、皆様のおかげ、です。
(いつも申し上げることなのですが、
生来の照れ屋ゆえ、そのようにお声掛け下さった折には、
ありがとうございますー、とさらっと受け答えしているように見えるかと思うのですが、
実は厨房の奥の物陰では、嬉しくて小躍りしております!笑!)

これからも、変わらずの不定期更新になるかとは思うのですが、
食材のこと、京都のこと、それから店の色々、等々、
気ままに綴ってまいりたいと思っておりますので、
どうぞどうぞ、宜しくお願いいたしますー。








上写真、ブログスタート当初の写真、なんです。
練習のため、あらゆる角度から何枚も何枚も何枚も撮ったんだと思われます。
その枚数からみても、意気込み、熱がすごい(大笑!)

でも、今も変わらないのは、
賀茂茄子と、万願寺、旬の時期の美味しさは格別だぞ!
という思い、です!








2019/08/31 22:45

なやましい。


1日ぐずぐずしたお天気だった、今日の京都です。
8月も明日で終わり、
今年は暑さもさほど残らず、
蒸しっとする時もありながら、
今のところ、日毎に次の季節へと移行している感があります。
このまま順調に、スムーズに進んでくれるのか?
はたまたとんでもない台風がぼこぼこやって來たり、なんて展開もあるのか?等々、
なんとも悩ましい、ところです。
ただ今のところ、涼しさも多少感じられるような、
落ち着いた月末を迎えております。


そして、もう一つ、なやましいといえば、のお話。
少々食材のことからは離れますけれど、
今、店の面々が気になっている、こと。


スカッと広がるこの空き地、
お写真、店の前の様子なのです!
御来店の皆様の中にはお気付きの方もおられたかと思いますが、
2年前くらいに店の前の民家が取り壊されて平地になっており、
今まではその周りがシートでぐるっと覆われていて、
中の様子は伺えないようになっていたのですが、
この度それが外されて、空き地の様子が見えるようになっているんです。


店の前、高瀬川の方を見やると、
こんな風。
今までは空き地の前に
シートの壁があったので、
(もちろんそれ以前は、お家の壁でした)
店前の道は「細い小道」だったのですが、
それが今はスケルトン!な状況なので、
川沿いの道まで見渡せます。







この状況になって、
以前と違うぞ、と一同の間で話題になっているのが、
御客様のお見送りの際、のこと。

以前、建物、ないしはシート壁があった時には、
御客様のお帰り時、
皆様が「店を出られて角を左に曲がられるまで」
有難うございました、お気をつけてー、の思いを込めながら、
お見送りをさせて頂いていたのです。
常連のお客様の中には、

「この曲がるまでの程よい距離感がええんよなあ!
客側にしても、余韻に浸りながら、曲がる時にちょっと振り返って挨拶もできて、
なんか、ちょうどの感じの距離やしなぁ」


と、
この「曲がるまでのストレートラインの程良さ」をお褒め頂いたりしていたのですが、
それが今の状況では、
皆様が角を左に曲がられてからも、
しばらくお姿をお見送り続けてしまうことになってしまう、のです。
その距離、以前の倍ほどになってしまうので、
御客様によっては、見送る我々の姿に気がつき、
早く行かねば、と、思って下さるのか、
振り返りながらえらく足早に歩き過ぎてくださる、ということもあって、
なんだかかえって申し訳ないな、、、、と思う事態が生じてしまっています。
私共といたしましては、
感謝の気持ちの中、お姿見えなくなるまで、、という思いがあるのですが、
それがかえって皆様にお気遣い頂くことになっては宜しくないなあ、、、と、
ここにきて生じた新たな「悩ましき距離」に、
未だ、あたふたしております。

でも、そんな状況も、この景色も、
当然、建物がない今のうちだけ、工事が始まるまで、のことなんですよね。
それはおそらくあとわずか、ということになるのだと思います。
、、とは言いながら、まだしばらくはこの状態は続くかと思われますので、
近々で、久しぶりに御来店下さる皆様、
店へのアプローチの景色が以前とは違う雰囲気となっておりますので、
どうぞびっくりなさいませんようにねー。



そして、お見送りの際には、
ちょっと長いことお姿見守ってしまいますけれど、
どうぞ皆様、お気になさらずにー!(恐縮、笑!)

(見守らせて下さいー!)


















2019/08/30 23:17

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