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おいでやす ゲスト はん
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子持ち鮎。



日毎に涼しさを感じるこの頃、
店ではこんな作業もいよいよ始動、
お写真、「子持ち鮎」です!
晩夏から初秋にかけての鮎は、お腹に卵を抱いていて、
身と卵、合わせて味わうのが、この時期の鮎ならではの楽しみ方、なんです。

店では、甘辛く炊いて、仕上げます。
卵のプチっとしたなんとも言えん食感、旨味、
そして、甘辛いお加減が十分に染み込んで、
口の中でほろっとほぐれる身、
それはそれは、美味!なのです。
じーっくり炊き上げるので、
頭も骨も一尾丸ごと頂けるのも、魅力。
絶妙な柔らかさを楽しみながら、
しっかりと濃く深い風味が楽しめます。
これ、初夏の時期の若鮎とは、
また違った味わいなんですよねー。

さて、
まず作業は、縫うような串打ちから始まって、
包丁で切れ目を入れて、、、












卵が上手く出るようととのえて、、、












そしてこの後、
遠火で程よく焼いて、、、












一先ず、このような状態に。
この段階でもなんだか美味しそうに見えるのですが(!)
ゆっくりじっくり、大鍋で、
柔らかく、甘辛く炊き上げていきます。

中までしっかりとお味が染み込むまで、
これからまだ何工程も経ることになりますが、
「子持ち鮎」、これからお献立に登場予定、です。
ほっこりいたしますよー。皆様、是非に!

そして、この「子持ち鮎の甘煮」、
「おうちでくりた」でも販売予定でございます。
発送、及びお持ち帰りのお料理にて、ご用意をさせて頂きますので、
気になる方おられましたら、是非、ぜひ、お尋ね頂ければ、と思います。
皆様のご利用、お待ちしております!


作業としては途中段階の写真、
ということにはなるのですが、
この焦げ感の並び、
これ、目にたまらん、絵面ですよね(笑!)
秋に合いますね。
(ビールっっっっーーーーーー!
でも、完成品には、日本酒が合うかと思います。
もちろんお酒なしだって、美味しいです。)










2020/09/25 22:36

チャービルの根。



今日はちょっと珍しい食材のご紹介を。
お写真、「チャービルの根」です!

別名、セルフィーユルート、チャービルルート、とも。
でもまずは、チャービルとは、なんですが、
洋食でよく使われる、ハーブの一種ですよね。
ご存知の方も多いかとは思いますが、
葉の切れ込みが細かくて見た目に繊細で、
スープやサラダ、肉料理の添え物なんかに使われて、
ほのかな甘味、香り、色味が、実に心地よいアクセントとなって、
お皿の中で絶妙な彩りを添えてくれる、ハーブであります。

それで、上写真の「チャービルの根」は、
そのチャービルの根っこの部分、ということになるのですが、
どうも、葉を食す種、と、根っこを食す種、は品種が違うんだそうで、
この、「チャービルの根」の地上の葉は、毒があって食べることが出来ないのだとか。
なんだかややこしい話、ですが。

このチャービルの根、
主に、フランス料理で の扱いが多くて、
スライスにしたものをスープに入れたり、
あるいは焼いて、肉料理の付け合わせにしり、、、、等々、様々に使われるとのこと。
なので、主に素材として流通するものといえば、
フランスからの輸入品が多い中、
写真のもの、なんと京都産!なんです。
「料理に使いたいから、是非、栽培を試みて欲しい」
という、フレンチのシェフからの依頼があって、
僅かながら、生産がされるようになっているらしく、
たまたま市場に出ていたものを、
大将が手に入れてきてくれはりました。

和食にいかに使えるか?
只今、いろいろと検討中。
ちょっと炒めた感じが、非常に美味しい!
ようにも思うので、
炒めたり、焼いたり、の方向で、何か添え物に出来ないかなー、
と、試行錯誤しております。
ほくっと、でもさくっとした歯応えもあって、
甘味、そして旨味、その上、深いコクを感じる、
なんとも独特な、風味があります!
他の食材にもありそで、でもない、この味わい。
非常に、魅力的、ですーーーー!


チャービルの根、
上手くいけば、これから何かの形でお出しできるかと思います。
御来店のお客様で、もし登場に気付かれた方おられましたら、
「お、これかーーーー!!!!」と思っとくれやすねー。



チャービルの根、
美味しいですよーーーー!
でも、流通が少ないので、
おそらく今期はこれが最後の入荷、
になるかと思います。

にしても、新しく出会う食材って、
本当にワクワクするんですよねー。













2020/09/18 23:05

鬼蜆。



お写真、「鬼蜆(おにしじみ)」です!
鳥取県東郷湖産大和シジミで、
なにしろ、大きさがかなり大きい!ことから、この名があるんだそう。
このサイズ感、写真からは伝わり辛いかもしれませんが、
(→比較のものを置けばよかったな)

確かに、平均して2〜3センチ以上のサイズ感なので、
一般的なシジミよりは一回り以上大きい、ように思います。

温泉も湧き出る、汽水湖である東郷湖、
餌となるプランクトンも豊富で、
元々、シジミがよく漁れるエリアではあるのですが、
なんでも、
「厚さ14ミリ以下のものは出荷ができない」、
という取り決めがあるらしく、
年月をかけ、そこまでの大きさになるまで待って、
やっと漁獲される、というサイクルとなっているとのこと。
なので、流通量は非常に少なくて、
希少な、というイメージになるかと思います。

魅力はなんといっても、この迫力!、このツヤ良き姿!
見た目のインパクトも抜群なのですが、
もちろん、味も良し!
兎に角、濃い、とにかく美味い、
魅惑的な、シジミなんです。

鬼蜆、これからしばらく、
お食事最後のお汁物として、登場予定です。
(ただし、入荷状況にもよりお出し出来ない日もあるかと思います。スミマセン!)
美味しいですよー、皆様、是非に!

にしても、
暑い季節を乗り越えたこのタイミングでの、
しじみ汁、
これは、良いですよねー。
ほとほと暑さにくたびれきった身体に、
沁み入りますね。
多分、胃だって、これ熱烈歓迎だと思う。









2020/09/15 22:00

秋、始動!


台風もなんとか過ぎ去り、
少し安堵の気持ちが戻った、今週。
空気ががらっと入れ替わって、、、なんてことも想像をしましたが、
湿り気多めの空気は変わらず、
居残る蒸し暑さとの、最後の戦いが続いています。
でも、それもあとしばらく、ですよねー。
夜には、虫の声も聞こえてきたりして、
至る所に秋の気配、感じるようになっています。
振り返れば、あまりにも暑くて、制限も多かったこの夏。
来たる秋こそは、思い切り満喫できる季節となりますように、と、
今は心から願うばかり。
豊穣の秋、味覚の秋。
美味しいものには全く事欠かない!のが、
秋、なんですよねー。
「味わう」ことに申し分のない季節、いよいよやって来ますーーー!

さて、そんな秋9月の、店のお知らせを、一つ二つ。

まずは、8月中は少しお休みをさせて頂いておりました、
「おうちでくりた」、9月末頃より、再開させて頂きます!
あらためまして、「おうちでくりた」とは?
店にご来店頂いた際にお召し上がり頂いている、
季節の焼き物、炊き合わせや、
あるいは、
発送、お持ち帰り限定にてのご用意となる、
「棒寿司」の色々、
そして、旬のお弁当、等々、、、、、
「御自宅で、くりたの料理を楽しんで頂こう!」ということで、
この3月からご提供をさせて頂いております、発送、お持ち帰りのお料理、なんです。
(9月になって、すでに「今何か秋らしいお料理、何かありますか?」との
お問い合わせを本当に多数頂いており、そのお声に励まされる形で、今懸命に準備中!であります。
御連絡を頂いた皆様には、必ずまた詳細ご報告させて頂きますので、
今しばらく、お待ちくださいませ!)


今、新たな秋のラインナップを検討中、
また、涼しくなって本格始動いたしましたら、
ブログでもお料理の色々ご紹介をさせて頂きますので、
どうぞ、どうぞ、宜しくお願い致します!

それから、
秋と言えば、くりたでは外せないのが、栗!
くりたの渋皮栗、この秋ももちろん販売予定でございます。
今はまだ原材料となる栗の出来の動向を尋ねながら、入荷待ち、といった状況ですが、
また、製作の進み具合、販売開始の折には、
ブログにて、ご報告をさせて頂きます。
今年も、美味しいもの仕上げられるよう、全力を尽くします!ので、
どうぞ、宜しくお願い致します。


さて、最後に。
今日は9月の甘味のご紹介を。
お写真、「月見団子」です!
お食事最後にお出しする甘味ですので、
甘さは控えめ、もちろん、大将手製
月見団子には色々と形があるのですが、
これは、「芋名月」にちなんで、
お芋さんに見立ている、というフォルム。
お餅とこし餡、素朴な組み合わせなので、
それぞれの甘味のお加減や、量の組み合わせ、
餅の柔らかさ、等々、
実は、非常に「バランス」ということが難しい!
甘味であります。
「単純に思えるものほど、難しい」
間違いなくこれはその一つ!だろうな、と思います。

「月見団子」、これから9月一杯、
お料理最後のお茶請けとしてご用意させて頂きます。
優しい甘みに、ほっこりして下さいませね!




最後に、余談ですが。
夏の季節の〆、として、「氷を食そう!」との、
数年来の思いが、ついに叶いました!
この何年か、夏の終わりになると、
「今年まだ氷を食べてへんーーーーー!」と、
ぶうぶう言いながら8月末を過ごし、
それでもなぜだか何年も機会を持てずにいたところ、
先週ついに、
たまたま所用で出向いた先の近くで素敵なお店を目にし、
夏の〆、実現してしまいました。
あまりにも嬉しく、写真をぱちり。(→了承を得て撮影!)
美味しくて、頭がきーんとなるのも気にならず!
「かき氷」自体、おそらく5年ぶり、ぐらいだったので、
感激も一入。
冷たい甘み、身に心に、沁みました。
これで秋への切り替え、うまくいきそうですーーー!








2020/09/11 23:27

山科茄子。



卵型でぷっくりとした、なんとも可愛らしい姿、
お写真、「山科茄子」です!
その名の通り、古くから山科エリアで栽培がされていたお茄子で、
京の伝統野菜としても認定されている、京野菜の一つ、なんです。

その起源は定かではないそうなのですが、
一説に、江戸時代(慶応年間)に、
山科のお百姓さんが、左京区吉田で作られていた「捥ぎ茄子」を大型に改良し、
山科の地で栽培を開始、それが特産として認知されるに至った、との
話があるんだとか。
(『歳時記 京の伝統野菜と旬野菜』(トンボ出版)参照)

昭和初期頃までは、
京都に流通する茄子といえば、
この山科茄子が中心だったそうなのですが、
その後、千両茄子(→今広く一般的に流通している、茄子ですよね!)の登場により、
その座を取って代わられ、
一時期、ほとんど流通がない、という状況にまでなってしまったのだそう。

今は、山科では数件の農家さんで栽培がしっかりと続けられており、
また現在、京都府農業総合研究所等により、
種の保存、品種改良が重ねられ、
それが、「京山科茄子」のブランド名で栽培されるようにもなり、
山科以外のエリアでも生産がされるようになっていて、
山科茄子の味が守られ、少しずつ販路は広げられているようです。
ただ、そうは言っても収穫量も多くはないので、
おそらく、京都以外の地域では
見かける機会も少ないのではないかな?と思います。

なぜ、それほどまでに流通が難しくなってしまったのか?
その理由、それは山科なすの持ち味、とも関係があるんです。
このお茄子、兎に角、とてもデリケートなんです!
皮が薄くて実が柔らかいのが、特徴。
ちょっと動かすだけで傷がつきやすかったり、
切り取り後、果皮の変色も早いので、
自ずと、地元消費が中心となっていった、とのことなんですね。
また栽培も、水分量の調節が非常に難しいらしく、
それも理由の一つでもあるようです。

果肉の柔らかさ、歯切れの良さは、
他の茄子にはない、山科茄子ならでは!のもの。
特に、ニシン茄子など、炊いたもんにした時の美味しさは、格別!
とろっとしていて、うま味、深みもあって、
それでいて、他の食材との馴染みもよくて。
なんとも言えん、味わいがあります。
これ、賀茂茄子とはまた違った、魅力、なんですよねー。
8〜9月が旬の、山科なす、
市場に出回るのもあとわずか。
名残惜しいのですが、9月半ば頃まで、といった感じでしょうか?

山科茄子、
登場はあと少しの間、ですが、
身体に優しく沁みる、ほっとする美味しさ、なんですよー!
皆様、是非にーーーーー!

扱いもとにかく丁寧に、が原則!
繊細だけれど、美味しいんですよねー、これが!

































2020/09/04 21:39

やさいの日。


今日で8月も終わり、ですねー、、、。
なんとなく「夏の終わり」を意識する日、
その夏を振り返って楽しかったこと思い出したり、
やり残しを考えてみたり、
どことなく寂しいような気分もあって、、と、
夏を思い起こしながら過ごす、というのが今日、のはずなのですが、
こと、今年に限っては、
感想としては、
ほんまやったら、五輪の余韻に浸っていた頃かもな、とか、
道端にやたらにマスクが落ちてる光景が当たり前になったな、とか、
そして一番は、ただただ暑かったな、、、ということをしみじみ思う、
とても静かな夏、でありました。
不完全燃焼の感は否めませんが、
この暑さだけは、まだしっかりと居残る、との予報ですので、
しばらくは、忍耐の日が続くことになりそうですね。
ですが、気分はしゃきんと切り替えて、
明日からの新しい月、頑張って参りたいと思いますっー!


さて今日、8月31日ということで、
「やさいの日」なんだそうですね。
調べてみると、1983年に制定された記念日であるとのこと、
なるほどなー、と思いつつ、
8月末のこの時期って、
最近では割と野菜の価格が安定しないことも多くて、
野菜をもりもり沢山食べようー!とはなかなかならん!
難しい時期である気もします。
きっと、制定当初はこれほど気候が不安定ではなかったのかもしれないな、
なんてこと、ふと思います。
振り返れば小学生だったその頃、
気温が「30℃」をこえる日って、
それだけで驚きで、「特別に暑くて危険な日」、という認識でしたものね。
それが今では、30℃くらい、と言えば、
お、有難い!今日は過ごしやすいぞ!と、
ホッとしてしまいますものね。





ともあれ、
今日はこんなお野菜(成熟すると、豆類、穀物の扱いにはなりますが)のご紹介を。
お写真、「ナタマメ」です!
漢字では、刀豆、鉈豆、または、帯刀(タテワキ)との呼び名もあります。
10〜15センチほどの、大きな莢のお豆、です。

面白いのは、この断面。
これが本当に,
「ナタ」に似ているんですよねー!
思わず見入ってしまう、自然の造形、
本当に不思議な形、です。










このナタマメ、
実は、福神漬けの中に入っていたり、
その他、色々な薬効があることで知られていたり、と、
なかなか奥深き、魅力的な食材、なんです。
店では、程よく湯がいて、和え物にしたり、
漬物に使ってみたり、付け合わせの一品へと仕上げる予定、
今、いろいろと画策中!であります。


さてさて、いよいよ明日からは9月、ですね!
暑さにはまだ要警戒、見えぬ敵との戦いも引き続き、
の状況ではありますが、
どんどん季節も動く新しい月、
気分も一新、頑張って参りますよー!




最後に余談ですが、
新入りのご紹介を。
お写真、店へ先日導入した、
「空気清浄機」ですー。
色味も渋くて、
店内の雰囲気にも馴染んでくれています。
何より性能が抜群の、優れもの!
部屋の片隅、フル稼働にて動いてくれています。
でも、
どうも大将がその前を通ると、
空気汚れセンサーが反応し出すらしく、
納得がいかない大将、
「なんで!?なんでなん!?」と、
いつも機械に向かって話しかけておられます(笑!)








2020/08/31 23:15

黒豆枝豆。



お写真、「黒豆の枝豆」です!
上のものは、
早生種の「たんくろう」と呼ばれる枝豆用の品種で、
京都の伏見、久我エリアの枝豆農家さん栽培のもの。
「辻音の黒枝豆」、1日に数十束しか出荷されない、
こだわりの枝豆、なんですよー!)







莢から出してみると、
薄皮はやっぱり黒っぽい!
そして、秋収穫のものより粒は小さめなんではありますが、
兎に角、味わいは濃くて、深い!
食感こそ、いわゆる大豆の一般的な枝豆と似た感じのようにも思えるのですが、
一粒口へ運んだ時に、広がる風味、
これやはり別物、と言わざるを得ません。
甘味、旨味が、粒の内にぎゅうっと詰まっているので、
一粒で得られる満足感がスゴい!んですよねー。
沢山がさっと湯がいて頂く、というよりは、
ひと莢ずつの味わいをじっくり楽しむ、
という感じになるかと思います。

黒豆の枝豆、
これから秋にかけては、
おなじみ「紫ずきん」や、
10月になれば、丹波産の本黒(=黒豆として収穫するまで待たず、
若さやの時期に「枝豆」の状態で収穫するもの。その収穫時期、タイミングは短く、ほんの2週間ほど、なんです!)

も出回り出します。
まずは早生種、これからしばらく八寸の中のお一品、として登場予定です。
美味しい実りの時期、いよいよ、ですよねー!






















2020/08/30 22:19

みずの実。


日中はまだまだ暑さが残りながら、
朝晩は、ほんの少しずつ、ではありますが、
過ごしやすくなっているように思える、ここ数日。
日の差し方も、ちょっと角度が今までとは違う気もして、
確実に季節が動いているなー、ということ、実感しています。
夏が終わってしまう——— 、、との思いに駆られること、
8月末のこの時期の常、なのですが、
あまりにも強烈で、印象深い、今年の夏。
何も無く何も出来ず、でも大変さだけはあって、
用心、警戒を怠らず、欠かせないのはマスクと十分な水分、、、、。
きっと、ずっと記憶に残ることだろうな、と思います。
ともあれ、
来月もまだ厳しい暑さが居残る、との予報もありますから、
ここは気を緩めず、過ごして参りたいと思います!


さて今日は、
一足早く実りの季節を思わせてくれる食材のご紹介。
お写真、「みずの実」です!
山の渓流沿いや、湿地に自生する、
「みず」(=正式にはウワバミソウという名だそうです)と呼ばれる山菜の、
これ、実の部分なんです。
そして、「実」、とは言っても、
正確には、茎の一部がコブのようにぽこぽこ膨らんで形成される、
肉芽と呼ばれる、地上に出来る実のような組織、
いわゆる、「むかご」といわれるものなんです。
(余談ですが、一般的にムカゴといえば、山芋の「むかご」が有名で、
「むかご=山芋のもの」とのイメージがあるのですが、
山芋の他にも、むかごが形成される植物は他にもいくつかあるんですよー)


山菜としての「みず」は、

晩春から初夏にかけてが旬なのですが、
 この「みずの実」は、
夏が終わって、少し涼しさを感じるようになる頃から、
市場で姿を見かけるようになります。

シャキッとした食感の中に、少しのヌメりのようなものもあって、
他には無い独特な味わいは、ちょっとクセになります!
店では、塩茹でしてお椀の中に添えてみたり、
和えものにしたり、さっと味を含ませ炊いてみたり、
浅漬け風にしてみたり、、、等々、
その時々で、色々な形に仕上げます。
アクも少ないので、非常に使い勝手がいいんですよー!

みずの実、これからしばらくお献立のどこかに登場予定です。
にしても、もうこんな秋の気配のある食材が出回りだす頃となっているんですよね。
食材も、これからどんどん、
次の季節へと移っていきますよー!



2020/08/28 21:37

無花果。



お写真、今が美味しい「イチジク」です!
上のものは京都の城陽産、朝採りのものが届いています。
漢字では「無花果」と書いたりしますが、
断面にある、あのイチジクならではのつぶつぶ
あれが実は「花」なんですよね。
外から見たらまるで「花が無いように見える」というところからの漢字、なんだそうです。

イチジクって、
やはり
姿も、その柔らかさも、
また
風味や、味わいも、少々個性的で、
果物の中でも、
ちょっと異質で独特なポジションにある、ような気がします。(→そんなことないですか?)
それだけに、好き嫌いが分かれがちだったり、
あるいは、それにまつわる思い出、があったり、なんてこと、
結構誰にでもある、食材ではないかな?と思います。(←そんなことないですか?)


私について、ということで言えば、
イチジクは完全に、よくあるところの、

「大人になってから美味しさに気がつきましたよ食材」

の一つ、で、
小さき頃は、
食べたら口の周りがかゆなる、やたらに甘いやつ
というイメージで、
美味しいおいしいとペロリと食べる大人たちを横目に、
食すことに、ただただ警戒をしていた、記憶がありますが、
この、独特な食感、風味、
イチジクでしか味わへん!と、
その魅力に開眼したのは、
そこそこ大きくなってから、のことでした。

そしてさらに時を経て(!)、
お店に来てからのことで言えば、

「冷蔵庫から、「むか」取って来て!」


との大将からの指示がわからず、
ああ、ごめんごめん、いちじく、のことねー
と言われハッとして、
でも、でも、

「たった二文字しか省略できてへんのに、敢えての「むか」なんや!」

と、その当時は相当戸惑いを覚えた記憶があるのですが(!)、
業界、というか市場では、
割と「むか」と呼ぶのは主流で、
今では私もすっかり、

「あ、今日からむか、なんですねー!」などと、

さらりと使えるようにまでになっております。
(ど定着!笑)


そして、
イチジクについて、大将の思い出などもちなみに聞いてみましたら、

「小さい頃、近所にいちじくを植えてはるお家があって、
仲間うちで、あの木にはカブト虫がようけ(=たくさん、の意)来る!という噂が回っていて。
いつだって、いちじくについてはマークの対象だった記憶があるな!
でも、大抵近くには、
クマンバチみたいな蜂もいることが多いから、
イチジク見ると、蜂との闘いのことを思い出すな!」

とのこと。
味わいについての思い出じゃないことはさておき、
なにかしら、誰にだって、まつわる色々、あるんですよねー。
いずれにしても、
それは、「夏」の思い出
しかも、雰囲気としては、
夏休みも後半戦、の頃の感じかな、と思います。
その存在、その味わい、
やっぱりどことなく不思議で、印象深い果実、なんですよねー。



さて店では、このイチジクをとあるお料理に仕上げます。
すっかりこの時期の定番!で、
あ、もうこんな季節なんやねー、と、
そのお一品の登場を楽しみにして下さっている皆様も、とっても多いんですよー!

という訳でイチジク、
これからしばらくお献立に登場予定です。
整腸作用もあるとされるので、
夏の暑さに身体が少々堪えているこの時期、
積極的に摂りたい食材、でもありますよね。
優しい甘みは、身に沁みます!
美味しいですよ、
皆さま、是非にーーーーーー!


















2020/08/22 22:20

点をつなぐ。


今日、大文字の送り火の日、でしたね。
今年は、点火をする部分を一部に限って執り行われる旨、
前もっての案内はあったので、
どんな感じになったのかな?
四条大橋の上は、どんな雰囲気だったのかなー?と、
今、色々と想像を巡らせております。
(中継の録画みて、今からその様子目に留めようと思っています!)

今年は色んな行事ごとが、
「常とは違う」という開催となっているのですが、
大文字については、
昔から連綿と続く民間的「宗教行事」であるため、
異例の形とはなっても、
そこへ向けられる人の思い、それは変わらぬもの、であると思います。

かくいう私、まだ若き学生の頃、
大文字の日だと言えば、出町のデルタ(「大文字」が真正面に見えるのです)
辺りに集まって、心曇りなくその灯った火見上げて、
楽しく仲間と過ごした、記憶があるのですが、
その後長らく月日が過ぎて、
思いにも少しずつ変化があって、
そんな中、
自分が「見送る」立場が実際にやってきてしまって、
初盆でもあったその年のその日、
営業時間の途中ではあったのですけれど、
「一瞬でも、お見送りをしたげなあかん!」と大将から押されて、
ほんの合間に、全力で四条大橋まで走って、
懸命に手を合わせて戻ったこと、
今でもよく覚えております。
何かそこに思いを託すような気持ちで、
兎に角、手を合わせていたこと、思い出します。



本当に有難う、、、という感謝であったり、
頑張ります!という決意表明であったり、
見守っててねー、というお願いであったり。
たとえ、点の点灯だって、
きっと、そこには様々な思いがあって、
皆さん、しかとそこに思いを込めるんですよね。
(だからこそ、いたずらや冗談にもならんようなふざけは、ほんまにあかんと思います)

今年は実際に目にすることは出来なかったのですけれど、
思いは強く!身近に感じる思いのした、本日でした。




さて最後に、
お盆ならではのアイテムを。
お写真、ほおずき(鬼灯)の外皮、です!
見慣れた姿のオレンジの部分を、
丁寧に取り除き、筋の状態にしたもの。
この時期、「器」としての使用で、
脇役ではあるのですが、
これが本当にきれいで、涼しげで!
そこにすっとあるだけで、お盆の記憶がふっと脳裏をかすめたり、
色々な思い出の演出をしてくれる、優れアイテム、なんであります。

暑い時期、食材としては美味しくて滋養があるものを、
というのは、お献立を構成する上で第一となりますが、
同時に、
涼しげであったり、心がすうっと爽やかに、
落ち着けるような雰囲気がつくれたら、、、ということ、
いつも心掛けるところ、です。
お盆過ぎの頃からは、それが自ずと主題となるんですよねー。




さて、最後にご案内となりますが、
店は明日17日(月)〜20日(木)まで、
夏期休業とさせて頂きます。
21日(金)より、通常通り営業とさせて頂きますので、
何卒宜しくお願い申し上げます。
















2020/08/16 23:27

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