blank_banner
おいでやす ゲスト はん
HOME > ブログ

無花果。




お写真、今が美味しい「イチジク」です!
上のものは京都の城陽産、朝採りのものが届いています。
漢字では「無花果」と書いたりしますが、
断面にある、あのイチジクならではのつぶつぶ
あれが実は「花」なんですよね。
外から見たらまるで「花が無いように見える」というところからの漢字、なんだそうです。

イチジクって、
やはり
姿も、その柔らかさも、
また
風味や、味わいも、少々個性的で、
果物の中でも、
ちょっと異質で独特なポジションにある、ような気がします。(→そんなことないですか?)
それだけに、好き嫌いが分かれがちだったり、
あるいは、それにまつわる思い出、があったり、なんてこと、
結構誰にでもある、食材ではないかな?と思います。(←そんなことないですか?)


私について、ということで言えば、
イチジクは完全に、よくあるところの、

「大人になってから美味しさに気がつきましたよ食材」

の一つ、で、
小さき頃は、
食べたら口の周りがかゆなる、やたらに甘いやつ
というイメージで、
美味しいおいしいとペロリと食べる大人たちを横目に、
食すことに、ただただ警戒をしていた、記憶がありますが、
この、独特な食感、風味、
イチジクでしか味わへん!と、
その魅力に開眼したのは、
そこそこ大きくなってから、のことでした。

そしてさらに時を経て(!)、
お店に来てからのことで言えば、

「冷蔵庫から、「むか」取って来て!」


との大将からの指示がわからず、
ああ、ごめんごめん、いちじく、のことねー
と言われハッとして、
でも、でも、

「たった二文字しか省略できてへんのに、敢えての「むか」なんや!」

と、その当時は相当戸惑いを覚えた記憶があるのですが(!)、
業界、というか市場では、
割と「むか」と呼ぶのは主流で、
今では私もすっかり、

「あ、今日からむか、なんですねー!」などと、

さらりと使えるようにまでになっております。
(ど定着!笑)


そして、
イチジクについて、大将の思い出などもちなみに聞いてみましたら、

「小さい頃、近所にいちじくを植えてはるお家があって、
仲間うちで、あの木にはカブト虫がようけ(=たくさん、の意)来る!という噂が回っていて。
いつだって、いちじくについてはマークの対象だった記憶があるな!
でも、大抵近くには、
クマンバチみたいな蜂もいることが多いから、
イチジク見ると、蜂との闘いのことを思い出すな!」

とのこと。
味わいについての思い出じゃないことはさておき、
なにかしら、誰にだって、まつわる色々、あるんですよねー。
いずれにしても、
それは、「夏」の思い出
しかも、雰囲気としては、
夏休みも後半戦、の頃の感じかな、と思います。
その存在、その味わい、
やっぱりどことなく不思議で、印象深い果実、なんですよねー。



さて店では、このイチジクをとあるお料理に仕上げます。
すっかりこの時期の定番!で、
あ、もうこんな季節なんやねー、と、
そのお一品の登場を楽しみにして下さっている皆様も、とっても多いんですよー!

という訳でイチジク、
これからしばらくお献立に登場予定です。
整腸作用もあるとされるので、
夏の暑さに身体が少々堪えているこの時期、
積極的に摂りたい食材、でもありますよね。
優しい甘みは、身に沁みます!
美味しいですよ、
皆さま、是非にーーーーーー!


















カテゴリー[くりたのお料理]
投稿日:2020/08/22 22:20
現在コメントはありません。

記事検索

ブログカレンダー

  2020年09月  

SunMonTueWedThuFriSat


1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30