敷ふとん…etc
◆◆◆寝姿勢の問題・腰痛等の問題◆◆◆
横向寝の場合は、肩幅から腰幅まで凹凸が大きく通常の敷ふとんでは
肩の圧迫を十分に吸収できない事が多いので、軽量かつ十分なストローク性
のある素材選びが必要となります。
腰痛の方には、必ずしも硬いばかりの敷ふとんがいいわけではありません。
硬すぎると、体圧を支える部分だけに力が掛かり身体にとっては負担が
大きくなります。
しかし、体圧分散が良い低反発ウレタンは腰痛にとって『良い・悪い』の評価が
かなり極端に割れているようです。
オリジナル敷ふとんは、身体の背骨の曲線を測って作りますが
こちらも明快な証明が出ているものではありません。
◆◆◆素材と組み合わせによる機能の違い◆◆◆
木綿わた
木綿わたの敷ふとんには、掛ふとんの倍近い綿量が必要です。
ですから、掛ふとんと同程度の品質の綿を使った敷ふとんを作ると価格は
掛ふとんの1.5倍くらいになってしまうのです。
ところが、木綿わたの敷ふとんは掛ふとんとほぼ同じか少し高い価格で
販売される事が多いところから考えると、敷ふとんに使われているのは低品質の
わたである事が多いと考えられます。ご注意ください。
固わた入り羊毛混敷ふとん
ポリエステルわたを圧縮した固わたを中心に、羊毛とポリエステルわたを
混綿したものではさみこんだ敷ふとんです。
特に近年は、低価格化が激しくなり固わたとは言えないような”固わた”を使い
羊毛とは言えないような”羊毛混わた”を使った低級品も...お気を付けください。
固わた入りポリエステル敷ふとん
高機能ポリエステルを使い
●アレルギーがない!
●洗える! ...等の利点はあるものの、吸湿性が全く無いため
木綿または羊毛敷ふとんと組み合わせる事が必要です。
※ホコリがダメな人は、これでいいかもしれません!!!
羊毛敷ふとん
羊毛100%のわたを使った敷ふとんです。
ウールは熱と水分(汗)と圧力(体重)をかけるとフェルト化するという欠点が
あるので、しっかりとしたマットレスもしくは固わた敷ふとんと組み合わせて
お使い頂く事をおススメします。
ムアツふとん・整圧ふとん
表面が凹凸加工されたウレタンマットレスで、点で支えるため体圧分散性に
優れています。
ただ表面はウレタンのため吸湿性や保温性には難点があります。
羊毛敷ふとんや羊毛ベッドパットと組み合わせて使う方がより快適です。
温熱・電位敷ふとん
敷ふとんに遠赤外線ヒーターとマイナス電位の発生装置をつけたふとんの
多くが厚生労働省の温熱療法・電位療法として家庭用医療器具の認証を
受けています。
遠赤外線ヒーターは、一般の電気毛布に比べると熱の浸透に優れ毛細血管
の血行を良くする働きがあるので冷え性対策としても有効です。
また、電位療法はマイナス電位をあたえる事で酸性体質を弱アルカリ体質に
変えて活性酸素を減らす働きがあります。
過度の期待は禁物ですが、基本的には体質改善と考えれば良いでしょう!
カテゴリー[ふとんの巻]
投稿日:2008/04/11 13:17
投稿日:2008/04/11 13:17
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