素材によって特性の違うふとん達
羽毛ふとん
水鳥の羽毛を使ったふとんです。
Q.みなさん ご存知ですか?
羽毛ふとん と 羽根ふとん の違い!
ダウン○% スモールフェザー□%という表示を
見かけた事のある方はおられると思います。
たんぽぽのわた毛のようなのを羽毛(ダウン)と言い
それ以外のものを小羽根(スモールフェザー)と言います。
一般的には、
ダウンが50%以上のもの…羽毛ふとん と呼び
ダウンが50%未満のもの…羽根ふとん と呼びます。
羽毛ふとんは温度や湿度を理想的にコントロールしてくれる
だけでなく軽くて弾力性に富み、耐久性も抜群です。
また、長期間使った羽毛でも新たに仕立て直しが可能です。
羊毛ふとん
書いて字の如く...羊の毛のふとんです。
羊毛は保温性・吸湿発散性に優れた素材です。
難点としては、ウールにはフェルト化するという傾向があり
嵩が出にくいため掛ふとんの素材としてはメインで使われる
事は少ないです。
良質なメリノウールはホコリが少ないので、ベビーやジュニア用
としておススメです♪
木綿ふとん
吸湿性に優れ、ふとんを干すとふっくらと嵩が戻るというのが
木綿わたの長所です。
その木綿わたを使ったふとんが木綿ふとん!!
羽毛や羊毛などの動物性素材と違い、木綿は吸湿性は抜群ですが
干さないと中の湿気が逃げていきませんxxx
少なくとも一週間に一度は干してお使い頂く事をおススメします。
真綿ふとん
繭をお湯でふやかし繭を開き伸ばし薄い真綿にし、それを手で
引き伸ばして何百枚も重ね合わせて作るのが真綿ふとんです。
保温性・吸湿発散性ともに絹の良さを味わう事が出来ます。
フィット性の良さは抜群で、肩口が開きにくく身体にもピッタリと
添ってくれます。
ただ、繊維に絡みが無いので嵩が出ません。
そこで掛ふとんとしてではなく、肌掛ふとんとして羽毛ふとんと
組み合わせてお使い頂く事をおススメします。
また、わたぼこりが無く皮膚に一番良い繊維なのでアトピーや
アレルギー体質の方にもおススメです。
麻ふとん
麻は、日本古来より夏に欠かせない素材として使われてきました。
熱伝導性が高く生地にシャリ感があるので、冷感があって熱のこもりが
少ないのが特徴です。
逆に保温性は著しく劣るので冬向きではありません。
ポリエステル
軽くて保温力もあるが しかし...
欠点は吸湿性が弱い事!です。
特に急激な湿度変化に弱く、蒸れやすいのが難点です。
一方、ホコリが少なく丸洗いできるのでアトピー・アレルギー体質の方用
として販売される事も多いです。
使用する人によって何を優先にするかを考えます。
そして、生地や素材選びをしてみてください(^。^)/
投稿日:2008/04/08 09:41
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