帽子のお手入れについて
帽子のサイズについて
帽子のお手入れについて
帽子のお手入れはどうしたらいいですか?
フェルトハットの場合
ブラシを使いブラッシングします。
帽子を持ち、上から見て反時計回りに全体を優しくブラッシングしてください。
ブリム(つば)部分は半円を描くように、クラウンの天井部分も同様に半円を描くようにブラッシングしてください。
使用するブラシは帽子専用のものでも洋服ブラシでも大丈夫です。
パナマ・天然草素材の場合
パナマハットや天然草の帽子の場合、帽子全体とビン革(帽子の内側の額に当たる部分)をきつく絞った布等で汗をしっかり拭き取ります。
シミがある場合等はキツく絞った布でシミ部分を軽く叩くようにして丁寧に拭き、その後もう一度乾いた布で水分を良く拭きとってください。
天然素材の帽子は乾燥が大敵です。風通しの良いところや専用箱を利用し内側に和紙等の紙を詰めての保管をオススメします。
洗濯・クリーニングはできますか?
フェルトの帽子
フェルトの帽子は基本的に洗濯・クリーニングはできません。フェルト素材の特性上、湿気に弱く濡れると型崩れの原因となるからです。また、一部メーカーや、帽子のクリーニング技術をもったクリーニング専門店等で、クリーニングを受け付けている場合もありますが、型が微妙に変わってしまったりすることもあるので、クリーニング前によく相談してからのクリーニングをオススメします。
天然素材の帽子
天然素材の帽子も洗濯・クリーニングはできません。天然素材はフェルト以上に水分や湿気に弱く濡れると型崩れの原因となります。また、一部メーカーではグログランリボンの交換や、帽子内部のスベリの交換に対応している場合もあります。
布製の帽子(キャップ、ハンチング、サハリなど)
帽子の洗濯は型崩れの原因となることもありますのでおすすめはしておりませんが、布帛による帽子は手洗いやクリーニング店でのクリーニングが可能な場合があります。手洗いする場合は、タライに中性洗剤を薄めて入れ押し洗いしてください。
その後、型崩れを防ぐために帽子内に和紙やタオルなどを入れ陰干ししてください。
帽子の持ち方や扱い方はありますか?
帽子の持ち方
特にパナマ・天然素材を使用した帽子はクラウンのくぼみをつまんでかぶるイメージがありますが、何度もつまんでいるとくぼみ部分が割れたり型崩れの原因となります。
帽子をかぶる時、脱ぐ時は、つば部分を両手で持ってかぶってください。一度破れたり折れたりしてしまうと、元に戻すことはできませんのでご注意くださいませ。
フェルトや布製の帽子の場合は天然素材ほど気を使う必要はございませんが、やはりクラウン部分を力強くつまむと型崩れの原因となりますので、こちらもつば部分を両手で持ってかぶってください。
帽子のサイズについて
頭のサイズの測り方は?
メジャーや紐を使用して測ります。
一般的には眉毛から1~2cm上の額の真ん中あたりから耳の付け根の上を通り、後頭部の一番でっぱったところまでの周囲をピッタリと測ります。
測った数値の+約0.5~約1cmのサイズが帽子のサイズ選びの目安となります。
帽子の型やメーカーによって内径が、楕円形、丸型など様々な形があります。
また、かぶり方によっても着用感が変わりますのでご注意ください。