4月の食材 「分葱」



〜てっぱい〜

Kazuhiko Iyama Presents


まいど!

ぬくぅなりましたなぁ〜
と、関西弁で春の歓びを表現してみました。

イェ〜〜〜〜〜いっ!
わぁ〜〜〜〜〜いっ!
ぬくぅ〜〜〜〜いっ!
ソコビエのアホぉー!

・・・ちょっぴり歓びのツボミも開花させてみました。

さて、そろそろ仕事にかかりまひょかいな、と。

今月の料理は 「てっぱい」 で〜〜〜す。
「鉄砲和え」が訛って「てっぱい」になったと言われてます。
じゃあ、鉄砲ってナニよぉ?って思いますなぁ、フグちゃうのん?って。
それには料理人やお店によって諸説がございます。
ちなみにウチとこでは「わけぎ(分葱)を調理する時に聞こえる、パンパンと弾ける音からそう言われるんや」となってます。(くわしくは後ほど…)
ってことは、わけぎのヤツらも春の歓びをバクハツさせてるんでしょね〜

それではさっそく料理にとりかかりましょう!
今回は、赤貝やとり貝等の海鮮物は使わず、味噌もコテコテコテコテ練らずにカンタンにできちゃう 「ご家庭向けお気楽バージョン」 でやんす。
しかーし!これが結構オカズのお供に “グー” な一品なんですよ〜


材料(わけぎ1束に対して)

わけぎ1束
油揚げ1/3枚
エリンギ1本(約70g)
練り和辛子10g
ごま(白)50g
白味噌100g
50cc
砂糖15g


作り方
  1. ごまを煎り、すり鉢に入れ、よく擂り潰します。

  2. [1]に白味噌と酢、砂糖、辛子を入れ、よく擂り混ぜます。

  3. わけぎの根っこの部分を切り落とします。

  4. わけぎの葉っぱの先っちょの部分を指でプチプチつまみ取ります。
    (包丁を使ってもよいのですが、こっちの方が作業しやすいでっせ)

  5. 鍋に湯を沸かし、塩をひとつまみ入れます。(色出しってヤツです)

  6. わけぎの根っこのほうを湯につけて“へなっ”とするまで茹でて(写真参照)から全体をサッと湯がき、バットに取り、風力にて冷まします。
    (オカアゲってヤツです)


  7. わけぎが冷めたら、まな板に揃えて並べて、棒でのします。(写真参照)
    (上から、下から、グリグリグリグリ、中のヌメリを押し出します)
    *その時にパンパンというか、プチッ…パチッ…とハジケ音がするのです*

  8. わけぎを2cm程に切り、[2]に入れます。

  9. 油揚げは軽く焙った後、熱湯をかけて油切りし、エリンギはアルミホイルで蒸し焼きにして、それぞれ食べやすい大きさに切り、[2]に入れます。

  10. [9]をよく混ぜて、器に盛りつけて出来上がり〜




えー、4月と言えば筍料理が定番だったのですが、たまにはちゃうのもね、と今年はわけぎに登場してもらいました。
春は独特の苦みや香りに満ち溢れた食材の季節で、体もそれを欲してる気がします。きっと「冬のカラダ」から「春のカラダ」に変身するための一種の通過儀礼なのでしょう。

体内青春反抗期か?

ヘイDJ、ボリュームもっと上げてちょーだいっ!

ローハイブツをハキダスぜぇ〜っ!!

…以上、今月の一品コーナーでした。

みなさん、ぬく〜いニッポンでヌギヌギ脱皮して下さいね。

おおきに!


五条料理飲食業組合  井傳・井山和彦