![]() さて、本年第一回目ということで「どないしよ(どうするべきか)」と迷いに迷い、素材もこれちゅうのが思い当たらず、なのに昨年の12月は忘年会のお客さま、また観光のお客様も多く、年末はおせち料理に追いまくられ(おせち料理にまつわるお話、お時間のございます方はお読みください。)「はよしなあかん(早くしなければだめ)」と思えば思うほど深みにはまり、ついに思いついたのが 今年、私は(井山氏はいざ知らず)「調理における求道のコツ」シリーズで一年を乗り切ろう かとふと思いたったのであります。 まず今回は「天麩羅」。 天麩羅を食されたお客様が、よく 「家ではこんなうまい具合に揚がらない」 とおっしゃります。 その謎を求道が解き明かします。 ・・・「犯人は貴方だぁ!」 というコーナーとちゃいましたな。失礼をば。 それでは後ほど。 まず私の天麩羅の思い出をお読みくださりませ。
![]() ご存知とは思いますけど基本的な天麩羅の揚げ方
出汁4 、 みりん1 、 淡口醤油0.5 、 濃口醤油0.5 、 味の素少々 の割合で天出汁(一般的には天つゆ)を作り、 大根おろし 、お好みで すり生姜 などを入れ、召し上がっていただく。 またはレモンなどを搾り、塩で食べていただくのも結構です。
上手に揚げられそうでしょうか? ほんのちょっとの気遣いでカリッとパリッとサクッと揚がる! はずなんですけど・・・ 保証はいたしかねますが・・・ なんせ天麩羅はやはり慣れが必要というか、経験が必要というか・・・ 結局、美味い天麩羅は料理屋でお召し上がりください! (これが言いたかっただけなのかも) |
五条料理飲食業組合 割烹三栄 若主人 清水敏夫 |
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