10月の食材 「塩鯖」



〜船場汁〜

Kazuhiko Iyama Presents
まいど! 秋ですね〜。

みなさん、秋は好きですか〜?
ボクは仕事柄、毎日料理を作っているのですが、秋の料理ってホンマ美味しそうですわ。
彩り鮮やか、香りも良し、天気のいい日にゃ行楽弁当小脇に抱えて、嵐山ドライブウェーにでも繰り出して見晴らしのいいベンチに座って 「あ〜ん」 したいですわ………。

さて 、と。

今月はマイ・フェイバリット・フィッシュ、鯖とくに塩鯖!をフューチャーしましょう。

なんといっても塩鯖は おかずキング やね、焼いて酢醤油かけるだけでゴハンお代わり3杯は行けますな。
みそ汁なんぞあれば最強のトライアングルですわ。

よし、明日は早速塩鯖食うで〜!

お母ちゃん、ゴハンぎょうさん炊いといてな。

今回はその塩鯖の頭・骨・カマを使ったナイスな一品を紹介しましょう。

「船場汁(せんばじる)」 で〜す。

名前の由来は、その昔、大阪の船場の問屋はんに奉公する丁稚どんが、日々の賄いで食されていたところから来ているらしいです。
多分に頭・骨・カマ以外の部分は、丁稚どん以外の人が食べていたのでしょうな。
しか〜し、船場汁を甘く見ることなかれ。
おかずとお吸い物の両方を兼ねた機能的かつ美味しい一品である事を。
これだけでゴハン3杯は行けまっせ! もう「身」はいりまへんで親方! この際。
ですから皆さん、船場汁作ろと思うなら、上身だけパックされた塩鯖買うたらあきまへんで、ちゃんと骨と頭があるヤツ買うてきなはれや。
頭は魚屋さんに相談してみとぉくれやす。


材料(2人前)

塩鯖片身(頭と骨付き)
大根200g
昆布・薄口醤油少々

作り方
  1. 塩鯖のカマと中骨をはずし、頭と骨を割る。
    (右写真参照)

  2. [1]を一度沸騰した湯にくぐらせる。
  3. 大根を短冊に切る。(3cm×5mm×2mm程に)
  4. 鍋に水600ccを入れ、昆布と[2]と[3]を入れ、火にかける。
  5. アクが出てきたら取り除き、大根がしんなりしたら薄口醤油を少々入れ、味を調える。
  6. 火を止め、鯖の頭・ヒレ以外を器によそう。


以上で出来上がりです。簡単ですね〜!
暖かいうちにお食べ下さい。



え、身はどうするって?
そりゃ、焼いて食べても良し、酢に漬けて〆鯖なんてのもOKですよ!
もう、今回はゴハン総動員じゃ〜
「かあちゃんお代わりっ!!」

ではでは、ホントに簡単で美味しいので皆さん一度チャレンジして下さいね。

おおきに!


五条料理飲食業組合  井傳・井山和彦