「壺中堂」、むつかしい字ですが、「こちゅうどう」と読みます。 江戸時代には今の店から一筋北で「壺屋(つぼや)」という土佐藩御用達のお醤油屋さんをしたはりました。
今でも高知城には「壺屋」ブランドの醤油ラベルが展示してあるそうです。 ![]() この家には土佐藩の家老「後藤象二郎」が下宿してたそうで、曾祖母のふささんは後藤象二郎に写真をとってもらわはったという言い伝えがあります。 明治6年には今の場所に移って、どうゆうわけか、紙やさんに商売がえしはって屋号も「壺屋」から「壺中堂」にかえはりました。
![]() いかにも生真面目そうなみかけですけど、実はほんまに実直で真面目なひとです。 いつも笑顔の絶えない穏やかな人柄で、河原町商店街の理事も長年勤めたはり、信頼度は抜群です。 店内の雰囲気にも彼のセンスが良くあらわれています。
けっして派手ではないんですが、人目をひく、上品なデザインのモノでいっぱいです。
![]() ほんまにどのショーケースにもオモシロイものがいっぱいで
|
![]() |
最近大変「若向き」に変化してきた河原町の一角に、古風で新しい今中氏あり。 9H鉛筆の如く、氏には「太く硬い芯」があると、見ました。
〒604-8032 |