メールマガジン購読会員様だけにお送りする「名物店主・店員数珠つなぎ」シリーズ第十弾




高級婦人洋装店「きよぞう」・高野賢一さんの登場です。

京都、三条河原町を上がったところに、控えめだが高級な <おとな> の雰囲気の婦人洋装店 「きよぞう」 があります。

ユニークな店名は、昭和7年に四条で開店した初代・ 故高野喜代三氏の名前からとったもの。

店内には欧州の俗に言う有名ブランドはありません。
オートクチュールと自社のオリジナルプレタ以外は、自らの 目で厳選して輸入したプレタポルテやアクセサリー類です。

「もののない時代と違います。同じ金額をだすのなら、有名 ブランドの既製服より本当にその人に合わせて製作した 服の方がお値打ちではないでしょうか?」 と高野社長。

すっかり定着したと思われる女性の洋装ですが、やはりまだ 日本では表面の流行にとらわれやすいし、とくにその大部分 が若者指向です。

その点「きよぞう」は、店と共に歩んできた お客様を大切に、
「熟年女性の落ち着いた女らしさ」
「肌を包んだ魅力」
「アクティブで生活に溶けこんだ洋服」
を 心がけてつくってきました。

「お客様は、世間の流行に振り回されるのではなく、その方 自身の流行を発見してほしい」

終生着られることを基本に、その人に合ったスパイスを利かせた、着心地のよい 安心感のある服を長年調製してきた 自信 が漲ります。
代々伝わるミシン


****作の名画を前に

「われわれのような小さな店は、流行を認識しながら、 あくまでもお客さまのニーズを第一に、誠実にものづくりを 続けていくだけです。目の届く範囲の堅実な経営をしていきたいですネ。」

文 K.T




地図

京都市役所のほとんど向かい側。