オリジナルダウンピロー／DP-1／300ｇ入りハンガリー産ホワイトダック90％

日本国内で、羽根枕・羽毛枕が一般的に使用されだしたのは、1970年前後になります。 

もちろんそれ以前にも、ご使用になられていた方も居られますが、殆んどの場合、海外で生活されておられた方が、国内に持ち帰られたり、ある意味贅沢な寝具として、市販されていた状況でした。

欧米では、既に、羽毛布団・羽毛枕のように水鳥の羽根や羽毛を寝具の詰物として使用されていましたが、日本国内では、ニワトリやチャボのような陸鳥を飼育する事はありましたが、カモやガチョウのような水鳥を飼育する事は、多くはありませんでした。

★水鳥と陸鳥の違いと、羽毛と羽根の違いについてはこちらのページをご参照下さい。

その頃から日本も高度成長の社会となって、生活様式の欧米化が加速度的にすすんで行きました。
食事も畳の部屋の正座から、ダイニングキッチンのテーブルと椅子のパターンも多くなり、また寝室もベッドを使用されるご家庭も増えてきました。
生活様式はもちろん、食材の変化や料理の変化も多様化になり、
生活パターンの多様化とともに、平均的な日本人の体型も少しずつ変化が見られるようになりました。

日本のお布団に関しては、前述の1970年前後に、それまで輸入品が多くを占めていた羽毛寝具を日本国内で加工生産する企業も多くなり、羽毛布団の普及とともに羽根枕が、柔らかい感覚をお好みの方に適合し、急速に羽根枕が普及しました。

その後、国内事情の変化から、低価格化、価格競争が激しくなり、品質の低下や粗悪品の氾濫と言う、業界にとって悲しい状況になった事は事実です。2000年頃から、「眠むの木」としても、羽根枕に関しては、実店舗での取り扱いを止めてしまいました。

このページでは、特殊なキルティングパターンを使わない昔ながらのオーソドックスなタイプで提案しております。
実店舗でも「昔使っていたような羽毛枕はないですか？」と言うお問い合わせをお聞きする事が多くなってきました。
そこで、オリジナルでしっかりしたダウンの枕を作ってみようと思い、日羽協で品質を認められた羽毛を使い、日本国内で製造することになりました。

実店舗の方でお客様にご使用いただき、ご好評をいただいておりましたので、この度、眠むの木のホームページの方でも、お取り扱いさせて頂くことになりました。

ダウン枕のお手入れ方法

このダウン枕の日頃のお手入れは、必ず適正なサイズの、枕カバーをつけてご使用下さい。
※カバーサイズは、43×63cm用です。

また、カバーにつきましては、眠むの木の布団カバーのページに様々な素材のカバーをご用意させて頂いております。
是非、一度ご参照ください。

一週間に一度前後、四隅から中身を中心の方に向けて押入れ、
軽くたたいて羽毛をほぐす様にして下さい。

柔らかい枕でありながら、沈み込み過ぎず、首筋を適度に支える、弾力があるダウン枕です。