【仏教映画】釈迦・修復完了盤：本郷功次郎、勝新太郎（ブル－レイ）

　仏教の祖・釈迦ことゴータマ・シッダルタの生涯を、日本初の「70ミリスーパーテクニラマ」で映画化した超スペクタクル大作。三隅研次がメガホンを取り、豪華俳優陣総出演、製作費は当時の金額で５億円とも７億円とも言われている。史実と異なるところも多く、娯楽性に重きを置いた作品なので賛否両論ではあるが、日本映画黄金期を代表する映画の一つである。全156分収録。

• ディスク修復作業済
• 《特典映像》復刻プレスシート・蔵出し映像・予告映像

釈迦・修復完了盤　あらすじ

　紀元前５世紀。インド・カピラ城でシャカ族の王子として生まれたシッダ王子（本郷功次郎）は長ずるにつれ、 自らの恵まれすぎた環境や、カーストに基づく身分制度が生む差別や貧困に思い悩み、美しい妻ヤショーダラ（チェリト・ソリス）や一族を捨て、修行の旅に出る。
　菩提樹の元での修行を経て、マーラの邪悪な誘いも遮り、遂に悟りを開き、仏陀となるシッダだったが、彼の前に 従兄のダイバ・ダッタ（勝新太郎）が現れる。ダッタはかつて、シッダの留守中にヤショーダラを襲い、ヤショーダラを自害に追い込んでいた。シュラダ行者の元で修業を重ね神通力を身につけたダッタは、強国マダカ王国の王子アジャセ（川口浩）に取り入り、バラモンの一大神殿都市を建造し、仏教徒を迫害する。しかしシッダの教えはやがてアジャセに届き・・・。