[小説朗読CD] 夏目漱石 『 三四郎 』（ＣＤ12枚組）

明治の文豪、夏目漱石の前期三部作の一作目。
『坊ちゃん』『吾輩は猫である』『草枕』などの余裕派と呼ばれた初期三部作とは一線を画す作風。
明治末期、田舎から上京した三四郎が郷里、学問、恋愛の三つの世界で成長と挫折を経験する姿を描き、
同時に日露戦争後の日本社会に警鐘を鳴らした作品と言われている。
朗読は、渡部龍朗氏。

福岡県郡部の村から上京し、東京帝国大学に入学した小川三四郎は、東京で多くの出逢いを経験する。
大學生活では、同郷の先輩、野々宮宗八や友人の佐々木与次郎、英語教師の広田萇、
さらに広田の旧友の妹、里見美禰子や野々宮の妹、野々宮 よし子などの女性たち。
三四郎は多くの出逢いの中で、自分を取り囲む三つの世界の存在に気づき、翻弄されていくのだった・・・。

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