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【名画】 夕凪の街・桜の国~原爆投下。あの日から10年、そして60年~(DVD)

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【名画】 夕凪の街・桜の国~原爆投下。あの日から10年、そして60年~(DVD)の商品説明

嬉しい? 十三年経ったけど、原爆を落とした人はわたしを見て
「やった、また一人殺せた」とちゃんと思うてくれとる?

 こうの史代の同名漫画を元に制作された映画。原爆投下から10年後、 60年後を生きる二人の女性を描き、「生きる」ことを描いた作品。原爆の悲惨さを描くというわけではない。普通に生き、普通に幸せを得ようとする人々が、それでも心の奥底に忘れられない悲しみや恐怖を抱えていて、それはふとしたきっかけで甦る。その辛さや寂しさと、それでも生きていける人間の強さを伝えようとした作品。生まれて、生きて、いまここに在るあなたをきちんと認めた作品。
 文章ではうまく伝えられません。ぜひ見てください。いい映画です。全118分収録。


夕凪の街・桜の国 あらすじ

夕凪の国

昭和33年。広島で母親のフジミと暮らす平野皆実は建設会社で働きながら、水戸市に住む弟の旭との再会を楽しみにしていた。一方で、原爆投下直後の惨状が忘れられず、生き残ったことに罪悪感を感じていた皆実は、同僚の打越のプロポーズへの返事をしていなかった。打越は、皆実の気持ちを聞くと、それをすべて受け入れてくれる。安心して幸せになろうと思うた皆実だったが、その日を境に体調を崩し、足腰が立たなくなり、食欲が減退。目も見えなくなってくる。皆実は原爆症を発症したのだ…。

桜の国

平成19年・東京。28歳になった石川七波は、定年退職した父・旭が広島に足を運び、人や場所を訪ね歩いていることに気づく。父の旭は幼い頃、石川家と養子縁組した過去があり、広島には生家の平野家があった。偶然出会った幼馴染の東子と父の後をつけるうち、七波は、祖母のフジミや早逝した伯母の皆実のことに思いを馳せる。同時に弟の凪生が東子と既に再会し付き合っていたこと。被爆二世であることを理由に、東子の両親から交際を反対されていることを知る。七波と凪生の亡くなった母、京子もまた被爆者だった・・・。


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