【講談入門】講談名演集～曽我物語、森の石松、浜野矩随：詞章付（ＣＤ）

神田松之丞改め六代目・神田伯山の活躍で人気復活の講談。講談初心者に講談の面白さを体験して戴こうと、名人講釈師の十八番ネタを収録した一品。
『浜野矩随』は落語でも人気の人情噺。『夜討曽我』は大河ドラマでも取り上げられた日本三大仇討の一つ。さらに『清水次郎長伝』からは『森の石松・閻魔堂の欺し討ち』。『清水次郎長伝』を全国区人気にしたのは三代目・神田伯山だと云われる。名人名演３策をぜひお楽しみください。
詞章・プロフィール＆解説書付

【講談入門】講談名演集　概要

• 清水次郎長伝～森の石松・閻魔堂のだまし討ち

  三代目・神田伯山
  金毘羅さんの帰り道。旧知の都鳥三兄弟に頼まれ、金を貸した森の石松だったが、一向に金は戻らない。大事なお蝶姉さんの墓前に捧げる見舞金を取り返そうと、食い下がる石松だったが、都鳥三兄弟の騙され、窮地に陥るのだが・・・。

  
  
• 曽我物語・夜討曽我紋づくし

  六代目・宝井馬琴
  父を闇討ちにした憎っくき伊東祐経。十郎と五郎の兄弟は父無し児として育てられつつ、いつしか仇を討たんと誓いあう。1913年。平家を滅ぼし鎌倉に幕府を開きし頼朝は、富士の裾野で巻狩りを催すことに。闇深き雨の夜、曽我兄弟の忍ぶ足音だけが聴こえてる・・・。

  
  
• 名工・浜野矩随

  五代目・神田伯山
  名人と呼ばれた大工を父に持つ矩随だが、いくらやっても目が出ねえ。父の頃からの贔屓筋も一人、また一人と注文が亡くなり、遂に最後の一人。投げやりになり、諦めている息子に、母は最後の激励を・・・。命を懸けて息子を立ち直らせた日本の母の心意気。