[実学・人物伝] 宮本常一 民衆の知恵を訪ねて～16万キロを歩いた民俗学者（ＤＶＤ）

生涯をかけて日本列島の隅々まで歩き続けた、実践の民俗学者 宮本常一（1907-1981）。
宮本常一が生涯に歩いた距離は、約16万キロ、地球４週分に当たる。。
柳田國男に見い出され、
渋沢敬三に「学者にならず発掘者になって欲しい」と導かれた氏は、
常に現場を歩き、その土地の人々から話を聞くことで、
書物などではない生きた情報を自らの中に集積していった。
民俗学、農業指導、漁業史、生活史、考古学、日本文化論・・・
宮本常一の研究は、いつも人々の生活とともにあり、その実績は限りなく広い。

現代は情報化社会といわれる。
しかし、その情報は自分で見、自分で聞き、自分自身で感じたものばかりではない。
宮本常一の終始変わらぬ研究姿勢は、私たちが忘れがちな大切なことを教えてくれる。
出演は木内みどり。全47分収録。

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