[講演CD] 日本近代文学 講演集 ~解き明かされる文豪たちの謎(CD13枚組/送料サービス)
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1964年=明治39年に開設された「日本近代文学館」。
毎年、多くの著名な作家や文芸評論家が講師に招かれ、
多種多様な文学論が繰り広げられてきた。
本講演集には、夏の恒例講座「夏の文学教室」での講演が収録されています。
名作と呼ばれる近代文学小説に秘された、文学秘話をお楽しみください。
小説の行間に隠された作家=文豪たちの心が見えてきます。
CD13枚組 / 各巻 40分~55分収録
■ 収録内容一覧
加賀乙彦 講演
森鴎外を語る ~医学と文学
文学とは別に、医師という顔を持つ森鴎外。
ドイツへ医学留学し、帰国後は出世街道を歩んでいた森鴎外が感じた
理想との隔たりからくる、悲哀、葛藤を語る。
医学と文学の両立 / 留学生時代:森鴎外のドイツ生活 /
皇帝ルードヴィヒ2世と侍従医グッデンの死~初期作品への影響 /
ペッテンコッファー、コッホの下での基礎医学研究と帰国後の挫折 / 森鴎外の悲哀
竹西寛子 講演
樋口一葉を語る ~たけくらべ・にごりえ
樋口一葉の24年の人生。
文学史上に残る傑作「たけくらべ」と「にごりえ」を
世に残した充実した人生を語る。
決して早死にではない樋口一葉24年の生涯 /
樋口一葉、与謝野晶子、若松賤子~三者三様の明治女性像 /
旅人の目線で描いた東京 /「その他大勢」に焦点を当てた一葉文学 /
実生活の苦労と創作活動との関係 / 文章家 樋口一葉
江藤淳 講演
夏目漱石を語る ~『こころ』以後の漱石
不朽の名作『こころ』発表後、夏目漱石に起きたある心境の変化。
今は亡き、夏目漱石研究の第一人者、江藤淳が紐解く、夏目漱石晩年の謎。
『こころ』発表当時の世界情勢 / 『こころ』までの漱石作品の主題 /
『道草』に見る主題の微妙な変化 / 意識を越える自己の自覚 /
即天去私と晩年の漢詩、そして老荘思想
三好行雄 講演
島崎藤村を語る ~魂の漂泊者
妻や子供に先立たれ、姪との許されない関係に陥り、
フランスへの逃避行をした島崎藤村。
帰国後、小説『新生』で再起をはかる島村藤村の行き着く先は・・・?
郷里からの脱出、キリスト教との出合い / 師友 北村透谷の自殺と『新生』/
島崎藤村の抒情詩~漂泊者のモノローグ / 『夜明け前』漂泊者が行き着いた場所
杉本苑子 講演
永井荷風を語る ~ボク東綺譚
永井荷風の名作『ボク東綺譚』の最終章はいらないのか?
日本が戦争へ向かう不穏な情勢の中発表された『ボク東綺譚』の魅力に迫る。
『ボク東綺譚』までの荷風~さまざまな圧迫 / 『ボク東綺譚』発表時の世相~時代の重圧 /
『ボク東綺譚』~その題名の持つ意味 / 『ボク東綺譚』は九章で終えるべきだった /
『ボク東綺譚』~被圧迫の文学 / 戦後の永井荷風~圧迫から開放されて
中野孝次 講演
有島武郎を語る ~その理想主義とヒューマニズム
有島武郎の『或る女』の主人公 葉子。
あなたは、彼女が好きですか、嫌いですか。
それが有島文学に対するあなたの試金石になる。
作家 中野孝次が語る、有島武郎の人生と文学。
生い立ち、永井荷風、正宗白鳥との違い / 『或る女』の葉子は有島文学の試金石 /
理想主義とヒューマニズム / 時代とのズレが生む有島文学の特異性
阿川弘之 講演
志賀直哉を語る ~文学とユーモア
白樺派を代表する小説家で、小説の神様と言われる志賀直哉。
『暗夜行路』『和解』『小僧の神様』『城の崎にて』の名作を残した
志賀直哉のユーモラスな一面を、愛弟子 阿川弘之が語る。
お詫び~昨夜亡くなった吉行淳之介のこと / 志賀先生のこと~ざっくばらんで駄洒落好き /
文学におけるユーモアとは / 明治維新以後のユーモアの衰退 / 日本海軍におけるユーモア精神
河野多恵子 講演
谷崎潤一郎が語る
~そのマゾヒズムの変化『痴人の愛』から『卍』へ
『痴人の愛』で変化を見せた谷崎文学のマゾヒズム。
昭和に入って黄金期を迎える谷崎潤一郎の大きな変化を、
作家 河野多恵子が語る。
大正期の文壇とは / 谷崎独自の創作衝動とその背景 /
『痴人の愛』に見るマゾヒズムの変化 / 『卍』における心理的マゾヒズムとその破綻
小川国夫 講演
芥川龍之介を語る
~芥川龍之介の出発『羅生門』『鼻』を中心に
芥川龍之介の初期代表作「羅生門」「鼻」。
原作と比較すると、芥川龍之介独特の料理法が見えてくる。
芥川晩年を探るカギがそこにある。
芥川龍之介との出会い / 『羅生門』の基となった『今昔物語』より /
『羅生門』に見る芥川流の古典裁断 / 『鼻』の基となった『今昔物語』より /
『鼻』に見る芥川流の古典裁断 / 芥川流『聖書』の裁断~『西方の人』『続・西方の人』
進藤純孝 講演
川端康成を語る ~『雪国』までの川端康成
たった20部しか売れなかった『伊豆の踊り子』。
『雪国』がノーベル文学賞に輝くまでの10年。
隠された川端康成不遇の日々に川端文学の真髄を探る。
川端さんとの出会い~川端・横光の担当編集者として / 『伊豆の踊り子』と湯ヶ島での生活 /
『伊豆の踊り子』から『雪国』までの10年~当時の社会状況 /
『伊豆の踊り子』から『雪国』までの10年~不遇の東京時代 /
『雪国』について~『伊豆の踊り子』からの変化
猪瀬直樹 講演
太宰治を語る ~ピカレスク 太宰治伝
波乱に満ちた太宰治の人生。
数々の自殺行為、裏切り、失望・・・
作家として激しく生きようとした太宰の生き様を猪瀬直樹が語る。
太宰治は弱い人ではない~三島由紀夫との対比 / 芥川龍之介をめざして上京 /
芥川龍之介の死、そしてプロレタリア文学への傾倒 / 女性関係と芥川賞 /
遺書「井伏さんは悪人です」の意味
佐伯彰一 講演
三島由紀夫を語る ~文学という毒
東大から大蔵省とエリート街道を進んだ三島由紀夫が、
それを棄ててまで固執した文学という毒の実態・・・
三島文学のルーツを探る。
私の三島由紀夫像 / 三島を誘惑した文学 ~川端康成 /
三島を誘惑した文学 ~谷崎潤一郎 /
三島を誘惑した文学 ~オスカー・ワイルド / 三島と現代文学
[特典CD] 文豪,かく語りき~文豪 肉声の記録から
■ 永井荷風~文化勲章の反響(聞き手:嶋中鵬二)
■ 志賀直哉~これまでの作家生活を振り返る(聞き手:阿川弘之)
■ 谷崎潤一郎~恩師・永井荷風のこと(聞き手:嶋中鵬二)
■ 川端康成~文化勲章受賞記念(聞き手:山下正樹)
■ 三島由紀夫~現代人と死
■ 三島由紀夫~この1年、1966年を振り返る(聞き手:杉沢陽太郎)
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