[能 狂言] 能楽囃子全集～秘曲から狂言囃子まで（ＣＤ８枚組／送料サービス）

その前衛的な音楽発想、高い精神性にくわえ、
現代の癒し音楽＝ヒーリングミュージックとしても評価される能楽囃子。

本作は、昭和48年度芸術祭大賞を受賞した音源（ＬＰ６枚組）に、
後年、制作された補遺篇（ＬＰ２枚組）を合わせて収録をし、
秘曲や狂言の囃子など、貴重な音源をも収録した能楽囃子の完全版。
34人の演奏者のうち、14人が人間国宝であり、能楽囃子の最高峰ともいえる作品。

録音当時、技術だけでなく気概も強く、意識も高かった能の演奏者たち。
演奏する側も、採録する側も、やり直しがきかない、
失敗は許されないという緊張感に包まれて、録音は行なわれたといいます。
能舞台自体が楽器であるという主張から、スタジオではなくすべて能楽堂で、
当時最高の技術者によって録音された、伝説の音色を、
最新かつ丁寧なデジタル・マスタリングで21世紀によみがえらせました。
日本が世界に誇るオンリー・ワンの音色、ぜひお楽しみください。
監修は、金春惣右衛門氏、増田正造氏。

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＜収録内容＞

音取（置鼓）礼ワキ 真ノ一声 真ノ来序 早笛 名ノリ笛 次第 一声 下リ端 大ベシ 出端 真ノ序ノ舞 黄鐘早舞 序ノ舞　黄鐘序ノ舞 イロエ掛リ中ノ舞　大小中ノ舞 イロエ掛リ破ノ舞　大小破ノ舞 盤渉序ノ舞 太鼓入リ中ノ舞 太鼓入リ破ノ舞 早舞 神舞 男舞 羯鼓 神楽 楽

猩々乱 鷺乱 カケリ 太鼓入リイロエ 祈リ 舞働 歩ミノアシライ アシライ出シ 松門ノアシライ 物着ノアシライ 送リ笛（大ユリ） ノット 波頭 早鼓 中入リ来序 狂言来序 「三番三」揉ノ段 「三番三」鈴ノ段 恋ノ音取 懺法 豊後下リ端 「道成寺」物着ノアシライ、乱拍子、急ノ舞、中入リ地 獅子 烏手

出端モジリ 八段ノ舞 盤渉楽 笏ノ舞 延年ノ舞 惣神楽 早舞クツロギ 狂乱ノ楽 鶴ノ舞 水波ノ伝 知ラセ笛 棒フリ 責メ シャギリ 狂言 三段ノ舞 狂言 次第 狂言 下リ端 狂言 早笛 狂言 獅子 狂言 楽 狂言 羯鼓 狂言 神楽 狂言 舞働

■ 楽器の音色と基本の手組ミ 笛。呂の音での順次指開け 笛。干の音での順次指開け 笛。ヒシギの音での順次指開け 笛。呂から干へ、同じ指開けで吹いた時 小鼓。チ・タ・プ・ポの音　各二回ずつ 大鼓。ドン・ツ・チョンの音　各二回ずつ 太鼓。ツ・クの押える撥・小の撥・中の撥・大の撥・肩の撥　各二回ずつ 大鼓と小鼓のノラヌ三地　二回 大鼓と小鼓のノル三地　二回 大鼓と小鼓のノラヌツヅケ　二回 大鼓と小鼓のノルツヅケ　二回 大鼓。地一つ、シカケ、打切リ 小鼓。甲長地中ヨリムスビアシライ 太鼓。刻ミ一つ、上ゲ、打切リ、頭 三つの打楽器の手組ミの合奏 笛の呂・呂ノ中・干・干ノ中を唱歌と一緒に区切って演奏 笛の呂・中・干と三つの打楽器との合奏 打楽器は17と同じ手組ミで、笛がアシライを吹いた時 「翁」（抄録）座着キ・打出シ、千歳ノ舞、翁ノ舞、翁返リ

■ 鼎談（座談会） 「能楽囃子体系」制作の背景 SP盤時代の名人たち　卒都婆小町（抜粋収録） SP盤時代の名人たち　船弁慶（抜粋収録） SP盤時代の名人たち　鷺（抜粋収録） SP盤時代の名人たち　卒都婆小町（抜粋収録） SP盤時代の名人たち　女郎花（抜粋収録） SP盤時代の名人たち　忠霊１（抜粋収録） SP盤時代の名人たち　忠霊４（抜粋収録） SP盤時代の名人たち　高砂（抜粋収録） SP盤時代の名人たち　松虫（抜粋収録） 「能楽囃子体系」の意義

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