[日本の伝統工芸・伝統技能] 木工芸・竹工芸の技術～桐箱・木造彫刻修理・木象嵌・能面・文楽人形制作など（ＤＶＤ全５巻／分売可能）

日本は木と竹の文化の国である。
建築もインテリアも、食器から人形や面まで、 広汎に木や竹が利用されてきた。
世界最高峰といわれる木工芸、竹工芸の伝統技能を今に残す記録ドキュメント。
ＴＶドキュメント番組『匠の世界～極める』のＤＶＤ化。

各巻 5,000円（税別 ／ 約50～60分収録）
画像横の選択欄からお好きな作品をお選びください。
全５巻一括にてご購入の際は、お手数ですが数量に（５）とご記入ください。
全巻一括ご購入の際は、送料サービスとなります。

美術工芸品の保存に最適。桐箱の製作

• 美術工芸品保存桐箱の製作～桐にいのちを（前田友斎）

  美術工芸保存用「桐箱」製作の前田友斎氏が重要文化財「三十六歌仙」の軸巻きの桐箱製作に挑む。徹底した職人魂を見る。

• 美術工芸品保存桐箱の製作～木の息を聴く（上田淑宏）

  飛騨の匠の血を引く指物師、上田淑宏氏。春日大社の太刀を収める桐箱つくりの工程に桐との対話が聞こえてくる。

竹工芸と木造彫刻修理 美を生み、守る

• 竹工芸～竹と語り美を編む（飯塚小斎）

  「自然の美しい竹を切って殺してしまうからこそ、新しい美に生まれかわらせる」。竹工芸家の飯塚小斎氏の150日かけて編み上げる繊細な技法を紹介する。

• 木造彫刻修理～歴史の美を守る（財団法人美術院）

  明治31年、岡倉天心が創設した財団法人美術院。日本の国宝、重要文化財の木造彫刻の修理を手がける。寂光院地蔵菩薩修理、さらに四千体の胎内仏の未曽有の発見を収録。

桑箱と桐くり物の製作 木工芸技術の極致

• 木工芸～木に魅入られて（大野昭和斎）

  指物、彫刻、木象嵌など、あらゆる技を独力で創意工夫し、孤高の境地を切り開いた達人、大野昭和斎氏。「箱にはじまり、箱に終わる」といわれる桑の箱の製作行程を収録。

• 木工芸～桐くり物に賭ける（中臺瑞真）

  中臺瑞真氏は、一枚板のみを使って彫り上げ、箱や皿上の盤とよばれる器をつくる「くり物」の達人。最も高度な技術を必要とする桐を素材に、華麗な菱形輪花箱を製作する過程を収録。

木象嵌と能面～木工美術を支える技術と心

• 木象嵌～彩りをかざる（秋山逸生）

  堅い木地に、金属、貝や象牙、木や竹などをはぎ合わせ、嵌め込んで模様をつくる木象嵌。木目の変化に調和させつつ、浮かび上がらせる金属や貝の光、竹木の彩りが、より繊細な絵画表現をつくり出す。秋山木象嵌の神髄を伝える。

• 能面製作修理～能の心を打つ（長沢氏春）

  京都壬生狂言の古面修理、平泉中尊寺の古面修理を手がけた、長沢氏春氏。最も得意とされる女面「小面」製作に、木取り、粗彫り、小作り、彩色、古色づけと、名匠の絶妙な技巧と秘術、能面追求の苦心を追う。

薬師寺大伽藍復興／文楽 文七かしら製作

• 建築物木工～樹と語る匠（西岡常一）

  奈良薬師寺の金堂、西塔を復興した宮大工棟梁西岡常一氏。薬師寺の大伽藍の復興を手がけた貴重な記録を収録。

• 文楽人形～かしらに生命をこめる（大江巳之）

  戦火で消失した大阪の文楽人形を復興した阿波鳴門の名工大江巳之氏。文楽協会にある400余りのかしらを製作した名匠が、80歳の誕生日のために、文七のかしらをつくる工程を追う。