[森鴎外 時代劇] 阿部一族~山崎努・佐藤浩市・真田広之・蟹江敬三など(DVD)
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[森鴎外 時代劇] 阿部一族~山崎努・佐藤浩市・真田広之・蟹江敬三など(DVD)の商品説明
江戸時代初期、熊本細川藩で実際に起こった悲劇を描く。
森鴎外原作。
物語は一人の名君の死から始まる。
殉死は当然と朋輩から思われていた阿部弥一右衛門(山崎努)だが、
主君からは「殉死せず息子を助けよ」と言い残される。
寵臣たちが次々と殉死する中、阿部への藩中の非難は次第に大きくなっていく。
古武者の気概を残す弥一右衛門は、新領主の命にも背き切腹して果てる。
通常、殉死者は武士の鑑と謳われ、知行や家格はその跡取に相続されるのだが、
新領主の命に背いたことが問題になり、その知行は5人の息子兄弟に分割、
結果として阿部家の家格は著しく低下することになる。
長男 権兵衛(蟹江敬三)はこの沙汰に不満を持ち、1年後、暴挙に出る。
怒った新領主は彼を侍として扱わず、切腹ではなく打首とする。
度重なる恥辱に、もはやこれまでと覚悟した阿部一族は
次男 弥五兵衛(佐藤浩市)を中心に館に立てこもる。
昨日までの友の、血を血で洗う戦さが今始まる……。
原作の持つ淡々としつつも、切迫した展開を残しつつ、
さまざまな人間模様と原作には表現されていない心の機微を描いた傑作。
特に弥五兵衛とその友でありライバルでもある又兵衛(真田広之)の
家族同様ともいえる心の交流と、そのあとの決闘シーンは迫真の出来。
又兵衛が手作りのおもちゃを妻に持たせ、阿部家の幼い子らに見舞いとして届けるシーン。
阿部邸に踏み込み、血にまみれたそのおもちゃと再会するシーンは原作にはない名場面である。
どうしようもない、人間の性というか、不器用さに呆然とする。
最後に親友を討ち取った又兵衛の言葉、
「阿部一族を討ち取ることなど、茶の子の茶の子の朝茶の子じゃ」
はいろいろな響きを耳に残してくれる。
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