《特撮ヒーロー》 仮面ライダークウガ～平成・仮面ライダー第１作～（ＤＶＤ全13巻／分売可能）

　『仮面ライダー（１号・初期）』の怪奇性、絶対悪に立ち向かう勇気と正義、共に戦う仲間。『仮面ライダー』が『仮面ライダー』であるための要素を洗い出し、21世紀の新しい仮面ライダー像を提案した『仮面ライダークウガ』。殺人ゲームを楽しむグロンギに立ち向かう仮面ライダークウガ＝五代雄介と一条薫ら名もなき勇者たちの姿を描いた作品だ。
　偶然、仮面ライダークウガに変身できるようになった青年が戦いを続ける理由、それは「みんなの笑顔を守るため」という理想の言葉で表された。評論家の中には「理想すぎる」「かっこつけすぎ」と非難した御仁もいたようだが、どうだろうか？　誰かに笑顔でありがとうと言われれば、やはり私は幸せな気分になれる。特撮ヒーローぐらい、理想をカッコよく語り、無理してもやり遂げてほしい、そうできない大人のボクはそう感じてしまう。
　細部まで構築されたクウガ・ワールド、困難を乗り越え理想を追う主人公、それを支える仲間・・・私はこういう特撮ヒーロー、正直、おすすめします。

　西暦2000年、長野県九郎ヶ岳の遺跡発掘現場で調査団の全滅事件が発生。調査に向かった長野県警刑事・一条薫（葛山信吾）は、そこで冒険家の青年・五代雄介（オダギリ・ジョー）と出会う。雄介は発掘された謎のベルトから、得体のしれない戦士のイメージを感じ取っていた。
　雄介の友達で全滅した調査団の合同メンバーでもあった大学院生・沢渡桜子（村田和美）も加わり、事件の真相を探る薫ら警察と雄介だが、捜査中、長野県警にグロンギの怪人、ズ・グムン・バ（クモ系怪人）が現れる。次々と襲われる人々。命の危険を感じた雄介は、誘われるように謎のベルトを腰に装着。戦士クウガに変身するのだった・・・。

各巻　5,800円（税別）　全５～６話収録（約170～180分）
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