鱧の子なれずし【※必ずお届け日をご指定下さい】

鱧の子なれずし
近畿地方では近江の鮒ずし、吉野の釣瓶ずしなどが 古来著名な、なれずしでございます。このなれずしと申しますのは、塩漬けにした魚などと飯とを交互に重ね、重石を据え、自然界に居ります天然乳酸菌を以て発酵を進め、その善玉菌の力で腐敗を防ぎ、又長期間の保存食とする発酵自然食品でございます。
稲作の伝来と同時に日本に伝わったとされるなれずしは、先人が知恵と工夫を重ねて現在に到るまで神代と変わらぬ酸味と香気で人々の賞賛を得て参りました。特にお酒の供には抜群の品格を保つものであり、酒徒の心を躍らせる日本の名品であります。
代々京寿司を生業といたしますいづ重では、この三界天下の名物を建速素戔嗚尊神（タテハヤスサノオ神）御鎮座の祗園の地で息吹かせたく素材には祗園祭とも縁の深い鱧の卵（淡路産）を用いて佳肴に仕立てました。　　　
遅ればせながら京の新名物たらんやとの思いであります。

『 京になれずしあり』
是非とも御賞味の程

〔原材料〕 鱧卵・飯・米麹・海塩
〔保存方法〕 ラップ紙などで乾燥を防ぎ冷蔵庫にて保存
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