今からおよそ1200年前の延暦(えんりゃく)3年11月、桓武(かんむ)天皇の命により、奈良・平城京から移された都「長岡京」。平安京に都が移されるまでの、わずか10年間の都の歴史は、数々の伝説が語り継がれるものとなりました。

初めて発掘調査されたのは、昭和29年の暮れ中山修一先生らの手によるものでした。現在まで1800回を超える発掘調査が実施された結果、幻の都ではなく実在の都として広く知られるようになりました。

長岡京は乙訓(おとくに)地域に位置し、向日市、大山崎町の2市1町からなる歴史舞台としても有名です。古事記や日本書記には、「オトクニ(弟国)」という地名の由来が記されています。


また、乙訓一帯は良質の“たけのこ産地”としても有名です。
その栽培方法は、「軟化栽培法」と呼ばれ、10月に竹やぶ一面にわらを敷くことに始まり、施肥、親竹の選定、先止め、更新と年間を通して春の収穫を目指して育てられています。大切に“たけのこ農家”の皆さんに育てられた自慢のたけのこは、京都市内の百貨店、高級食材店や料亭、宅配便などを通じて全国のご家庭へ届けられています。
乙訓一帯の竹林
たけのこを収穫する春は、推古天皇の勅願寺として、聖徳太子が創建した伝えられる乙訓地方最古のお寺「乙訓寺」がおすすめです。4月から5月上旬には、二千余株の牡丹(ぼたん)の大輪が見頃となります。
牡丹(ぼたん)で有名な乙訓寺

菅原道真公が太宰府に左遷される時に、名残りを惜しむために訪れた地といわれ、道具を祭神として奉っている「長岡天満宮」。

境内の東隣りには、八条が池があり、毎年4月下旬には濃紅のキリシマツツジが色鮮やかに咲き誇ります。

長岡天満宮の八条が池
  
夏はあじさいで有名な「楊谷寺(柳谷観音)」がおすすめです。京都清水寺の開祖、延鎮(えんちん)が、西暦806年に創立したといわれています。境内には、弘法大師の法力による独鈷水(おこうずい)があり、眼病に効くことで知られています。境内から、「あじさいのみち」が奥の院へと続いています。
楊谷寺
秋は真紅に染まるもみじで有名な「光明寺」がおすすめです。西暦1198年に法然上人の弟子蓮生法師(れんせいほうし)が開基した、西山浄土宗総本山です。緑豊かな西山の麓に広がる境内は、四季折々の豊かな自然に囲まれており、晩秋には参道のもみじの老樹が真紅に染まります。


もみじで真紅に染まる光明寺

 


このように長岡京には、四季を通して楽しむことができる名所や旧跡が数多くあります。京都市内とはひと味違った古の都の散策はいかがでしょうか? 散策の後には、京都の某ビール工場を見学し、よく冷えたビールなどで、のどの乾きを潤してはどうでしょうか。

 

このほか、長岡京以外の周辺の見どころとしては、向日市にある京都府の無形民俗文化財が奉納される「石塔寺」、読売新聞全国遊歩百選に認定されている「竹の径(みち)」。大山崎町にある、千利休が造った茶室の中で唯一残ったといわれる国宝の茶室「待庵(たいあん)」のある「妙喜庵」や「観音寺(聖天堂)」、「宝積寺(宝寺)」などの名所もございます。

 観光についての詳しいご案内は、観光案内所にお問い合わせください。阪急長岡天神駅前(Tel/Fax075-951-4500)、JR長岡京駅前(Tel075-958-4222)の2カ所にございます。毎週水曜日と年末年始以外は、毎日午前9時から午後4時まで、受付しております。

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