一眼レフカメラを使いこなそう


これであなたも名カメラマン!!


1)一眼レフカメラの構造と特徴

 
様々な交換レンズを駆使して様々な撮影に最適なシステムが構築できるのが一眼レフの醍醐味です。その最大の特徴はファインダー方式。実際にフィルムに焼きつける画像がファインダー上で見られるのでそのイメージが事前に確認できるのです。
レンズを通った光線はフィルムの手前のミラーで上方に導かれフィルムと等距離に置かれたフォーカシングスクリーンに像を結びます。それをペンタプリズムを使い正立正像に直し接眼レンズを通して見ているわけです。シャッターを押すとミラーが上昇し、シャッター幕が開いてフィルムに焼きつけ(露光)。シャッター幕が閉じると再びミラーが元の位置に戻るようになっています。そのため撮影レンズとファインダーの光路が異なるコンパクトカメラのようなパララックス(視差)の影響がなく正確なフレーミングが出来ます。

2)レンズの焦点距離で変化する写真


目的に合わせてレンズを使い分けることで、写真から受ける印象は大きく変化します。特にレンズの焦点距離の違いは、被写体の写る範囲(画角)や遠近感、被写界深度などを大きく左右する大切な部分です。
画角はフィルムに写る範囲を角度で表したもので、一般に対角線方向の角度で表示されます。勿論レンズはフィルムの大きさの長方形の画像を結んでいるわけではなく円形の画像を映し出しており、その画像をイメージサークルと呼んでいます。そして実際にはイメージサークルに内接する中心部の画像を撮影します。

35mmカメラの場合、画角(対角線画角)は15mm魚眼レンズで180度、50mmで46度100mmでは24度、200mmでは12度、そして1200mm超望遠では約2度という具合に焦点距離が長くなるにつれて狭くなっていきます。そして画角は焦点距離が2倍になると1/2倍になり、写る面積は1/4になります。
3)焦点距離と画角の変化を使い分ける!

焦点距離の短いレンズほど写る範囲が広く焦点距離が長くなるにつれ次第に写る範囲が狭くなることは理解できたでしょうか?焦点距離が2倍になると写り込まれる範囲は1/4になりますので日頃から使い慣れたレンズの写る範囲を覚えておく事は大事です。
4)被写界深度を考える

被写界深度とは、ピントを合わせた前後のはっきりと写っている範囲のこと。レンズの焦点距離や絞り値、ピントを合わせる位置、撮影距離、メインと背景の距離差など様々な条件によって大きく変化します。一般に絞り込むほど被写界深度は広くなります。また、ピントの合う範囲は、手前が浅く奥に深くなるという特徴があります。
そして被写界深度から外れた部分の「ボケ」は、実はレンズならではの映像効果で、これを有効に使い立体感のある作品作りをすることが大切な事です。
同じ絞り値でも、撮影距離が近いほど浅く、遠いほど深くなり、レンズの焦点距離が短いほど深く、長いほど浅くなります。さらに背景との距離差も被写界深度に大きく関わってきます。たとえばポートレート(人物撮影)を大口径望遠レンズで撮影しても人物とバックの距離差が無ければバックをボカすことはできませんし、深度の深い広角レンズでも近距離でバックのボケを活かして作画することもできます。
5)遠近感(パースペクティブ)を活用する

広角のダイナミックな描写や望遠レンズの重なり効果など、遠近感を有効に使うとインパクトのある写真表現ができます。この遠近感というのは、手前にある被写体と背景がどのくらい離れて見えるかという視覚効果のことで、焦点距離の短いレンズほど強調され、長いレンズほど弱められ圧縮されるように感じられます。つまり人物の撮影距離と人物と背景の比が遠近感を作り出しているわけです。ポートレート(人物撮影)で背景を広く入れて状況が分かるように撮りたい時は広角レンズ、背景を整理してメイン被写体を強調したい時は望遠レンズという具合に撮影意図によってレンズを使い分ける事が大切です。

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