貴方もベストドレッサーに

 世界のベストドレッサーに共通する点は何でしょうか?
3っ釦ジャケット
 ベストドレッサーは皆同じ服装をしている事はありません。

 ベストドレッサーに共通している点は、身に付けている服の一つ一つが、最高の品質で、完璧といえるまでの良い趣味の品々だという事です。

 と同時に、服を他の誰の為ではなく、自分自身のものとして完全に着こなしているのです。

 質の良い服を着るという事は、最高の素材だけを使い、かつクラシックな装いの伝統にのっとったデザインの服を選ぶという事です。

 ワードローブがこれらの服だけで出来ていれば、間違っても趣味の悪い着方をする事はありません。

 19世紀に控えめなエレガントの究極を達成と言われるダンディー、ボー・ブランメルが言っています。

 「もし人が振り返るようなら、その装いは決してエレガントとはいえない。服が新しすぎるか、きつすぎるか、または流行を追いすぎているのだ。」


まず自分自身の体格を客観的に見ることから始めましょう。

背は高いほうですか? 低い方ですか? 

体重は重いほうですか?軽い方ですか?

 これらの点を知る事で、体の欠点をカバーし、長所を強調する装いをする事が可能です。

 以下に述べるのは、装う時に特に注意が必要な人の為のアドバイスです。

太った人

 太った人が装う上での基本的なルールは、体の縦の線を強調する事です。

 派手な色や目立つ模様は避けます。
ヘリンボン柄スーツ
 一つの色を大量に使うと人目を引きつけ、歩く広告塔になってしまいます。

 チョークストライプやヘリンボン柄は縦模様ですから良い選択です。

 チェックも横糸よりも縦糸が目立つ柄が良いでしょう。

 生地もかさばるツイードは避けた方が無難です。

 服のカットは十分に余裕を持たせるようにして下さい。

 小さすぎる服ほど体の太さを強調する物はありません。

 ジャケットの丈は少し長めに、パンツの裾も少しだけ細くします。

 シャツの衿は丸い物を避け、衿の先が顔から離れていくようなのを選びます。

背の低い人

 背の低い人の目指す所は、主要な点において太った人と同じです。

 縦の線を長くする必要があるので、身につける生地や柄も同じです。

 背の低い人のジャケットの肩は角ばらすのがお奨めです。

 肩を角張らせる事により、目線を床から遠くする効果があるからです。

 ジャケットの丈は非常に大事です。

 パンツの裾仕上げにダブルは避けるように言われていますが、その効果はあまりないようです。

背の高い人

 背の高い人の場合は、背の低い人や太った人の正反対です。

ダブルジャケット 背の高い人の場合には横幅があるように見せる為に、縦の線ではなく横の線を強調します。

 この目的に合うのは、綾織や大きめの格子柄で、ツイード等のかさのあるものが良いでしょう。

 服はゆったりと合わせ、ウエストはゆるめに、丈は少し長めにし、肩幅は普通より広めにします。

 ジャケットの形はダブルも良く合います。

 ラベル幅がシングルより一般に広めだからです。

 パンツの裾はダブルがお奨めです。

スーツの着方
龍村美術織物製ネクタイ  洋服を着る時、5つの物を合わせなければなりません。

 スーツのジャケット、シャツ、ネクタイ、チーフ、ソックスです。

 これらの品々を合わせるには、二つの方法があります。

一つは色調のハーモニーによって合わせるやり方、

 もう一つは色調のコントラストによって合わせる方法です。


 後者の方が簡単で、同時に無難ですが、面白みに欠けます。

 たとえば、ネイビーのスーツに薄いブルーのシャツを着て濃いブルーのタイを締め、濃いブルーのソックスをはくと言うのがこの方法です。
チェック&ストライプシャツ
 一方色調のコントラストの方はその組み合わせは限りなくあります。

 同じネイビースーツにブルーのシャツの代わりにクリーム色のシャツ、ワイン系のタイ、ソフトイエローのチーフ、グレイ系のソックスと言った具合です。

 コントラストを使った組み合わせには細部にまで気を配らなくてはなりませし、着る人は洗礼された目が要求されます。

 が、その努力のしがいも又、大きいと言えましょう。

 どちらにしても、模様のない物だけの組み合わせは その効果を台無しにしてしまいます。

 この模様の組み合わせる上で、参考になることは次の事柄です。

1、 お互い似通った模様は避けます。

 たとえば、マイクロチェックのスーツに細かいチェック柄のシャツは合いません。

 ピンストライプのスーツに中幅のストライプよりも、ヘヤーラインのシャツを、つまり、幅の違うストライプを使いたいものです。

2、 細かい、すっきりとした模様は大きく派手な柄を引き立たせるのに使います。

 ストライプのシャツも柄が違っていれば、ストライプのタイとも組み合せても問題ありません。

3、 一つの柄を使いすぎてはいけません。

 例えば、全てチェックとか、全てストライプとかです。

 一つの柄の中でお互いをコントラストさせて使うのは好ましい方法です。

 例えば、グレンチェックのスーツにマイクロチェックのシャツです。

 ただ、この場合には無地系のタイを使い全体のバランスを考えて下さい。

4、 アクセサリーの生地で雰囲気を変えます。

 一般にウール素材のスーツにはシルクのタイ、シルクのチーフと言った具合です。

5、 シャツの役目はスーツの単調さにアクセントをつける事です。

 冬場は明るい色のシャツで濃いウールのスーツにコントラストをつけます。

 夏場は反対に濃い色のシャツを明るい色に組み合せます。

アイロン 糸と釦 ★メンズショップ ヨシカワ★ 店長 吉川精二
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店長 吉川精二
参考文献 : アラン・フラッサ-の正統服装論
   
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