夏こそ快眠
なにかと疲れる夏だから、夜はぐっすり眠りたい。
就寝後の2時間を大切に 眠りのメカニズムを考えるとクーラーの上手な使い方が見えてくる。
睡眠中の人間の生理を簡単にまとめると

1、 睡眠=体温を下げること
2、 寝入りばなには体温を下げるために汗の量が一番多い
3、 深い眠りと浅い眠りが約90分周期で繰返される

これらのことからクーラーの上手な使い方が見えてきます。
寝入りばなに皆さんの体は、一生懸命に体温を下げようとします。だから、この時にクーラーをタイマー状態で使うのはとても合理的です。



でも、1時間のタイマー設定では途中で暑くて目が覚めることが多いものです。これは、90分周期の後半に来る浅い眠りが原因です。

この汗の量が多い最初の90分を乗り切っちゃえば、けっこう朝までぐっすり眠れるものです。
だから、1時間のタイマー設定では目が覚めちゃう人は2時間の設定にしましょう。


でも朝までつけっぱなしはお勧め出来ません。体温が上昇に転じる明け方に冷やされることは、とても体に負担をかけることになります。まあ、体がだるくなるので、その辺はもうお気づきかと思いますが。

防犯上の問題が無い場合は、ぜひ網戸にしてクーラーを使いましょう。私はそうしています。
そうすれば、タイマーが切れた後でも、そこそこ冷えた外気が眠りを助けてくれます。一見電気代がもったいないようですが、長時間クーラーを稼動させるよりはるかに経済的だと思います。
熱帯夜を眠りやすく 寝苦しさの原因を考えて寝具も選びましょう。

蒸し暑い熱帯夜、子供の頃、少しでも涼しく冷たいところを求めて、寝室の中をゴロゴロ「寝返り」というか「寝転がり」した経験をお持ちの方は多いと思います。
さて、あの寝苦しさの原因はどこにあるのでしょうか。気温でしょうか、湿度でしょうか。

その不快さの原因は、背中と敷寝具の間が蒸れることにあります。

背中と敷寝具が接している部分は、湿気の逃げ場所が少なくなります。だから、どうしても蒸れがちです。
この部分が蒸れてくると、無意識にでも寝返りをして背中を外気にさらそうとします。

寝返りが多くなると、どうしても眠りも浅くなりがちで、そのため、暑い季節には冬と同じ睡眠時間を取っているにもかかわらず、なんだか寝足りない、ということになりがちです。

では、どうすればいいのでしょうか?
どうやら敷寝具にこだわることが「夏の快眠」への早道のようです。


その1、
硬めの敷寝具を使用する。
そうすることで、少しでも背中と敷寝具の接触面積を減らせます。隙間の空気が流通しやすくなります。

その2、
化学繊維は避ける。
最近色々な機能をうたった化学繊維が出回っています。能書きがどうであろうと、特に夏は天然繊維に限ります。化繊の肌着を身に着けて気持ち良いという話は、あまり聞いたことがありません。

その3、
化学処理をしていない、ほんとの天然素材のものを使う。
じつは、最近の寝具は、天然素材100%をうたってあっても、繊維自身や生地に化学樹脂によるコーティングが多くなされています。このような物は、天然素材であっても、蒸れて暑く感じるものです。

木綿の「せんべい布団」を押入れから出して使ってみてください。
理想を言えば、麻素材の敷寝具を使うことをお勧めします。日本の夏には、古来より「麻」が似合います。

当店ホームページ『ふとん屋さんのウソ?ホント!』もご覧下さい。

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