ふとん屋さんのウラおもてvol.3
なんとなく、科学的に聞こえる説明をされると信じてしまう人が多いんだよね。
ちょっぴり辛口、健康商品「与太話」編

昨今の健康ブームに乗っかって、健康寝具や健康用品が盛んに販売されています。効果のほどは ともかく、とてつもない高額品も登場しています。

消費者は、なんとなく「科学的」に聞こえる説明をされると、とかく弱いものです。

「科学的与太話?」に騙されないよう、参考にしていただければ幸いです。中にはいいかげんな効果効能をうたって商品を売りつける業者もいるので注意が必要です。

問題のある販売トークを解説しております。その商品の良し悪しを語ったものではありません。

体の中の「水」が販売トークのネタになります。


お布団の場合
1、わたや生地に特殊なセラミックが含まれている。プラチナや他の希土類と言う時も有

2、そこから特殊な遠赤外線が出る。光線や電磁波と言う場合も有

3、それが体の中の水分子に作用して、体にいい水に変わり、体質が改善される。
浄水器の場合
1、電気分解や磁石の力などで、水の分子が小さくなる。なんのこっちゃ?

2、質のいい水を体に取り込むことで体質が改善される。

余談ですが、科学的常識?として、水を電気分解しても水はアルカリ性にはなりません。あくまで水は中性です。

宣伝文句の前後にこういった説明が入ります。
一見、科学的に聞こえるだけにたちが悪い、思わず「ふむふむ」とうなずいてしまいそう。


水というものは単純な水分子の集まりではない。
水分子は何千何万何億と繋がって大きな塊になっている。

特に悪い水ほど大きな塊になっている。
体にいい湧き水などはその塊が小さいものだ。

現代人の体の中の水は塊が大きく、そのせいで細胞も活性化されないし、塊になった水は流れも悪く、血液もどろどろ状態になっている。


この商品を使うと水分子のつながりが切れて、ばらばらになる。


粒の細かい「体にいい水」に変わる。
効能1
粒の細かい水になるので細胞膜も通り抜けやすく、細胞にスムーズに取り込まれるので、新陳代謝が活性化します。

効能2
粒の細かい水はさらさらなので血液もさらさらになります。

なんてすばらしい商品だろう。さっそく使ってみたいものだ。

でもちょっと待った!

何が問題か検証します。


確かに液体の水はその分子がいくつかずつ手をつないだ状態になっていると考えられています。
しかし、この状態を見た人はまだ一人もいません。


まして、大きな集団になっているなどとは検証されていません。

効能1
粒の細かい水になるので細胞膜も通り抜けやすく、細胞にスムーズに取り込まれるので、新陳代謝が活性化します。

むちゃくちゃいいかげん!

水分子の繋がりは、ピコ秒(1兆分の1秒)単位で繋ぎ代えが起こっているそうです。1兆分の1秒と言ってもピンとこないかもしれませんが、1秒間に地球を7周半する光が、わずか0.3mm進む時間です。

百歩譲って、繋がりが切れたとしても次の瞬間にはもう別の分子と手を繋いでいる事になります。

効能2
粒の細かい水はさらさらなので血液もさらさらになります。

まっかな大うそ!

もし、その商品の作用で水の粘り気が変化するとしたら大変なことになります。

それこそ世紀の大発明で、世界中が上へ下への大騒ぎになります。原子力発電所の配管も全面的に設計変更しなければならない事態に・・・

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