ユリカモメはミヤコドリ?

昔々、京都にミヤコドリはいなかった。

平安時代にユリカモメは、京都以外ではミヤコドリと呼ばれていたようです。

ユリカモメはもともと湖沼や河口に多く見られる鳥で、古くは「伊勢物語」の東下り一節の中で、在原業平がモデルとなったと言われる主人公が隅田川で見た鳥の名を「みやこどり」と船頭に知らされ、都に残してきた人を想い出して涙したという歌は有名です。

一方、ミヤコドリの正式名称をもつ鳥は、ユリカモメとは異なりチドリ科で白黒の小さな鳥で、通称「かもがわ千鳥」と呼ばれ昔の書画にも描かれています。





というわけで、ユリカモメとミヤコドリはまったく違う鳥種の鳥なのです。京都とそれ以外の地域でおのおのの呼び方が異なっていることもあって、混同されている方も多いかと思います。
意外に新しいユリカモメの歴史

今では京都の冬の風物詩といわれるユリカモメですが、「伊勢物語」から1100年後の1974年に初めて鴨川に飛来して現在も市民を楽しませてくれます。

飛来数の盛期は12月,1月で、2月になると瀬戸内海へイカナゴを食べに行くため鴨川では数が減少しますが、4月一杯まで見ることが出来ます。京都のユリカモメは琵琶湖をねぐらにして、毎朝7時ごろ京都に通勤して鴨川や宇治川、桂川で食事をとり16時ごろ集合して琵琶湖に帰ります。その集合の形態が鳥柱と呼ばれ、数百羽の群れが蚊柱の様に大空を舞い大文字山より高く上昇して一気に琵琶湖へと降下するため琵琶湖側で待っていると、白い点のような群れが急に大群になって人々を驚かせるそうです。

ロシアのカムチャッカから3000kmを飛んでくるユリカモメですが、毎年京都を忘れずに来て欲しいものと京都市民は望んでいます。
ユリカモメ保護基金
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kamome
kamome@mbox..kyoto-inet.or.jp 

当店ホームページもご覧下さい。

京都市北区
メンズサロン カワムラ 
川村周仁 Shuji Kawamura
Tell 075-491-5918 Fax 075-491-5032