写真の主治医
みなさんはカラープリントを出すときにどのようにカメラ店と接しておられるでしょうか? フィルムを持っていって仕上がり時にお金を払って、すぐに帰っておられるのではないでしょうか?一度、カメラ店で時間をつぶして話をしてから帰ってみませんか?? カメラ店での会話は写真の上達の為の宝庫です。
1. 写真の出来に満足していますか?
 出来上がった写真を見て思った通りの仕上がりでなかった事がありませんか?例えば白い布団の上に寝ている赤ちゃんの顔が黒く写ってしまっていたり、雪山を撮ったつもりが手前の木ははっきり写っているのに山が全然出ていない。
 そんな場合も諦めずに相談してみましょう。写真の濃度はある程度調節が出来ます。プリンターを操作しているオペレーターの感覚によっても濃度は違ってきてしまいます。
 元の写真を持っていってそれに対してどうして欲しいかを伝えてみましょう。きっと満足の行く写真の出来になるでしょう。
 同時プリントの時と焼き増しで濃度が違ってきたり、色合いが違ってくることもあります。同じ様な色合いに持っていきたい場合も元の写真を見本に持っていかれたほうがいいでしょう。


濃度の薄い写真 濃度の濃い写真
2. カメラの調子はいかがですか?
「カメラが動かへん!どないしよ!」と慌ててカメラ店に飛び込まれる方の半分近くは電池切れだけの事が多い状況です。電池の容量のチェックなどもお店へ行ったときにしてもらえばいかがでしょうか?
「旅行先で電池が切れてしまって写せなかった。」何て言う事にならないように!!
又、カメラは動いていても写りに影響する事もあります。
レンズの汚れがあったら折角の写真もぼやけて写ってしまったりします。プリントを見ればレンズの汚れやその他の原因等について店員は解っています。カメラを持参しておられたらちょっとした調整(清掃)ならその場でやってくれるでしょう。 
3. 一歩上の撮影技術
一眼レフを持ったりするとプロが撮るような写真が撮りたくなってくるものです。
そう言った場合もカメラ店で相談してみればいいでしょう。背景をぼかす事で人物を際立たせたい時は絞りを開いて撮りましょう。とか、逆行のときは露出補正をしたり、日中シンクロをしましょう。とか・・・。
簡単な操作で写真の世界が大きく広がります。簡単な事だけれど自分ではわかっていない、聞けば簡単に出来てしまう!そんな知識をもっているのがカメラ店です。
絞り F2.8   背景を見比べてください 絞り F16
4. 「写真の主治医」を持ちましょう。
 皆さんは病気になったとき等にかかりつけの「主治医」さんをお持ちだと思います。病気のときだけでなく色々な身体の相談のときも主治医さんのお世話になっておられると思います。薬を出すときも主治医の先生は「この患者さんは血圧が低いから薬の成分に血圧を下げるものは使わないようにしよう。」とか十分にその一人一人を知って対処してくれます。
カメラ(写真)についても同様の事が言える訳で、「このお客さんは山をよく撮りに行っておられるから山の部分を意識して濃度を決めよう」とか「あの人のカメラは○○だからこういったところを注意して撮ってもらうようにアドバイスしよう」とかという事は長い間のお互いのコミュニケーションから出来るものです。パッと入ったお店では十分に把握してもらえない部分も多いと思います。
 「レンズが汚れているから拭いて頂戴!」とか気楽に頼める付き合いをしていただければと思います。又、お店側からも「写真を見たら、レンズが汚れているみたいだし、拭いておきましょう!」と声をかけてもらえるようになったらお店と良いお付き合いが出来ている証拠でしょう。
 あなたも是非、「写真の主治医」をお持ちください。写真の主治医はきっとあなたの思い出になる写真作りの良きアドバイザーになってくれるでしょう。


弊店ホームページもご覧下さい


京都市中京区丸太町通り千本西入る
青木カメラ店
青木康仁
email:cameraya@ny.airnet.ne.jp
http://www7.airnet.ne.jp/camera/