古本屋とインターネット
(1) 古本屋って?
古本屋には大きく分けて2種類有ります。店主

皆様方が国道沿いなどでよく御覧になるマンガ・文庫・CDなどを主体に販売する大型店と、昔からある、薄暗い店の奥で店主が鼻めがねでジロッとにらみをきかすちょっと入りにくい古本屋。ややこしいですが、前者を「大型店」、後者を「古書店」、一般的な名称として「古本屋」と称して説明します。

「古書店」には「全国古書籍組合連合会」という全国組織があって、全国でおよそ3000軒が加盟しており、各都道府県にはそれぞれ傘下の「古書組合」があります。京都では約110軒の「古書店」が加盟しています。「大型店」は殆どが組合組織には加盟していません。
(2) 古本はどこから仕入れるの?
お客様から直接買い取る場合と、業者のオークション(業界では「市」といいます)で仕入れる場合があります。

皆さんが読み終えられた本、お家の書棚で眠っている本などは売ることが出来るというのをご存知ですか。但し、何でも売れるというわけではありません。たとえば、古い百科事典などはほとんど価値がありません。応接間に百科事典とか文学全集とかを飾っておく家は少なくなりましたから今では需要が本ほとんどありません。

でも、価値のある本もまだまだたくさんあります。もしお家に不要な本がありましたら「古書店」まで御相談ください。思わぬ値段がつくかも。

「古本屋」にはそれぞれ取り扱う分野によって専門の店があります。私の店は文学書をおもに取り扱いますので、経済書などは扱いません。このように専門外の古書がそれぞれの店にたまってくる場合があります。

「古書組合」では定期的に「市」が開かれ、各「古書店」が自分の店では扱わないような本や、余分な在庫を「市」に出品し、入札によって取引されます。この「市」には「古書組合」加盟店以外は参加することは出来ません。「市」はおよそ専門分野別に開催されますから、自店で売れそうな本を仕入れることが出来ます。
(3) 古書の価格ってどうやってきまるの?
経済の大原則ですが、需要と供給のバランスによって価格は上下します。本

「新刊書店」に並んでいるような本は定価より安くなりますし、逆に品切れの本は高くなることも有ります。でも、人気の無い本は高くなりません。

古書はそれぞれが一点限りのもので、本の状態などで価格も一定ではありません。

著名な作家のサイン入りとか、特別な装幀の限定版などは高くなる場合が多いです。
(4) で、古本屋とインターネット
インターネット皆様方の中でもご経験がある方もいらっしゃると思いますが、本というものは読みたくなって探してみるとあんがい見つからない場合が多いものです。その場合にあちらこちらの本屋を探しまわらなくてはなりません。

ということは、インターネットで検索できたらとっても便利というのは明らかです。業界では早くからインターネットの活用を進めてきました。今では、検索エンジンで調べてみると“古書”あるいは“古本”でヒットする件数はかなり有ります。

但し、まだ文字データが殆どで、画像で本の状態等が見られるものは少ないです。でも、こんなことはすぐに実現されることになるでしょうから、古書をお探しになる方には益々便利になることは間違いありません。

大変なのは我々売る側で、データ整備に追われる毎日になりそうです。

当店ホームページもご覧下さい。

有限会社 赤尾照文堂
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