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壺中堂(こちゅうどう)

京都の河原町通りを三条通りからさがってきて3つ目の角にあります。河原町商店街をぶらぶらと歩いてください。東側です。ウインドウでも十分に楽しんでいただけるよう広くウインドウ部分をとっています。閉店時でも出来るだけいろいろな商品を 見ていただけるようにしています。
今年は西側の大きなビルがなくなってしまいました。ウインドウに太陽の光がしっかり入ってきます。その間はウインドウスクリーンを下ろしている時もありますが。店内に入ってゆっくりご覧ください。南側のウインドウには夏のように夕方、太陽の光が入らなくなりました。こんなところにも季節の移り変わりを感じます。
店の創業は明治6年です。先日河原町通りを散策しているおばさんの声が聞こえてきました。「ここは細々とまだやったはるね」。そうです。正にこの130年間、細々と商いをしてきました。京都は他の町に比べて歴史のあるお店がたくさんありますから、その中には埋もれてしまいますが。しかし、同じ場所に130年以上商売をして、ということは、それなりに大変なことなんだとご先祖様に感謝する限りです。この店にかかわってきた多くの方々に見守られているなということをつくづくを感じます。
明治6年という時代はどのような時代かと想像しますが、おそらく今の時代のように古い時代(江戸時代)を引きずっている保守的な人たちと、新しい時代を夢見る革新的な人たちが入り乱れていたのでしょう。そして当然のことながら保守的な一部の人たちは時代に取り残され、つまり没落していき、革新的な人たちが多くの犠牲を払いながら貧しい日本を豊かな国に創り変えようと夢見ていたのでしょう。そういった状況がぼちぼち落ち着きかけた頃が明治6年という頃なのでしょうか。ある意味、激動の今と似た雰囲気をを感じる今日この頃です。


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