
日本の高校に在籍しつつ、当初は1年間の予定で留学した米国。
米国では数少ない女子校『Annie Wright School』を受験しました。
テスト成績はイマイチ。が、面接が最高点で目出度く合格しました
一般に、海外の学校は「入りやすいが出にくい」と云われますが、ここも例に漏れず。
日本流に云うなれば「小・中・高一環教育」を採用している同校においては、一層強力なレベルUP/DOWNが待ち受けていたのです。
入学後、半年で、中学生のクラスに落第しちまいました。
(原因不明。ま、今頃究明したところでしゃ〜おまへんし)
落第先の中学生クラスで、第二次世界大戦における広島・長崎原爆投下の是非を問う討論で、唯一の日本人としてクラス全員相手に大反論。
(大和撫子が一変し大日本帝国軍人に???)
収集のつかない大激論になったが、先生に
「素晴らしい弁論!」
と評価され、成績が上がり、元の高校生のクラスに逆戻りできました。
中途半端にこのまま帰るのがイヤで、結局、日本の高校は退学。卒業までの3年間単身寮生活で留学することにしました。
"JAIL"と呼んでいた驚異の寮生活。
もし日本で同様の処があったなら、脱獄ではなく脱落者が続出しても不思議ではないようなハナシを聞きました。
筆者は
「ひぇ〜〜。○○YACHTみたいでんな!」
と、思わず発声致しました。
まずは、寮生の待遇が「ポイント」で左右されるというまことに分かりやすい方法を採っていること。
成績で、奉仕活動参加で、生活態度で・・・いろんな学生生活における活動を「点数」に置き換え、それを加減算することにより部屋割りが決定されたり、就寝時刻が決められたり・・・
また、寮の規則も大変キビシく、決められた就寝時刻を守らねば即ポイント減算。後々の行動にひびいてくるので、オチオチ起きてられないとか。
規定時間を過ぎて自動販売機の飲料を購入しようものなら即ペナルティ。
やはりあまりの厳しさにリタイアする学生も多く、同校をマトモに卒業した者はそれだけでタダ者でないことが想像できます。

世界中から集まった才女集団
- 武勇伝その壱
- ある夜、就寝時刻を大幅に過ぎた夜半。
喉の渇きを覚えた彼女は、禁断の飲料を購入せんと自動販売機までバレずに到達しました。
がっちゃ〜ん!ごろりん・・・
缶がトレーに押し出された刹那、見回りの教師登場!
Teacher:「かような時刻になにをしているのか?」
Kanako :「・・・・・・ごほっ!げほっ!・・・喉が・・痛みまするゆえ・・何卒お見逃しを。」
T:「お主はコーラなる炭酸飲料で喉の痛みを和らげんとしておるのか?」
K:「あ・・・・」
T:「無駄な芝居は止め、潔くお縄を頂戴致せ!」
っということでペナルティを課されたこともありました。(アタリマエですが全てEnglishにて・・)
- 武勇伝その弐
- 授業中寝ているところを教師に指摘され・・・
K:「これは瞑想にござる。」
(授業中にやるか?)
T:「首が揺れているではないか!さような瞑想法知り申さぬ。」
K:「瞑想とは〜〜〜〜即ち〜〜〜〜仏教の〜〜・・・・」
T:「なれば、お主、教会にて”仏教と瞑想”について解説してみよ。」
で、校舎に隣接するキリスト教会でほとんど即興で演説。結果は大ウケして免罪されました。
(in English too.)
いわゆる
あ〜ゆ〜たらこ〜ゆ〜
性格ですな。
が、凡人にあらずは、キッチリケリをつけられること。
 テニス大会結果を伝える当時の新聞スクラップ
- 武勇伝その参
- 宿題の量がオッソロシく多いのも同校の特徴ではありますが、決められた就寝時刻までには片づくようなモノでは無かったそうな。
必然的に規則に反することになります。
しかし規則違反のペナルティもやはり気になります。
各部屋のドアは下部が数センチ開けられており、部屋の灯りが廊下に漏れるようにされております。
それならば空間を塞ぐべし!
タオルを詰め込みました。残念ながら廊下へはみ出していたのを発見され、あえなく御用。
本をドアにもたれるようにシッカリ並べました。同僚が静かに部屋を訪れ、ドアを開けると本が崩れアタフタ片づける音をたててしまい、今回も御用。
かくなるうえは、ふとんの中に懐中電灯を持ち込んで宿題をしていたら、視力悪化の憂き目に。はじめは1.2あったものが現在のレベルに低下(コンタクト使用〉。
- 武勇伝その四
- 奉仕活動もポイントGETの重要な項目。
エイズの人が最後まで人間らしく暮らせる家を作るペンキ塗りや、ダウンタウンのホームレスに昼食サービスしたりもしました。 その時、「家を出ちゃいけない!」と叫ぶホームレスの女人に抱きつかれました。
なに言うとんねん?
と、思いつつ
「そんなん言われても、もう出てしもてるさかい、ここにいるねんけど・・・」
と日本語で返したら、なぜか安心したらしく、かの女人はおとなしく去りぬ。
 Annie Wright Schoolパンフレットへ掲載さるる之図
学校のパンフレットおよび奨学金制度のパンフレットのモデルに抜擢。
他にもファッションショーのフィナーレを打ちかけ姿で飾ったこともありました。
ここで、美しい10代(by F,カズヲ)後期を飾る記録を・・・・
そして、このコーナーの最後を飾るは・・・
結婚式
のようで、そうではござりませぬ。
卒業式での1シーンです。
栄えある同校の卒業生はこのスタイルになることになっております。
筆者はこれを記録したVTRを確認しました。卒業式にナミダは付き物ではありますが
ナント!
見てしまいました。アレを・・・・・
それはナニか?
ここに質問されても答えられませんので、悪しからず。
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